前回の記事「フォー・ポインツ・バイ・シェラトン・ダナン宿泊記① コーナー・スイートへ無料アップグレード！」では、フォーポイントバイシェラトン ダナンの客室についてご紹介させていただきました。後半となる今回は、本ホテルの朝食とスパについて詳しくご紹介していきたいと思います。
Contents
セレクトホテルと思えない豪華朝食
まず朝食ですが、本当にフォーポイント？と思うような、いい意味で期待が大きく裏切られるクオリティのものでした。というのも、フォーポイントはマリオット・ボンヴォイブランドの中でもセレクトホテルに分類されるホテルブランド。以前に泊まったことがある別のフォーポイントでは、コールドミール中心のまあまあな朝食だったので、まさかこんな豪華な朝食になるとは思いもよらず、びっくりしたのでした。
朝食会場
フォーポイントバイシェラトン ダナンの朝食会場は3階の “eatery”です。なんと3階全体が朝食会場となっており、かなりの座席数があります。
それもそのはず、フォーポイントバイシェラトン ダナンは客室が6〜33階まである超巨大ホテルのため、朝食会場もそれに比例した広さとなっています。
窓際ではベトナムの伝統楽器でしょうか、生演奏が行われていました。
そんな中わたしたちが通されたのは、エレベーターを降りてすぐの仕切られたお部屋。マリオット・ボンヴォイの上級会員のみが案内されるお部屋のようです。何度も言いますが、ここはセレクトブランドのフォーポイント。上級ブランドのホテル設備があって驚きです。
アラカルトメニュー
こちらの個室では、通常のビュッフェメニューに加え、アラカルトメニューも好きなだけオーダーすることができます。
- Healthy Toast：ドライトマトとアボカドのトースト、ポーチドエッグ乗せ
- Steamed Rice Cake：（たぶん）蒸しパン、甘酸っぱいソース添え
- Morning Salad：レモンドレッシングのサラダ
- Egg Benedict：エッグベネディクト
- Beef Pho：牛肉のフォー
- Vegetarian Pho：野菜のフォー（シナモン風味のスープ）
- Rice Noodle with Grilled Pork：豚肉のサラダ混ぜ麺
- Vietnamese “Bang Cuon”：バインクオン（ライスペーパーに豚肉やハーブを包んだ伝統料理）
- Waffle：アイス添えのワッフル
また、こちらのお部屋ではミモザも飲み放題！リゾート地のマリオット・ボンヴォイ系列ホテルでは朝食アルコールにちょくちょく遭遇します。わたしはアルコールが苦手ですが、お酒が好きな方にとっては朝から飲めるのはやはりうれしいものなのでしょうか。
わたしたちはこちらのホテルに2泊したので、アラカルトメニューをいろいろ試すことができました。
ビュッフェエリアにもエッグスタンドがありますが、卵料理はこちらでオーダーしたものの方がおいしそうに見えました。
一方でベトナム料理は後でご紹介するビュッフェエリアのものの方がおいしかったです。こちらでオーダーしたフォーはなぜか麺が短くカットされていて、スープも冷めてしまっていました。
ワッフルは無難だったそうです（夫談）。
ビュッフェ
とにかく驚きなのがビュッフェエリア。上級ホテルにも引けを取らない品数の多さ！むしろオーストラリアやニュージーランドのマリオット・ボンヴォイと比べれば上級ホテルを超えた充実度。
いわゆるアメリカンブレックファーストなメニューは少なく、ベトナム料理や中華料理がたくさん並んでいました。
ヌードルスタンドはメニューが日替わりとなっており、1日目にいただいた麺はなんとも言えない感じでしたが、2日目にいただいたフォーはとってもおいしかったです。
通常のフォーよりも牛肉感が強く、スープも珍しく油多めでこってりしている感じ。個人的にベトナム料理はヘルシーすぎると感じていたので、久しぶりにこってりした味で逆によかったです。おかわりしました。
フランス統治の過去が影響しているのか、ベトナムは東南アジアとしてはパンが比較的おいしいなと思います。タイなどはパンだけはどうにもおいしくありませんが、ベトナムではレベルが高いパンも多数。こちらのシナモンパンなどはかなりおいしかったです。
デザートエリアも充実しており、ポップコーンマシンなども置かれていました。
ホットケーキやワッフルの他、ドーナッツやアイスまで用意されているのは凄すぎます！
スパ
さて、お次はスパのご紹介です。普段ホテルスパなど高すぎてほとんど利用したことがありませんが、フォーポイントバイシェラトン ダナンのスパはホテルスパにしては良心的な価格だったため試してみることにしました。
※もちろん街スパの方が安いのですが、タイと比べるとマッサージ技術が低いなと感じており、それならば少し高くてもホテルスパをと思ったというのもあります。
