今回の旅の最後の宿ウェスティン・ワルシャワ(The Westin Warsaw)。1ヶ月を切ったタイミングでの予約でしたが、マリオット・ボンヴォイポイントと現金でかなりお得に泊まることができました。3月初旬のポーランドはまだ冬と言っていいほどに寒く(日中5度行くか行かないかくらい)、またポーランド自体の物価が安いためか、ポーランドで泊まった他2つのホテルもリーズナブルでした。観光のハイシーズンじゃないためか、エリート特典で今回も最上階のお部屋にアップグレードいただき、クラブラウンジや無料朝食を利用することもできました。
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ウェスティン・ワルシャワの立地
ウェスティン・ワルシャワは、ワルシャワ中央駅(Warszawa Centralna)から北に徒歩10〜12分ほどの場所にあります。ワルシャワ中央駅前からトラムに乗ることも可能ですが、待ち時間なども含めるとトントンそう。

この辺りは小規模ながらビジネス街となっており、EYやデロイトのビルなどがありました。共産主義時代の名残を感じさせる建物が多い中、ここだけ近代都市感があります。

今回提供いただいたエリート特典
ホテルにチェックインしたのは16時過ぎ。マリオット・ボンヴォイアプリで事前にオンラインチェックインを済ませていました。アップグレードいただける場合は “Your room is ready” の通知とともに”Your room has been upgraded” のメッセージも飛んできます。今回はどちらの通知も来ていたので、ワクワクしならチェックインに向かいました。
チェックイン時にオファーいただいた特典は以下の通りです。
- お部屋のアップグレード(最上階20階のエグゼクティブフロアへ)
- 無料朝食
- クラブラウンジ利用
- ウェルカムギフト(1,000ポイント/アメニティ/朝食のいずれか。もちろんポイントを選択)

シェラトン・ワルシャワでも思いましたが、上にまだチタンエリートとアンバサダーエリートがあるなか、プラチナエリートでこんなに特典が受けられるなんてお得すぎます。特に最上階のお部屋をご提供いただいたのにはびっくり。20階にはお部屋が20部屋ほどしかなく、またクラブフロアという意味では19階もあるため本当に感謝でいっぱいです。

ウェスティン・ワルシャワの客室
さて、それではお部屋の紹介をしたいと思います。



キングベッドに大型テレビ、デスクにソファが配置されています。バスタブとは別にシャワーブースがあり、バスローブも用意されていました。もちろん金庫や冷蔵庫、給湯器もあります。





アメニティ
バスアメニティとしてはボディ・ローション、マウスウォッシュ、シャワーキャップなど。シャワーブースにウェスティン共通のWHITE TEAのシャンプー、コンディショナー、シャワージェルが付いていましたが、それとは別にOLIVAのシャンプーとシャワージェルも用意されていました(貧乏性なのでこれらは持ち帰る派)。



そしてわたしがウェスティン宿泊時に楽しみにしているのが、ラベンダーのロールオンアロマオイル。どこのウェスティンでも枕元にご用意いただいています。ウェスティンのラベンダーオイルは、他の香りが混じっていない純粋なラベンダーオイルで、またロールオンの回りもいいためとっても気に入っています。なくなった時用に買いたいくらい。

ウェルカムギフト
お部屋にご用意いただくウェルカムギフトには毎回驚かされますが、今回は特にすごかったです。生のいちごにトリュフチョコレート、チョコがけのマカロン。ダメ押しにベッドの上にまた別のチョコをご用意いただいていました。凄すぎる。



ウェスティン・ワルシャワの施設
ウェスティン・ワルシャワは、0階にダイニング(朝食会場)とバー、1階と2階がコンベンションセンター、3階がフィットネスフロアとなっています。3階までは宿泊客以外も利用できるようでルームキーなしで入ることができます。19階にあるクラブラウンジはもちろんルームキーで開場が必要です。
クラブラウンジ(19階)
クラブラウンジの営業時間は忘れてしまいましたが、24時間営業ではなかったはず。時間帯によって、朝食・軽食・夕食をいただくことができます。

内部はこんな感じ。ホテルの規模からすると座席数は多めな気がします。



受付の方はいらっしゃいませんが、スタッフの方は常時1~2人ほどいらっしゃいます。飲み物は自分で淹れることもできますし、お願いして持ってきていただくことも。

クラブラウンジの夕食
先に申し上げておくと、ラウンジのお食事の中で夕食がダントツで1番微妙でした。2泊してラウンジで夕食をいただいたのは1回だけですので、結論を急ぎすぎているかもしれませんが、全体的にうーんな味。わたしが利用させていただいた時はアジアンナイト?のようで、アジア各国のお料理が並んでいました。


ただ本場の味を知っている身からすると、「どれも全然ちゃう…」と思ってしまう味付け。特にパッタイがひどく、見た目からして麺というよりはもはやパッタイの色をした野菜炒め?のような感じ。前日の夜近くのレストランで食べた料理が最高においしかったこともあり、本当に残念でした。
クラブラウンジの朝食
メインダイニングの朝食には及びませんが、ゆっくり朝食を召し上がりたい方はクラブラウンジの利用がおすすめ。フルーツ、サラダ、ホットミール、コールドミールにパンなど、一通りのお食事が用意されています。


