こんにちは。妊娠・出産に伴い海外に行く機会自体がグッと減り、随分と久しぶりの更新となりますが、海外に行く目処も立ってきたためにわかにブログを書きたくなり、記事投稿を再開します。
初回は私のANAマイルの貯め方について。マイルの貯め方についてはネットでもYouTubeでもたくさんの情報が溢れており、1年間に何十万マイルも貯められている猛者がいらっしゃいますよね。そのため「今更わたしが情報を書くことに意味があるかしら?」とずっと書き渋っていたのですが、「ガチ勢」すぎないからこそ真似しやすい点もあるかなと思い、ようやく筆を取りました。少しでもご参考になれば幸いです。
この記事で学べること
「マイル」と一口に言っても様々な航空会社があるわけですが、本記事でご紹介するのはANAのみ。ANAとJALを比べてANAの方がいい!となったわけではなく、単純にJALは修学旅行等でしか利用したことがなくほぼノータッチなのです。将来うんと時間ができたらJALのステータス修行などもやってみたいなと思ったりもしますが、いつになるやら…
この記事で学べないこと
ANAマイルの貯め方のうち、レートのいい交換ルートについてはご紹介しません。以前は私もいわゆる「ソラチカルート」を利用していましたが、利用時から正直めんどくさいなぁとは感じており、ソラチカルート廃止後はレートのいい交換ルートは新たに開拓していないのです。
また、ソラチカ時代に利用していたポイントサイト利用も性格的に私には合わなかったため、現在ではすべて退会しています。クレジットカード申し込みや口座開設など大きめの案件はある程度やってしまったというのもありますし、その後カード退会をしたり口座を閉じるのが億劫で仕方なく…こういった方は案外多いのではないでしょうか。
ANAマイルを貯める具体的な方法
前置きが長くなりましたが、そんなめんどくさがりな私と、こういうことに関しては私よりさらにめんどくさがりな夫が実際に行っているANAマイルの貯め方をご紹介します。
Marriott Bonvoy アメリカンエキスプレス(プレミアム)カードで貯める
1番大きなマイル収入源はやはり、クレジットカード利用。私も夫もMarriott Bonvoy アメリカンエキスプレスカードをメイン利用しています。他にもクレジットカードは数枚使い分けていますが、2人とも90%以上はMarriott Bonvoy アメリカンエキスプレスカードです。
我が家では3枚のカードを持っており、
- わたし:Marriott Bonvoy アメリカンエキスプレスプレミアムカード(本会員)
- 夫:Marriott Bonvoy アメリカンエキスプレスプレミアムカード(家族カード)とMarriott Bonvoy アメリカンエキスプレスカード(本会員)
という構成です。プレミアムカードは年会費が49,500円とそこそこお高めなので、一人で旅行することがない夫は特に持つ必要がないよね、ということで無料で作れる家族カードをプライベートで利用しています。
プレミアムカードは100円で1.25マイル貯めることができるので、各種クレジットカードの中では最上位のマイル還元率。ただし直接マイルが貯まるわけではなく、AMEXポイント→Mariotto Bonvoyポイント(ここは自動で毎月移行される)→ANAマイル(ここは自分で申請する必要がある)と少し手順を踏みます。詳しいことは以下の記事ですべてご紹介していますので、よろしければ併せてご覧ください。
【旅好き必見】Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの魅力
楽天ポイントから交換する
地味に貯まるのが楽天ポイントからの交換。楽天ポイント2ポイントがANAマイル1マイルに交換できます。1回あたりの交換可能なポイント数は50〜5,000ポイントで、1か月につき上限20,000ポイントまで交換できます。
つまり、1か月で最大10,000ポイントをゲットでき、1年で120,000マイルになるのでそれなりに嬉しいルート。

