漁夫の砦からの帰り、鎖橋や聖イシュトバーン大聖堂からほど近い場所にあるハンガリー料理のレストランRetek Bisztro(レテク・ビストロ)に行きました。ハンガリーは中欧の例に漏れずおいしい郷土料理がたくさんあり、ハンガリー滞在中は昼食も夕食も片っ端からハンガリー料理を試していました。その中でも、味やお店の雰囲気すべてがパーフェクトだったのがこちらのレストラン。ペスト側の繁華街にありアクセスも良好で本当におすすめです。
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かわいい店内
お店に着いて最初に目に入るのがこちらのかわいい店内!椅子・テーブルはもちろんのこと、壁に飾られている装飾などすべてがかわいいです。
奥の壁にはハンガリー絵付けのお皿が一面に飾られています。12時に予約し時間通り着いたのですが、わたしたち以外にお客さんがおらず、しばしの撮影タイム。
ほとんどすべてのテーブルが予約されていましたが、2人がけのテーブルであればどこに座ってもいいよとのことで、このお皿を近くで見るために1番奥の壁際席を選びました。
絶品のハンガリー料理
席に着くと、何も訊かれず英語のメニューを持ってきてくれました。店員さんは全員とても若く、みなさんとっても気さく。メニューは豊富でかなり迷ってしまうほど。
店員さんに量やおすすめなどを訊きながらやっとこさ2つに絞って注文しました。
ハンガリーらしい”お通し”
メニューを注文後すぐに運ばれてきたのは “お通し” のようなもの。薄く切ったパンのようなものの上に、パプリカペーストと玉ねぎが乗っています。
パプリカやパプリカパウダーはハンガリー料理に欠かせないもので、お土産屋さんなどでもたくさん売られています。同時に運ばれてきたパンはこれと言っておいしいわけではないのですが、まあハンガリーのパンは総じてレベルが低めなので期待を裏切られるわけではありません。
絶対におすすめのハンガリースープ「グヤーシュ」
そしていよいよ前菜として注文した「グヤーシュ」が到着!注文時に店員さんが親切にも「かなり量が多いから最初から2つに分けてお持ちしましょうか?」と訊いてくださったので、半人前ずつ別のお皿に入れて持ってきてもらいました。
それでもこの量!たっぷりの野菜とほろほろになるまで煮込まれた牛肉の優しいスープで、本当においしいです。後日ほかのお店でもグヤーシュをいただきましたが、このレストランで食べたグヤーシュが最高でした。しっかり素材の旨みが出ているのに、まったく重たくなくペロリと平らげました。
まったく脂っこくないハンガリー風ミートボール
ミートボールもハンガリー料理には欠かせない逸品です。ヨーロッパでは他にもオランダやスウェーデンなどミートボールを国民食としている国もありますが、ハンガリーのミートボールは段違いでおいしい。正直先の2カ国の食文化は全体的になかなか死んでいるので、そこと比較するのもアレですが、ハンガリーのミートボールはギュッと詰まっているのにお肉が固くなく本当においしいのです。
下に敷かれているのはマッシュポテト。盛り付けがかわいすぎます。内陸のためか全体的に肉料理のラインナップが多いハンガリー。どれを食べても臭みがなくおいしいです。
確実に入るなら予約がおすすめ
路面店なので通りがかりに入ってくる人も何人かいたのですが、この日はランチにもかかわらずあいにく全席予約で満席でした。わたしたちの場合は前日予約で十分間に合ったのですが、人気のお店のようなので予定が決まっている人は早めに予約をした方がよさそうです。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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