特にパンは朝食会場には並んでいなかったものもあり、朝食を食べたばかりなのにテンションが上がってしまいました笑



毎日11時ごろから片付け始め、11時半には何も並んでいない状態。そして12時ごろから軽食が並び始めるスケジュールのようです。
クラブラウンジの軽食
朝食が終わると軽食に切り替わります。サラダなど朝食と被るものもありますが、菓子パンうやデザートなど軽く食べられるものを多く用意されていました。




スープは日替わりのようで、朝食でお腹いっぱいでマッシュルームのスープを逃した自分を大変後悔しています。翌日もあるものだと思って意気揚々と言ってみたら、その日はグリーンピースのスープでした・・・

フィットネス設備(3階)
3階はフィットネスフロアとなっており、カードキーなくエレベーターで上がることができます。エレベーターを降りた目の前が受付のようになっていますが、特に部屋番号を告げたりする必要なく好きに出入りできます(人がいないことも多い)。

ジム
左手に行くとあるのがジムエリア。奥のカーディオトレーニングスペースと、手前のウェイトトレーニングエリアに分かれています。



サウナ
今回ほんっとうに感動したのがサウナ!なんと本格的なドライサウナがありました。今回は仕事をしながらの旅だったのでホテル時間が長く、企画に行き詰まるとサウナに行っていい考えが降りてくるのをぼーっと待ったりしていました。
ジムエリアを右手に見ながら左に進むと更衣室があり、その更に奥にサウナがあります。わたしが行ったときの営業時間は7時〜22時でした。

設定温度は94~95℃とかなり暑めで、しっかり汗をかくことができます。ただし事前に知っておいた方がいいのは「男女共用のサウナ」であるということ。男子更衣室と女子更衣室それぞれからアクセスでき、実際扉にも “Unisex Sauna” の記載がありました。
男女共用サウナは利用したことがなかったので最初はドキドキだったのですが、4回利用して4回とも貸切でした。しかも前のいつも入った瞬間は乾燥しすぎるほど乾燥しており、自分で石に結構大量の水をかけないといけないほど。前に使われてから結構時間が経っているのでは?と感じたので、サウナ利用者は案外多くないのかもしれません。


ちなみにサウナを出て更衣室側にシャワーがあるので、運動やサウナで汗をかいても大丈夫。シャンプー、コンディショナー、シャワージェルがあるほか、更衣室の手前ではタオル、ボトル入りの水、スリッパが用意されているので、完全手ぶらで行っても大丈夫です。
ちなみにホテルで提供されているペットボトル入りのお水はかなり硬水で、あまりおいしくいただけなかったのですが、3階にあるウォーターサーバーのお水は軟水だったのでとてもおいしかったです。空になったペットボトルを持って何回か補充に行きました。
バー(0階)
朝食会場の横にちょこっとだけバースペースがあります。リゾートホテルと違って冬のワルシャワでパーっっと飲む人もいるわけがなく、いつ見ても静かでしたが…

ウェスティン・ワルシャワの朝食
最後に朝食をご紹介して、ウェスティン・ワルシャワの記事を締めたいと思います。

朝食会場は0階。おすすめの席は奥の窓側の席です。座席数が少ないので静かで、窓の外には路面電車を見ることができます。
先にも書いた通り、今回はマリオット・ボンヴォイのエリート特典で2泊とも無料で利用させていただくことができました。


ホテル朝食として一般的なものはすべてご準備いただいている印象で、それに加えてポーランドならではの薄焼きクレープやジャガイモのガレットなどもありました。






驚いたのは、隅の方にビーガンエリアが設けられていたこと(初めて見ました)。フムスやマッシュルームの炒め物といったビーガン料理のほかに、なんとビーガンのスイーツも!写真にあるチョコレートブラウニーは、言われてもビーガンとわからないくらいにおいしかったです。


1回目の朝食がこちら↓

シェラトン・グランド・ワルシャワでも同じことを思ったのですが、なんというかポーランドの「オムレツ」はわたしたちが馴染みのあるオムレツとはまったく別物な気がします笑 これは「スーパーフード・オムレツ」のような名前のもので、白身のみの卵にブロッコリーやネギ、カマンベールチーズがそのまま載っている食べ物。
ポーランドはフルールの生産が有名なようで、ジャムやコンポートの品揃えが豊富なのはとてもよかったです。ごろっとしたいちごのコンポートをヨーグルトに入れるのがおすすめ。
2日目は1日目の反省を生かし、卵料理は普通に目玉焼きに。「サニーサイドアップ」は黄身までしっかり焼きが多い中、ここの目玉焼きは日本のように黄身が半熟でした。


またポーランド滞在最終日ということで満を持して炭水化物祭りを開催し、クレープにホットケーキ、ジャガイモのガレットと最後にポーランドらしさを堪能しました。いやー本当に素敵な体験をさせていただきました!
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅をしている。中でもヨーロッパが好き。語学マニアで、旅行投稿にまじってたまに語学系の投稿も。仕事は英語と日本語が半々。仏検2級。スペイン語の他に、最近は「オスマン帝国」にハマってトルコ語も。
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