Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードご紹介

【旅好き必見】Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの魅力

この記事では、旅好きのわたし(ゆっこぷー)がメインカードとして利用しているMarriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードについて隅々までご紹介します。海外・国内旅行問わず旅好きの方は必見です。激安旅しか興味がない!という方も、Marriott Bonvoy ポイントから各種航空会社のマイルに交換することもできますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードとは

「Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は、その名の通りアメリカのホテルグループ大手 Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)と、クレジットカードブランドのAMEXが提携したカードです。AMEXのポイントは自動でMarriott Bonvoy ポイントに移行され、Marriott Bonvoy ポイントから様々なポイントに交換したり、マリオット・ボンヴォイ系列のホテル宿泊に利用することができます。

基本スペック

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは通常、100円で3ポイントのAMEXポイントが付与されます。付与されたポイントは毎月13〜14日ごろに、連携したマリオットアカウントに交換されます。交換のタイミングでポイントが減ることはなく、100%のポイントが移行されます。

100円で3ポイントと聞くと「還元率3%!?」とびっくりされるかもしれませんが、実際に使う際に1ポイント=1円となるわけではありません。ポイント宿泊に利用する場合は交換レート100%ですので100円で3ポイントのままですが、航空会社のマイルに交換する場合は60,000ポイント(200万円)が25,000マイルに化けますので、100円で1.25マイル貯められる計算になります。

なお、税金の支払いなど一部の支払いではポイント付与レートが通常よりも低くなりますので注意が必要です(あとで詳しく説明します)。

特典

さて1番気になるのがカード特典かと思いますが、旅行好きな方におすすめしたい理由がここにあります。

①カード更新でマリオット・ボンヴォイ系列ホテル1泊無料

まず1つ目は、カードの更新でマリオット・ボンヴォイ系列のホテル予約に使える無料宿泊特典*が付与されること。マリオット・ボンヴォイ系列のホテルであればどんなホテルにでも泊まれるわけではありませんが、1泊50,000ポイントまでのホテルに無料で泊まることができます。さらにランクが高いホテルに宿泊したい場合は、ご自身でお持ちのマリオットポイントを最大15,000ポイントまで追加して65,000ポイントまでのホテルから選ぶことも可能です。

宿泊に必要なポイントはその国の物価やホテルブランド、そして宿泊日の混雑度、予約したタイミングなどによって大きく異なり、必ずしもグレードの高いホテルのポイントが高いわけではありません。

もちろん、せっかく無料で泊まるのであれば、ポイント内でできるだけよいホテルに泊まりたいもの。わたしが過去に無料宿泊特典で宿泊したホテルを参考までに以下でご紹介します。

実はMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・(プレミアム・)カードは2022年2月に大幅な改訂を行なっており、改定前に宿泊したものも含まれますが、すべて50,000ポイント以下で無料で宿泊したことには変わりません(無料宿泊特典は夫との旅行で使うことにしており、その場合の旅先がほとんどの場合タイのためタイのホテルが多いですが、もちろん世界中で使うことができます)。

なお、2023年12月にはメルボルン(オーストラリア)のリッツ・カールトンに宿泊予定ですが、旅程を立てるときに調べた限りでは年末にも関わらず52,000〜58,000ポイントで宿泊できるようでした。50,000ポイントは超えてしまいますが、ご自身のポイントを追加することでリッツカールトンにも泊まれてしまうということです。

*無料宿泊特典を得るためには年間150万円のカード利用が必要です。

②マリオット・ボンヴォイ ゴールドエリート付与

マリオット・ボンヴォイには利用回数等に応じて付与される「エリート」という概念があります。エリートごとにホテル宿泊時に受けられる特典の内容が変わります。エリートは全部で5段階。下から順にシルバー、ゴールド、プラチナ、チタン、アンバサダーです。

  • アンバサダー:年間100泊 & $23,000利用
  • チタン:年間75泊
  • プラチナ:年間50泊
  • ゴールド:年間25泊
  • シルバー:年間10泊