スパメニュー
スパ “Serenity” はホテルの34階に位置しており、フロア全体がスパ施設となっています。エレベーターを降りてすぐの受付でメニューを見せてもらうことができますので、気になる方はぜひ気軽に行ってみてください。
大きく分けてボディーメニュー、フェイスメニュー、フットメニューがあります。ボディーメニューは60分か90分から選ぶことができ、90分の方がかなり割安です。
わたしたちはここのスパが相当気に入ってしまい、2日連続で利用しました。そのメニューが以下です。
1日目）
- アロママッサージ 90分：1,200K VND ーゆっこぷー
- ホットストーン・アロママッサージ 90分：1,300K VND ー夫氏
2日目）
- フェイシャル・マッサージ 60分：900K VND ーゆっこぷー&夫氏
- ボディスクラブ 45分：600VNN ーゆっこぷー
- ヘッドマッサージ&シャンプー30分：450VND ー夫氏
日本語のメニューも用意されていますが、訳はそこそこ微妙です。”tax and service fee included” のところ「税・サービス料が含まれていません」となっていたりとミスもあります。英語表記の方が正しく、表示されている金額から追加になることはありませんので、安心してご利用ください。
プラチナエリート以上は10%割引
地味にありがたいのが、10%引きで利用できたこと。マリオット・ボンヴォイのプラチナ・エリート以上ステータス保持で、すべてのメニューで10%引きになります。
またこれはフォーポイントバイシェラトン ダナンに限った話ではありませんが、マリオット・ボンヴォイのホテルで提携のAMEXカードを利用すると、マリオット・ボンヴォイポイントが6%つくのもかなり大きいです（通常は3%）。
気になる方はこちら→【旅好き必見】MARRIOTT BONVOY アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの魅力
施術室
さてボディやフェイシャルトリートメントを受ける場合、個室に通していただきます（着替えが不要なフットマッサージは奥の大部屋）。
個室内にはカーテンで仕切れる更衣室の他、なんとシャワーやトイレも完備！至れり尽くせりすぎます。
ボディーマッサージを受けた初日は、開始前にハーブが入った足湯（と言っても水は冷たい）がありました。
ボディーとフェイシャル両方受けてみましたが、おすすめは圧倒的にボディーマッサージ。わたしは強めが好きなのですが、たっぷりのオイルでしっかり流してもらえ、本当に極楽でした。
ホットストーン付きのアロママッサージを受けた夫によると、ホットストーンはほとんど背中に置かれているだけで、あまり意味を為していなかった？とのこと。とにかくマッサージが気持ちよかったとのことです。
おすすめの利用法
マッサージが単純に気持ちよかったというのもありますが、2日連続で利用したのには、深夜便の前にシャワーを浴びたかったというのもあります。
ダナンから日本（成田）への直行便は2024年2月現在、ベトナム航空・ANAともに深夜便のみ。スカイチームの会員ですらないわたしたちはシャワーがあるロータスラウンジを使うことはできないため、空港に行く前にシャワーを浴びておきたいなと思っていました。
そのため最終日は17時から105分のトリートメントを受け、シャワーを浴びてスッキリしてから空港に向かいました。個室にドライヤーは付いていませんが、お願いすると快く貸していただけましたので、本当におすすめです。
Marriott Bonvoy系列のホテルで多大な特典を享受できるのがMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。カード保持のみでMarriott Bonvoyゴールドエリート、年間400万円以上の利用でMarriott Bonvoyプラチナエリートのエリート資格が付与されます。家族カードの発行は1枚目まで無料なので、本カードと家族カードで年間金額を達成することも可能です。貯まったポイントはMarriott Bonvoy系列のホテルで利用できるほか、ANAをはじめとした各種ポイント（マイル）と交換できます。カード更新特典として50,000ポイントまでの世界各国のホテルに1泊できる無料宿泊特典を付与されます。
* ANAマイルと交換する場合、60,000ポイント＝25,000マイルとなります。通常利用の場合100円で3ポイント付くため、利用金額の1.25%がマイルとなる計算です。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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