以前は申請から1週間ほどでANAマイルに交換されていた記憶ですが、最近は2〜3週間ほどかかっている印象です。なお、2024年3月〜6月ごろまで「システムメンテナンス」の名目で交換ができなくなっており、なおかつ復旧の目処も告知されていなかったため、「このルートがなくなるのでは?/改悪するのでは?」という噂が出回っていましたが、2024年7月に無事復活しました。交換レートは特に変わらず、マイル付与期間が伸びた感じです。
注意点としては、交換できるのは楽天ポイントのうち「通常ポイント」のみということ。期間限定ポイントは交換できませんのでお気をつけください。
こちらのページから交換申請することができます(楽天会員ログインが必要です)。

楽天ポイントの貯め方①:楽天SPS
楽天ポイント自体は、楽天市場等の利用や日々の街中でのお買い物などで貯めていますが、それ以外に毎日無料で簡単に貯められる方法があります。
それが「楽天SPS」というアプリを毎日開くこと。毎日開くだけで楽天ポイントがもらえる神アプリです。Web広告やWebチラシのように商品などをおすすめされるのですが、「アプリを開く」以外に求められるアクションがないため、私のようなめんどくさがり屋にはもってこい。


「ジャンル別あなたにおすすめ商品」「おすすめチラシ」「ポイントザクザクもらえるチャンス(上記スクショ)」の3種類は毎日必ず表示されるため、毎日3ポイントは漏れなく獲得できます。さらに毎日11時と18時に時間限定(なくなり次第終了)の広告も表示されるため、時間さえ守れば5ポイントは堅い。


加えて楽天スーパーセールの際などは個別広告が出ることもあり、最大で1日17ポイントゲットしたこともあります。こう考えると、1年間で2,000ポイントほどをゲットできることになるので、ANAマイルに交換すると1,000マイルとなり、なかなかバカにできません。
楽天SPSでもらえるポイントはすべて通常ポイントなので、貯めた全ポイントがANAマイルになります!
楽天ポイントの貯め方②:ANAマイレージモール
オンラインショッピング等を行う際にポイントサイトを経由するように利用できるのが「ANAマイレージモール」。このサイトを経由してショッピングをするだけでANAマイルが貯まります。

私が主に利用するのはやはり楽天ですが、他にも有名どころのオンラインショップがたくさん並んでいるので、利用される際は一度ショップ一覧から調べてみることをおすすめします。
有名どころ&普段使いできそうなショップとしては、以下のようなショップがあります▼
- iTunes Store(100円で1マイル)
- アスクル(200円で1マイル)
- @cosme(100円で1マイル)
- amazon(300円で1マイル)
- Oisix(200円で1マイル)
- オルビス(100円で1マイル)
- FANCL(100円で1マイル)
- Yahoo!ショッピング(300円で1マイル)
- 楽天市場(200円で1マイル)
旅行系だとこんなラインナップ▼
- agoda(200円で1マイル)
- Airbnb(200円で1マイル)
- Klook(100円で1マイル)
- JTB国内旅行(200円で1マイル)
- じゃらん(200円で1マイル)
- Booking.com(200円で1マイル)
- Hotels.com(200円で1マイル)
- Expedia(200円で1マイル)
楽天以外はわたしもついつい忘れがちになるのですが、旅行系は単価も高くマイルが貯まりやすいので忘れないように気をつけたいと思います。

ANAマイルが付与されるまでには3〜4か月かかりますので気長に待ちましょう。
V-ポイント(T-ポイント)から交換する
わたしはVポイント経済圏に入っていないも同然ですが、街のお店などで利用した際に一応Vポイントを貯めており、貯まったVポイントをANAマイルに交換するようにしています。
2Vポイントが1ANAマイルに交換できます。交換サイトはこちら。500ポイントから500ポイント単位で、サイトを見る限り上限は特になさそうです。
わたしの場合、本当にDOUTORを利用する時くらいしか貯まらないのでちまちましたものですが、塵も積もれば…と思いながら貯めています。
Vポイントの貯め方①:SBI証券の投資信託
街のお店で貯める以外に、一応2つの飛び道具があるのでご紹介しておきます。1つ目はSBI証券で投資信託をやると、保有額等に応じて毎月ポイントが入ってきます。