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードに入会すると、ゴールドエリートが自動で付与されます。正直シルバーとゴールドにはあまり大きな差がありませんが、個人的に1番価値があると思うのは14時までのレイトチェックアウトが可能になること。通常マリオット・ボンヴォイ系列のホテルではチェックアウトは12時に設定されており、シルバーエリートを持っていてもその時間は変わりませんが、ゴールドエリートであれば14時までチェックアウト時間を伸ばすことができます。

その他にも、お部屋のランクを少し上げていただけたり(階数が少し上がるなど)、宿泊時に受け取れるポイント数が少し増えたりするので、ゴールドエリートを持っているだけでもそこそこメリットがあります。

③400万円/年 利用でマリオット・ボンヴォイ プラチナエリート付与

しかし、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードへの入会で1番メリットがあるのが、年間400万円利用でプラチナエリート資格が手に入ること。

というのも、ゴールドエリートとプラチナエリートの間には大きな隔たりがあり、受けられるベネフィットが圧倒的に変わってきます。主な特典は以下の通り。

  • 16時までのレイトチェックアウト
  • 無料朝食(本人含め大人2名、子供2名まで)
  • クラブラウンジへのアクセス
  • お部屋のアップグレード(空きがあればスイートクラスやエグゼクティブフロアへのアップグレードも)

実際に最上階のエグゼクティブフロアのお部屋にアップグレードいただいた体験などはこちらの記事でご紹介しています。

④家族カード1枚無料

特典ではないかもしれませんが、通常24,750円(税込)かかる家族カードの発行が1枚無料となるのも大きなポイント。

あとで詳しく解説しますが、プラチナエリート獲得のために年間400万円使うのはなかなか難しいもの。わたしは夫の家族カードを発行し、2人で400万円を貯めることでプラチナエリートを維持しています。

年会費

さて、旅好きにとってはこれだけでなかなかメリットが大きいMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。年会費は49,500円(45,000円+消費税4,500円)です。

1番最後にご紹介しますが、カードホルダーからの紹介で入会する場合、公式HPから入会するよりも6,000ポイント多くポイントをもらうことができます。決して安くはない年会費なので、紹介リンク経由で少しでもポイントを多くゲットしていただければと思います。

Marriott Bonvoyポイントの使い道

さて、ここからは貯めたポイントの主な使い道をご紹介します。

マリオット・ボンヴォイ系列のホテル宿泊に使う

1つ目は、マリオット・ボンヴォイ系列のホテル宿泊に使う方法。マリオット・ボンヴォイの公式サイトやアプリからホテルを検索する際に、「ポイントを利用する」をONにすると、キャッシュでの価格に加えてポイントも表示されます。

上でも述べた通り必要なポイント数は様々な要因で変動しているため、行き先が決まるとその都市にあるマリオット・ボンヴォイ系列ホテルの価格(ポイント)一覧を作成して、1番お得に泊まれる方法を模索します。

マリオット・ボンヴォイ系列のホテルの価格(ポイント)一覧

中には、キャッシュとポイントを組み合わせたプランが提供されていることもあります。

なおポイントを利用する場合、部屋のタイプやグレードはほとんど選べず(キングベッド1台かクイーンベッド2台かは選べることが多いです)、自動的に1番下のグレードかその1つ上のグレードになります。

しかしここで効いてくるのがゴールドエリートとプラチナエリート資格!お部屋に空きがあれば無料でアップグレードしていただくことができます。ゴールドエリートだった頃はアップグレードされるかどうかは半々くらいの確率でしたが、プラチナエリートになってからはアップグレードされなかったことがなく、少なくとも2ランク以上は上げていただいている印象です。

ポイント宿泊の場合でもプラチナエリートの無料朝食やクラブラウンジアクセスは享受できますし、さらに宿泊ポイントやウェルカムギフトのポイント(グレードが高いホテルでのみ受け取れる)などもついてきます。

