バンコクからチェンマイへ行くにあたり、先日初めてタイライオンエアを利用しました。タイの国内線としてはタイ国際航空も飛んでいますが、1時間ちょっとの旅ということで今回は安さ優先のLCC。日中のいい時間でとなるとライオンエアかタイベトジェットの2択でしたが、タイベトジェットは昨年利用してみて機内の民度があまりにも低かったため、今回はタイライオンエアを利用することにしました。
タイライオンエアとは?
️️インドネシアのライオンエア・グループに属しているタイのLCCです。国際線・国内線ともに就航しており、バンコクのドンムアン空港を拠点としています。
台湾で乗り継ぎとなりますが、成田にも就航しているそうです。
オンラインチェックイン
タイライオンエアではもちろんオンラインチェックインを行うことができます。国内線なのでパスポート情報なども不要で、予約番号と苗字だけで完了できます。予約内容確認→危険物を持っていないかの確認の2ステップだけでチェックイン終了。
てっきり座席を選択できるものだと思っていたのであれ?と思っていると、自動で座席が割り当てられていました。なお毎度のことながら夫とわたしは各自でチケットを取るのですが、ほぼ同じタイミングでチェックインを終えたところ、往路は19Aと19F(同じ列のそれぞれ窓側)、復路は15Cと15D(通路を挟んで隣)となりましたので、チェックイン完了順に前方から自動割り当てなのかな感じました。
早く降機したい人は、オンラインチェックインを早く済ませるのがよさそうですね。
ちなみにオンラインチェックイン完了画面から ”passanger” 欄のバーコードマークを押すと、ウォレットに搭乗券を追加することができます。正直大変わかりにくいですが、わたしの経験上LCCのウォレット追加ボタンはなぜかいつもこんな感じなのでさすがに慣れました。
タイライオンエアの座席(ボーイング737-800)
基本的にザ・LCCの座席という感じですが、座席は革張りでそこそこ座り心地がよかったです。女性のわたしには特に問題ない程度のシートピッチでしたが、身長のある夫はやはり少しきつそうな感じ。当然モニターはありません(フルキャリアの国内線でも短い路線はないことが多いですよね)。
プレミアムクラスの設定はなく全席エコノミーです。
機内サービス
LCCなので無料の飲み物サービスなどは当然ありません。有料のスナックや飲み物は販売されていますが、種類はかなり限られています。スナックもサンドイッチなどのレディ・メイドのものはなく、ナッツやジャンクフード、あとはカップ麺など。
そのほかにタイライオンエアのオリジナルグッズも販売されていましたが(もちろんライオンモチーフ)、誰が買うんだろう…?笑
お腹が空いて購入したプリングルスは70バーツでした。現金でその場でCAさんに支払います。
機内の雰囲気
驚いたことに、機内の雰囲気は相当よかったです。爆音&イヤホンなしで音楽を聴いたりする人もいなければ、狭い中座席を移動する人もいないですし、本当に平穏でした(降機した後に夫から「ゆっこぷーのタイピングの音が1番聞こえていた」と言われたくらい)。
また個人的な好みにはなりますがタイライオンエアは制服がLCCとは思えない感じで、女性用はシンガポール航空の制服のようなくるぶしまであるスカートタイプ。ミニスカートが種類な東南アジアのLCCにおいて、制服から落ち着きを与えているような印象で、大変好印象でした。
定時制への取り組み?
LCCはフルキャリアに比べて一般に定時制が低いと言われますが、バンコクからチェンマイへ向かう便では、搭乗開始がなんと出発の45分前から予定されていました。3×3座席程度の機体サイズの国内線だと、通常20分前、よくて30分前あたりからの開始が一般的ですが、45分前とは…中距離の国際線並みのスケジュールです。
そのおかげで、乗客の搭乗は出発の15分前には完全に完了していたものの、もちろん出発予定時刻になるまで動き出すはずもなく、「やっぱり早く乗せすぎでは」と窓の外をぼーっと眺めていると、出発時刻になって始まった預け入れ荷物の積み込み作業。
数自体は少ないため10分ほどで積み込みが終わりましたが、結局予定より20分ほど遅れての出発。到着まで巻き返すことなく終わりました。あれほど早く乗客を乗せる意味はなんだったんだろう…
まあ荷物の積み込みは航空会社ではなく空港側の管轄なので、定時運行を頑張りたいタイライオンエアに対して、ドンムアン空港側の体制が追いついていない感じなのかなと感じました。心意気だけでもエラい!
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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