先日0歳10ヶ月の子どもを連れて台湾の台北に行きました。子どもは今回が初飛行機&初海外。もともとおとなしい子であることと、日中便を予約したのであまり心配はしていませんでしたが、CAさんのご配慮や座席指定競争に勝利できたこと、予定よりも早く到着したこともあって、想像以上に楽チンなフライトでした。色々ご紹介していきます。
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子連れに優しい羽田空港
羽田空港のANA発着は第2ターミナル。赤ちゃんは顔認証ゲートを利用できないため、プライオリティレーンに案内していただいて荷物をドロップオフしました(通常は、自分で顔認証登録からのセルフドロップオフ)。
荷物を預けたあとは、すぐ右手にある保安検査場に向かいますが、ここでもプライオリティレーンが利用でき、ファーストやビジネス搭乗者のみが利用する検査台に向かいます。保安検査の際にとてもびっくりしたのが、
- 赤ちゃんはベビーカーに乗せたままでOK(空港で借りたものではなく持ち込みのベビーカーでも大丈夫でした)
- 「赤ちゃんの飲み物や離乳食があれば1つのカバンにまとめてください」と言われ、追加検査などもなかった(大人の場合、飲み物持ち込みOKですが、その場で飲んで見せるか専用の装置にかざして検査されますよね)
空港はそこそこ混んでいましたが、おかげでラウンジまで本当にスムーズに辿り着けました。ANAラウンジでも、車椅子やベビーカー用にスペースが広めに取られている優先席があり、子ども連れでも他の人の邪魔にならず利用できます。
初海外を台湾にした理由
ところで、子どもの初海外旅行先として台湾を選んだのには、いくつか理由があります。自分たちがまあまあ行ってみたかったというのはもちろんありますが、それ以外の理由としては、
- 近々子どもを連れてバンコクに行くつもりなので、バンコクまでの7時間フライトの半分くらいの時間を経験しておきたかった
- 今回ばかりは日系の航空会社にこだわって利用したく、近場で就航している都市に行きたかった(これまでの経験として、子ども連れへの配慮については日系航空会社の方がサービスがよいと感じていた)
という感じです。日本から1番近い海外としては、韓国に行くのが早いとは思いますが、今後の長時間フライトに向けた前哨戦としたく、短すぎない区間がいいなと考えて台湾にしました。
オンラインチェックインでエコノミー最前列を死守!
なお、今回は絶対に取りたい席がありました。それがエコノミークラスの最前列。現金購入の場合、事前座席指定の時点で取れるのですが、今回は特典航空券利用だったためか座席が開放されておらず、指定ができませんでした。

搭乗24時間前のオンラインチェックイン開始とともに手続きを始め、座席を確認。無事全席開放されていましたので真ん中の壁前席2席を確保しました。私がオンラインチェックインを終えるまでの5分足らずの間ですでに他に3人の方がオンラインチェックイン開始後に最前列を指定済みでしたので、ギリギリ滑り込みセーフといった感じです。

2歳未満の子ども連れは優先搭乗ができるため、早めに搭乗して荷物を整理したり、子どものための環境を整えることができます。

ボーイング787-8は、12列目と23列目が壁前となっていますが、おすすめは12列目。前方はビジネスクラスのため、水平飛行後はカーテンで仕切られ、前から人が来ることがありません。後方からビジネスクラスのトイレに行く人もいないため、人通りがほとんどなく、子どもが通路に手を出して邪魔になる心配などがないのです。


特別機内食
さて、今回は台北着陸後に向けお腹を空けておきたかったため、久しぶりに特別機内食をオーダー。また、子ども向けには乳児食を注文しました。
低グルテンミール
以前わたしが好んで食べていたグルテンフリーミールはなくなり、いつの間にか低グルテンミールに変更になっていました。CAさんからも、グルテンが入っていないわけではないですが大丈夫ですか?と確認がありました。

事前注文時にメニューを確認したところ、通常の機内食と同じく3ヶ月ごとに変更になる特別機内食もあれば、通年メニューが変わらないものもあるよう。低グルテンミールは後者で、2022年11月以降ずっとこのメニューのようです。
以前からそうでしたが、グルテンが控えられているだけでなく、副菜も含め全体的にカロリーが抑えめなメニュー。8時過ぎにラウンジでご飯を食べたばかりで、機内食は10時半ごろに提供されましたので、今回はグルテンフリーミールでちょうど良かったです。
乳児食
子ども向けには乳児食(ベビーミール)を注文しておきました。年齢に応じて自動で提供されるわけではないので、忘れずに事前注文が必要です。

子どもは離陸前から夫の膝上で寝てしまっていたので、起きてから持ってきていただくことに。夫もテーブルを出せずサービングのタイミングで食べることができなかったのですが、普通食の好きな方を取り置いていただけるとのことで、お言葉に甘えさせていただきました。

メインはお粥と野菜のあんかけのような感じ。味自体はかなりおいしかったようですが、いかんせん10ヶ月の子には野菜が大きすぎました。試しに一回恐る恐るジャガイモを食べさせてみましたが、案の定そのまま飲み込んでむせてしまいました。大きめのジャガイモとニンジンは避けて、それ以外の部分は最後まできれいに食べました。
お粥の粘度的には9〜10ヶ月の子をターゲットにしたものだと思うので、おかずの方ももう少し細かく刻んであるとなおよいなと思いました(いただけるだけありがたいのですが!)。

なお、上の写真にある通り、カトラリーは大人用のものしか入っておらず、到底子どもの口には入らないサイズだったので(ヨーグルトやゼリー用はある)、離乳食用のスプーンは持ち込んでおいた方が安全かと思います。
特典航空券の必要マイル数と実費
今回は、特典航空券で予約しました。レギュラーシーズンで大人往復20,000マイル、乳児は2,000マイルでした(現金の場合は子ども無料なので、マイルがかかるとは思っていなかった!)。
そのほか諸税や燃料サーチャージで大人1人26,850円の支払いでした。海外路線なので燃料サーチャージなどはかかるものの、路線によっては国内線よりも少ないマイル数で行けちゃうのが台湾のいいところ。今回は0歳児連れということもあり、ほとんど観光もしなかったので、また今度行ってみたいと思います。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。23年6月バンコクに新築コンドを購入。一児の母(23年・24年は妊娠・出産に伴い更新少なめ)最新の旅の写真はInstagramで投稿中。