しかもマリオット・ボンヴォイ系列のホテルは、公式サイトやアプリから予約した場合、どのホテルも無料で2日前までキャンセルが可能です。

20代の弾丸旅をしていた頃は安いホテルでも問題なかったのですが、30代になって仕事をしながらある程度長期で旅行するようになると、オンラインMTGが問題なくできるWi-Fi環境や、廊下の音が聞こえてこない密閉性、16時まで作業ができる環境などがとても大切になってきました。昔はマリオット・ボンヴォイのホテルと言うと高嶺の花のイメージでしたが、ポイントでこれだけのサービスが受けられるのであれば高くないどころかむしろお得なんじゃない?とまで考えられるほど。ポイント宿泊 本当におすすめです。

航空会社のマイルに交換する

旅好きな方であれば、航空会社のマイルに交換するのも手。ANAやJALを含む世界39の航空会社のマイルに交換でき、交換レートは3:1*。3 Marriott Bonvoy ポイントが1マイルとなります。

さらに、一度に60,000ポイント交換するとボーナスとして5,000マイル**付与されるので、60,000ポイントで25,000マイルゲットできる計算になります。「ボーナス」と付いていますが、扱いとしては普通のマイルと完全に同じなので、有効期限が短いといった心配もありません。

おさらいをすると、60,000 Marriott Bonvoy ポイントは元々60,000AMEXポイントに相当し、60,000AMEXポイントは200万円の利用で貯めることができます(ただし税金の支払いなどで例外あり)。

つまり、25,000マイルを200万円の利用でゲットできるということで、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを利用すると基本的に100円あたり1.25マイルがゲットできることになります。

200万円というと遠い道のりな気もしますが、実際にはマリオット・ボンヴォイ系列ホテルでの宿泊等で数千ポイント付与されるので、60,000 Marriott Bonvoy ポイントはもっと頻繁に溜まっています。

*ただしニュージーランド航空のみ交換レートは200:1。換えさせる気がありませんねw
**ユナイテッド航空のみ、ボーナスマイルは10,000マイルです。

その他の使い方

わたしは上記2つの方法にしかポイントを使ったことがありませんが、ギフトカードや他社のポイントに交換する、マリオットが提供するモノに交換するといったことも可能なようです。メジャーどころでは、たとえば日本では楽天ポイントに交換することもできるようで、たまにプロモーションメールが送られてきます。楽天のポイント交換レートは3:1(3 Marriott Bonvoy ポイントが1楽天ポイントになる)なので、楽天ポイントであれば正直もっといい貯め方がありますよね。

ゆっこぷーのカードの使い方

ここからは、実際に普段わたしがどのようにMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを使っているのかをご紹介します。

わたしは先でも軽く触れた通り、夫の家族カードを発行することで夫と2人で年400万円を利用してプラチナステータスを維持しています。2人であっても生活費だけで400万円利用するのは難しいため、各種税金や社会保険料などの一部をクレジット払いとしています。これは2人ともフリーランスのためできる技ではありますが、会社勤めの方であってもたとえば ふるさと納税はサイトからクレジットカード支払いが可能なため、すべての方が利用することができますし、生命保険なども最近はクレジットカード支払いが可能になってきましたので、口座引き落としにされている方は見直してみるのも手だと思います。

税金の支払い等では還元率が半分になることも

ただしここで注意いただきたいのは、税金などの公共料金の支払いの場合は、ポイントの還元率が低くなる可能性があります。わたしが確認しただけでも、所得税・住民税・国民保険料は還元率が半分、つまり100円で1.5AMEXポイント=1.5 Marriott Bonvoy ポイントでした。

なお、税金をクレジットカードで納付する場合、手数料は納税者負担となりますが、手数料にも同じ率でポイント還元されていました。なぜにw

さらに、Suicaのチャージや寄付ではポイントがまったく還元されません。寄付については、寄付先によってポイント還元が受けられるカードと受けられないカードがあるようなので、気になる方は確認してみるといいかもしれません(わたしはつい最近気がついて、引き落としカードをVISAに変更しました)。

ポイントの譲渡

貯まったMarriott Bonvoy ポイントは、受取人1人あたり年間10万ポイントまで、手数料無料で譲渡することが可能です。わたしの場合、夫が家族カードで使用した分のポイントももちろんわたしの口座へ入ってくるため、定期的に集計して夫の口座へポイントを移しています。

なお、日本語で検索すると窓口へ電話するしかないと出てくるのですが、英語でよければマリオット・ボンヴォイのサイトから簡単に申し込みができます。すでに何度か利用していますが、いつも10〜30分程度で譲渡先のアカウントに反映されます。

ぶっちゃけこのカードどう?

わたしはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードをメインカードとして利用していますが、使いにくさ等を感じたことは一度もありません。むしろVISAやMASTERよりも早くからタッチ決済が導入されていたので、便利でしかありませんでした。

ただし、AMEXは国内ではまず問題なく使えますが、海外では使えないことも多いので、海外に行かれる場合はこれ一枚だと困るかと思います。そもそも海外では、クレジットカードを利用するとブランド問わず通常レートにバカ高い手数料が載せられるので、わたしは海外ではできるだけクレジットを使わないようにしています(代わりに利用しているのはWise(ワイズ)というネット銀行のデビットカード)。そのため個人的には海外でAMEXが使えなくてもあまり問題はありません。

またなんといっても、マリオット・ボンヴォイのプラチナエリートで獲得で格段に旅が快適になりましたし、ANAマイルにも交換できるため、わたしとしては利用をやめる理由がありません。

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードとどちらがいい?

マリオット・ボンヴォイと提携しているAMEXのカードとしてはもう一枚「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」というカードがあります。今回ご紹介した「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」から「プレミアム」がなくなったカードです。

こちらは年会費が23,100円(21,000円+税)で、ポイント還元率は100円あたり2ポイント。カード発行でマリオット・ボンヴォイのシルバーエリートが付与され、カード更新時にも無料宿泊特典*を得られます。

ただし、シルバーエリートは持っていてもほとんど恩恵が受けられないと思った方がいいかと思います。上でもご紹介したように、明らかな恩恵が受けられるのはプラチナエリート以上になってくるので、シルバーエリート目当てでこのカードを申し込むのはおすすめしません。

無料宿泊特典については、35,000ポイントまでのホテルに泊まることができます。日本だといわゆる有名ブランドのホテルは厳しいですが、東南アジアや中欧などであればかなりいいホテルに泊まることができます。またプレミアムカードと同じく、自分が持っているポイントを15,000ポイントまで追加して、最大50,000ポイントのホテルまで選ぶことも可能です。

*無料宿泊特典を得るためには年間150万円のカード利用が必要です。

何に価値を見出すかは人それぞれですが、個人的にはプラチナエリートがゲットできることと、ポイント還元率が高いことから、プレミアムカードの方をおすすめしたいと思います。

紹介入会で公式より6,000ポイント多くもらえる

最後に、入会のご案内をさせてください。Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードもは公式HPから申し込むことができますが、紹介者リンクから申し込むことで公式HPから申し込むよりも多くのポイントを得ることができます。

公式HPから申し込む場合得られるポイントは39,000ポイントですが、以下のリンクから申し込むと達成基準はそのままで45,000ポイントと6,000ポイント多くもらうことができます。

ページを開いた後に、必ず以下のポップアップが表示されているか確認してください。表示されない場合、追加の60,000ポイントが得られない場合がありますので、お気をつけください。

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード紹介専用サイト

このポイントを得るためには、入会後3か月以内に30万円利用する必要があります。

なお、45,000ポイントの内訳は、入会特典30,000ポイント+紹介入会特典6,000ポイント+通常カード利用(30万円時)9,000ポイントとなっています。上でご紹介した通り、利用用途によっては還元率が低かったり、まったくポイントがつかないこともありますので、通常利用分に関しては9,000ポイントに満たない可能性もあります(納税等のイレギュラーな使い方でなければ大抵大丈夫です)。

入会特典等に変更がないかは注視しておりますが、特典・条件は予告なく変更になるため、最新の情報については飛び先のリンクでご確認ください。この記事が旅好きの方のご参考になったなら幸いです。

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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。

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