正直なところ、富山市内で観光できる場所はかなり限られているのですが、富山ガラス美術館は「ここ目当てに富山市に行ってもいいかも」と思えるくらい素敵な場所でした。同じ施設内に入っている市民図書館も素晴らしすぎて、富山に住みたい熱がにわかに湧き上がってくるくらい。
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富山ガラス美術館の設計
富山ガラス美術館は「TOYAMAキラリ」という複合施設の中にあり、世界的な建築家の隈研吾氏が設計しました。贅沢すぎる。1階がエントランス、2〜5階が市立図書館、6階が富山ガラス美術館の常設展となっていて、建物内部は木のぬくもりと富山のガラスが融合した近未来的な造りとなっています。
外観は富山のガラスや立山の氷の岩脈をイメージして造られたそうで、遠くからでもかなり目立っていました。
下の写真は6階から撮影。2階まですべての階を見渡すことができる設計で採光抜群です。
富山ガラス美術館へのアクセス
富山ガラス美術館の最寄り駅は市内電車環状線の「
なおわたしたちが宿泊したホテル「剱の湯 御宿 野々」は富山ガラス美術館から徒歩2分の距離にあり、観光するにはかなりおすすめです。
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富山ガラス美術館の展示「グラス・アート・ガーデン」
TOYAMAキラリの6階の常設展「グラス・アート・ガーデン」
美術館で撮った写真をSNS等に載せてはいけない決まりになっているのが残念でならないのですが、どれもめちゃくちゃ素敵です。
わたしが特に好きだったのは、短い廊下の天井に色とりどりの花の形をしたガラスが敷き詰められている「ペルシャン・シーリング」と、ボートにカラフルなボールがひたすらたくさん乗った「トヤマ・フロート・ボート」という作品。トヤマ・フロート・ボートは実際に神通川に展示されていたことがあるんですって。
一部こちらに写真が載ってますのでぜひ見てみてください〜!
入場料(常設展と企画展)
公式HPでは常設展の入場は200円とあるのですが、わたしたちが行った時は100円で入ることができました(ことりっぷ富山にも100円とある。なぜだ…?)
また、不定期で企画展も開催されており、こちらは別途入場料が必要となります。わたしたちが訪れたときは「富山ガラス大賞展」で、常設展の入場料込みで780円だったと思うのですが、またまた公式HPには1,000円の記載。この差は一体なんなんだ…
そして2018年12月8日(土) ~2019年2月24日(日)
富山ガラス美術館のミュージアムショップ
ミュージアムショップではかなり実用的なお土産が取り揃えられています。富山の作家さんの手によりガラス工芸品はもちろんのこと、ちょっと変わった文具や富山のヒノキのアロマなど、富山オリジナルなものがたくさん並んでいます。
ガラス工芸品は数百円のものから5万円以上するものまでピンキリ。色味の美しいものが多く、わたしも気になった小皿があったのですが、5センチ四方の小皿が一枚8,000円弱して断念・・・
その代わり、自分でガラスの種類を選べるイヤリングキットを購入しました。
ガラスは10種類以上色がある中から片方5つずつ選ぶことができ、購入後はその場で工具を借りて3分程度で作ることができます。
ガラスなので重たいかと思いきやそんなことは全くなく、かつ落ちないのにずっとつけていても耳も痛くならないなかなか優れた子でした。お値段2,500円。もちろんピアスもありましたよ!
ミュージアムショップは2階にあり、ガラス美術館への入場料を払わずに入ることができるので、ぜひここだけでも行ってみてください!
キラリ内のカフェ
TOYAMAキラリの2階には、「FUMUROYA CAFE」というカフェ兼レストランが入っていて、石川県の加賀麩を使ったお料理をいただくことができます。
わたしたちはホテルで豪華朝食をたっぷりいただいた直後だったのでカフェを利用することはできませんでしたが、15時過ぎに再度訪れた際はとってもにぎわっていました。
TOYAMAキラリの図書館
富山ガラス美術館と同じくらい素敵すぎると思ったのが、こちらの市民図書館。
2階から5階までが図書館になっていて、本の閲覧や貸出だけでなく、パソコン専用机や自習室、キッズルームに打ち合わせ優先席などが完備されていて、フリーランス天国か!と思わず叫んでおりました。通常の図書館って、PC作業が禁止されていていたり、閲覧だけで勉強さえNGというところも多いと思うのですが、ここの自習室は塾並みに席数が確保されていて、日曜日にも関わらず制服姿の生徒で満員状態でした
パソコン席はカウンターのようになっています。こちらは10席ほどしかないのですが、全席電源完備でかつ混んでもなかったので、夜の飛行機の時間まで伸び伸びと利用させていただきました。
さらに、これはちゃんと訊いたわけではないのですが、本の貸出と返却にスタッフが割かれていないようでした。わたしが知っている図書館はすべて、借りたい本があったらカウンターに持って行き司書の方が手続きをする必要があるのですが、富山市立図書館では借りる人が自分で機械にバーコードを読み取らせて借りていっているように見えました。返す時もカウンターに出すのではなく、TSUTAYAにあるような返却ボックスに投函して終了のようで、実は富山って日本の中でものすごく進んだ街なのでは?という気がしました。
さらに休憩スペースには下のようなガラス工芸品が飾られていたりして、心に余裕を思い出させてくれる気がしたり。
富山ガラス美術館の周辺
わたしは、たった1泊2日の滞在で「富山市は実はめちゃくちゃスイーツ王国なのでは?」という考えを持つにいたったのですが、それを裏付けるようにこの富山ガラス美術館の周辺にはあの「コムクレープ」の本店があるのです。
コムクレープといえば原宿や自由が丘で大行列必死の、クレームブリュレクレープの専門店であります。それが徒歩5分ほどの場所にあり、かつ素晴らしいことにおやつ時でも5分ほどしか待たなくてよいという特権つき。
大行列に恐れをなしてまだ食べられていない方は、ぜひこの機会に富山でコムクレープを試してはいかがでしょう?
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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