この付与ルールはとても複雑で、毎月付与されるポイント数も変動しているので、このようにしたらお得です!ということはお伝えできないのですが、毎月入ってきてくれてラッキー!くらいに考えています。詳しくはSBI証券の専用ページをご覧ください。
Vポイントの貯め方②:Vヘルスナビ
2つ目は、歩くと「マイル」が貯まるVヘルスナビというアプリ。このマイルはANAマイルとは別で、アプリ内での呼称です。500「マイル」が100Vポイントに交換できます。
500「マイル」貯めるのに半年くらいかかる印象なので、ほとんど貯まらないに等しいのですが、特にアクションを起こさずともアプリを入れておくだけで勝手に「マイル」=Vポイントが貯まってくれるので入れています(バッテーリーも特に食いません)。
ただ、ちょうど先日アプリ内にお知らせが出ており、交換レートと「マイル」の貯まるスピードがさらに悪くなるようなので、これはさすがにもうやらなくていいかなーと思い始めているところではあります。

スーパーフライヤーズカード(SFC)で貯める
Marriott Bonvoy アメリカンエキスプレスカードをメインカードとして利用しているため、こちらのカードはほとんど利用していないのですが、SFCステータス維持のためにスーパーフライヤーズカードを持っています。
通常のカード利用でANAマイルがもらえるのはもちろんのこと、カード更新ごとに2,000マイルが付与されます。
東京モノレールを利用したときに貯める
最後に、案外知られていない方法をご紹介します。それは、浜松町と羽田空港を結ぶ「東京モノレール」利用後にゲットする方法です。乗車1回あたりANAマイル20マイルを獲得できます(1日あたりの上限は80マイル)。
モノレール浜松町駅と羽田空港の各ターミナルそれぞれで、モノレール改札を出た後に専用の端末に交通系ICカードをかざすことで簡単に20マイルがチャリンと入ってきます。

初回のみ、利用するICカードにANAマイレージクラブ番号を紐づける必要がありますが、2回目以降はICカードをかざすだけで完了。モノレール1本あたり数人の方が利用されているかなーというくらいの印象なので、ほぼ並ぶこともなく利用することができます。
詳しい利用方法や注意事項についてはANAの専用ページをご覧ください。
ゆるっとルートでどれくらいのマイルが貯まるのか
カード利用分が大きなウェイトを占めているので、正直いくら使ったかによって得られるマイル数は大きく変わりますが、参考までに24年5月から25年3月の約1年間でどれくらい計算してみました。
結果は、79,000マイル!フライトマイルは含みません。また、アメリカン・エキスプレスカードで貯めたポイントは、すべてをマイルに交換したわけではなくマリオット・ボンヴォイ系列のホテル宿泊にも使ったりしているため、すべてをマイルに振り向けたらもう少しいきました。
世の中には1年間で数十万マイルを貯める方もたくさんいらっしゃるので、それを比べれば足元にも及びませんが、moppyなどのポイントサイトを使わずにゆるっとできる範囲で取り組んだ割には、そこそこ貯まったのではないでしょうか。
1つでもご参考になることがあったなら幸いです。気になることがあれば、ぜひコメントください。また、こんなゆるいやり方もあるよ!というのをご存知な方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ教えていただけると嬉しいです。
Marriott Bonvoy系列のホテルで多大な特典を享受できるのがMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。カード保持のみでMarriott Bonvoyゴールドエリート、年間400万円以上の利用でMarriott Bonvoyプラチナエリートのエリート資格が付与されます。家族カードの発行は1枚目まで無料なので、本カードと家族カードで年間金額を達成することも可能です。貯まったポイントはMarriott Bonvoy系列のホテルで利用できるほか、ANAをはじめとした各種ポイント(マイル)と交換できます。カード更新特典として50,000ポイントまでの世界各国のホテルに1泊できる無料宿泊特典を付与されます。
* ANAマイルと交換する場合、60,000ポイント=25,000マイルとなります。通常利用の場合100円で3ポイント付くため、利用金額の1.25%がマイルとなる計算です。
以下の紹介ページからのご入会で45,000Marriott Bonvoyポイントが付与されます。ご興味がございましたらぜひご利用ください(ポイントの付与条件など詳しくはページ内に記載がありますので、よくご確認の上お申し込みください)。
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