台北2日目はW台北へ。前日宿泊していたコートヤード台北が市内中心から離れていたため、朝食後すぐにホテルを発ち、市内中心部にあるWへ向かいました。到着時さすがに朝10時だったため荷物を置いてそのまま出かけるつもりでしたが、アーリーチェックインをさせていただけることになり、さらにはスペシャルアップグレードまで…?
アーリーチェックイン&スイートルームへアップグレード
荷物を預けたい場合は10階まで行かずとも1階で受け取ってもらえるようですが、”Check-in?” とも訊かれずドアマンに “10th floor!” と案内され、あれよあれよと10階のレセプションへ。レセプションでは「早すぎると思うんだけど…」と伝えると、「ちょっと見てみるから待って」とのこと。


チェックインを担当してくれたのは若い女性で、パソコンで予約情報を確認しつつ、わたしにいくつか質問をし、その合間に内線で慌ただしく確認をしている模様(電話は中国語なので内容わからず)。
具体的に訊かれたこととしては、「予約ではダブルベッド×2になっているけど、キング1つでもいい?子ども用には別にベッドを提供できるけど」ーじゃあキングでも大丈夫。「明日はレイトチェックアウト必要?」ーフライトが早いから普通の時間で大丈夫、など。
もし事前にアップグレードされる場合、アプリでオンラインチェックイン後から状況を確認できるのですが、今回は特に変わっていませんでしたし、前日のコートヤードでもアップグレードがなかったし、何より無料宿泊+ポイント利用なので絶対にアップグレードはないなと思っていたのですが、この確認はつまり・・・!?
などと思っていると、電話を終えたお姉さんからついに発表!お部屋の表を見せてくれて、95平米のマーベラススイートに “スペシャル アップグレード” していただけるとのことでした (パチパチ

これは本当っに奇跡。1番下の部屋を予約してスイートルームへのアップグレードはこれまでも何度かありましたが、無料宿泊利用でこんなに広いお部屋へのアップグレードは経験がありません。Wへ何度か泊まってきた積立てによるものでしょうか。

しかも、マーベラススイートの上は、現金で泊まると1泊100万円とか200万円するようなわけわからない広さの2階建てスイート(360平米とか)なので、現実的にあり得る最高のアップグレードをしていただいた感じです。

お部屋まで案内してくれた女性もとてもフレンドリーな方で(Wはスタッフが全員若い!)、「ここ行った?」とか「今日の予定は?」などと訊いてくれて、果ては0歳児を連れて行けるおすすめスポットまで教えてくれました。Wのスタッフ本当に好き!

実はバンコクのWでもいい思い出があって、まだプラチナエリートも持っていないような時に、初回宿泊時にすごくよかったので次にバンコクに行った時もまたWに泊まったんです。そうしたら、チェックイン時にお兄さんの裁量で「またWを選んでくれて嬉しいから、朝食は無料で提供するよ」と言ってもらって、その時からWが好きになりました。


バスルームだけで正直自宅のリビングより広い(泣 …すごすぎました。

プラチナエリート特典
アップグレード以外にご提供いただいたプラチナエリート特典をご紹介します。まずは無料朝食。本来なら無料朝食+選べるウェルカムギフトとなりますが、今回は無料宿泊だったため無料朝食は付いてこず、ウェルカムギフトの中から選ぶ形でした。ウェルカムギフトは無料朝食の他に、1,000ポイントかアメニティを選ぶことができます。

10階のレセプション横にあるWOOBARでは、本人と同行者1名が毎日17:00〜19:00限定で対象ドリンクリストから無料で1杯いただくことができます。わたしも一応行ってみたのですが、Wあるあるで夜はロックな音楽が流れており子ども連れでは無理だったので諦めました。

また、お部屋にはすでに無料のお水が置いてありますが、ゴールドエリート以上で冷蔵庫内のエビアンウォーター2本も無料でいただけます。

こちららは特にプラチナエリート特典とは関係ありませんが嬉しかったので紹介しておくと、無料のティーバッグはまさかのTWG。シンガポールの高級ティーサロンブランドです。しかも私がTWGで1番好きなバニラ・バーボンティー(茶葉自体はルイボスティ)もあって狂喜乱舞しました。TWGほんとに高いんですよー。今のレートだと1袋250円!!!

W台北のおもてなし
それ以外にも嬉しいおもてなしが2つ。1つ目は、ロールアウェイベッド(可動式の追加ベッド)を無料で利用してもらえたこと。最近は有料のホテルも多いのですが、チェックイン時にアップグレードの調整をしてもらっているときに、「キングベッド1つだけどいい?子ども用のベッドは別に無料で用意するよ」と言ってもらったのです。本当に太っ腹すぎる。

2つ目は、日中お出かけしているときにお部屋の中に手紙とともに置いてくれていたカヌレ。ウェルカムギフトとしてスイーツをいただくことは多いですが、カヌレは初めて。チョコの方を食べたのですが、とってもおいしかった!

W台北の朝食
W台北の朝食は、期待を裏切らずとっても素晴らしかったです。ベビーカーで行ったので、邪魔にならないよう端の席をリクエスト。着席と同時に飲み物のリクエストを聞かれました(聞いてくれるホテル大好き)。

エッグスタンドは一通りの卵料理を作ってもらえますが、シェフの腕前がまちまち。子ども用に作ってもらったスクランブルエッグはパサパサでした(泣

サラダバーやフルーツも充実しており、特にスイカがものすごく甘いと夫は10切れくらい食べていました。Wは欧米の方の宿泊が多いこともあって、フルーツがとにかくバンバン出ます。


W台北オリジナルだったのは、BBQバンや、ガーリックトーストの中のおいしいところだけをくり抜いたようなパン。台湾の屋台フード葱油餅(ツォンヨゥピン)もありました。

ヌードルスタンドはなんと4種類から選べます。
- 葱油拌麺(麺に葱油を絡めたもの)
- 季節野菜のスープ
- 牛肉麺(アメリカンビーフ)
- 鳳尾仔麺(豚の甘辛ひき肉が乗った麺?)


わたしは外で食べられなかった牛肉麺をいただきました。透き通ったスープがおいしい!


パンも種類が豊富にあり、しかも台湾らしいもの多数。いただいていませんが豚そぼろが乗った「肉鬆麵包」などもありました。

さらに、デザートにはハーゲンダッツも!ホテル朝食で用意されているのを初めて見ました。お部屋に戻る時にはちゃっかりカフェラテのおかわりも作っていただいて、満足すぎる朝食でした。


ルームサービス
17時ごろから滝のような雨が降り出して、遠出ができなくなってしまったので、夕飯はルームサービスを頼みました。

サラダやパスタ、クラブサンドなど洋風なメニューが多いですが、せっかくなので2人とも魯肉飯。屋台魯肉飯と違って、ご飯が隠れるほど具が乗っていて食べ応えがありました。

なお、Wの1階からは隣の統一時代百貨店に行くことができますし、統一時代百貨店の地下を通って隣の Dream Plaza に行くことも可能です。しかし、夕飯時はどこもスーパー混んでいて、子連れで入るのは難しそうでした。。。
とにかくワクワクするホテル
現金で泊まると安くはないW。でも、スタッフの方が本当にフレンドリーだし、朝食は絶対おいしいし、Wでしか体験できないお部屋デザインの面白さもあるしで、マリオット・ボンヴォイの中で1番好きなブランドかもしれない。またすぐに泊まれるよう、仕事を頑張ろう。

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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。23年6月バンコクに新築コンドを購入。一児の母(23年・24年は妊娠・出産に伴い更新少なめ)最新の旅の写真はInstagramで投稿中。