ヨーロッパの一大港湾都市として栄えるロッテルダム。オランダで2番目に大きなこの街は、ユニークな建築でも有名です(オランダは全体的に近代建築がユニークではありますが)。
ロッテルダムを代表するおもしろ建築、それがキュービックハウス。1つ1のキュービックが住宅となっており、今でもすべてのキュービックに人が住んでいます。38あるキュービックのうち1つが見学用に開放されており、今回キュービックの内部を見学させてもらいました。
![ロッテルダムにあるキュービックハウス見学](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/9D1B44F6-2133-487B-8656-DAB4A8A11FC9.jpeg)
最寄駅はRotterdam Blaak駅
キュービックハウスはRotterdam Blaak駅を出てすぐの場所にあります。このBlaak駅はロッテルダムの目玉でもあるマルクトハル(Markthal)に直結している駅で、ロッテルダム繁華街の中心にあります。そのため観光される場合は、このRotterdam Blaak駅を中心に街歩きを検討されるといいと思います。
![ロッテルダムにあるキュービックハウスを遠くから見た写真](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/C872CECB-59AC-4CB1-8A3B-9BD78BFECA03.jpeg)
ロッテルダム中央駅(Rotterdam Centraal)からも歩いて20分くらいですので、初めて来られる方は中央駅から歩いてみてもいいかもしれません。中央駅からトラムを利用される場合はBeursという停留所が最寄りで、停留所から5分ほど歩きます。
![ロッテルダムのマルクトハル外観](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/1C3090E7-C513-4EE6-ACDB-C41075EA327A.jpeg)
![ロッテルダムのマルクトハル内観](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/A14B2216-8783-481E-BBA4-6EFC8F8C1970.jpeg)
入場料3€、予約なし休みなし
キュービックハウスの入場料は大人3€(2023年2月現在)で、特に予約は必要ありません。土日も営業しており現地で入場料を支払います。
![ロッテルダムにあるキュービックハウス見学の入口](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/D95AC300-723C-4848-8D72-E95E217FEB0F.jpeg)
キュービックハウス内部の様子
キュービックハウスは建築家のピート・ブロム氏によって設計され、1984年に竣工しました。38あるキュービックハウスはどれも同じ形で、床面積100㎡、体積は400㎥とのこと。
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの内部(書斎)](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/5F6EBB80-3E09-40AD-B4B2-19DB2C70D04B.jpeg)
ただ実際に入ってみると、当然ながら端の方は高さが低くなっているためデッドスペース感があり、100㎡あるようには感じられません。
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの内部(寝室)](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/AE6EC479-7F4B-476C-A2EE-BB90B495AE98.jpeg)
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの内部(ベッドルーム)](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/663F4AFD-114D-4414-A178-6AD6D450A5C7.jpeg)
一方であらゆる壁に窓があり、日中は上からも下からも光が差し込みます。電気がなくともかなり明るく、写真でも明るすぎてぼやけているくらいです。
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの内部(階段)](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/890E9506-0C01-40D7-940F-AF3649964145.jpeg)
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの内部(踊り場)](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/5FFC22F6-3AAF-4DA9-9E0B-C47406436E80.jpeg)
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの内部(リビング)](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/1B594AFB-3B49-49F0-8890-8FC1D26A4F6A.jpeg)
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの内部(キッチン)](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/015D1399-3819-4B62-A27E-19759BAEA3CC.jpeg)
キュービックハウスは竣工前から大人気の物件で、1984年以来すべてのキュービックが埋まっているそう。値段は50万€からだそうです。
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの内部(棚)](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/1067A725-065A-4F27-BAD3-3D948B7395BC.jpeg)
最上階はもっとも日差しが差し込む作りとなっていて、窓からは他のキューブの屋根を眺めることも。内部が見えないよううまく設計されているものです。
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの内部(最上階)](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/D889551E-EF7A-454A-839B-EC7A226275A5.jpeg)
屋根や窓の定期的な清掃はなく、雨が降るのを待っているそう笑
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの内部(窓からの景色)](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/E326AE1B-66EA-49D5-B5F3-E738B66330AE.jpeg)
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの屋根](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/016FD332-A529-4410-91C6-E530982D74BE.jpeg)
キュービックハウスに宿泊可能?
なお、キュービックハウスの奥の方の一角に”stayokay”という建物があり、ホステルになっています。通常のキュービックハウスのように完全なキューブ型ではありませんが、壁や天井が独特な形をしていて、キュービック気分を楽しむことができると思います。
![ロッテルダムにあるキュービックハウスの共同スペース](https://yuccopooh.com/wp-content/uploads/2023/02/61A8A87F-F275-4A12-89C6-355DF9C929D1.jpeg)
公式HPで見てみたところ金額は全然高くなかったので、ご興味ある方はぜひ。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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