羽田空港でスーツケースの鍵が開かない!近隣の鍵屋さんに急行してもらった件

この度、人生で初めて「スーツケースの鍵を家に忘れてくる」という事件を起こしてしまいました。2泊5日の弾丸プラハ旅行への出発前、カタール航空の預け入れ荷物締め切り1時間前に鍵忘れに羽田空港国際線ターミナルで気がつきました。

今まさに羽田空港でスーツケースの鍵が開かない問題に遭遇されている方は、こちらから結論をどうぞ(すぐに駆けつけてくれる業者さんを紹介しています)。

逆に今、この記事の向こうで「そんな初歩的なことを」と笑ってらっしゃる方は、今後の備えのために順を追って読んでいただければと思います(この事件以降、ダイアルロックのスーツケースしか買わないことにしました)。

なぜスーツケースの鍵を忘れたか

一言で言えば単なるわたしのポカで、完全にスーツケースの鍵の存在を失念していただけのことなのですが、ちょっとだけ言い訳をさせてください。

忘れたのは、スーツケースを事前に羽田空港に送っていたからなんです。

今回は会社から空港に直行するスケジュールだったので、朝のラッシュ時に大きなスーツケースを持っていけるわけもなく、会社直行のときはいつも事前に空港にスーツケースを送ることにしているのです。VISAプラチナカードを持っていると500円で送ることができるのです。たまにキャンペーンもやってて、そのときだと100円で送れます。

スーツケースにしっかり鍵をかけて送り出したまではよかったものの、はい、その後完璧に鍵の存在を頭から追い出してしまいました…

なので鍵がないことに気がついたのは、羽田空港国際ターミナルのJAL ABCカウンターでスーツケースを受け取ってから。うん、自分いろいろありえない。でもほんとにスーツケースを預けてから羽田空港に来るまで、1ミリもスーツケースの鍵のことを思い出さなかったんですよね…

羽田空港に来てくれる鍵屋さんを見つけるまで

ただいまの時刻、21:45。フライトが23:50なので、22:50までにはスーツケースを預ける必要があります。

JAL ABCカウンターの人に訊いてみる

まずはダメ元でJAL ABCカウンターの方に、羽田空港内にスーツケースの鍵を開けてくれるようなところがないかを訊いてみる。が、もちろんそんな素敵なところなんてない。

「スーツケース 鍵 開け方」でGoogle検索

こうなったらあとはひたすら検索するのみ!まずは「スーツケース 鍵 開け方」でGoogle先生に訊いてみる。

するとリスティング広告で鍵屋さんの広告が3つ〜4つ出てくるので、上から順に電話をかけてみる。なんてったって売り文句が「最短5分〜/24時間対応」ですから。

ですが、騙されてはいけません。この人たち、羽田空港には不向きです。最初にかけた会社には1時間かかると言われ、次の会社は23:30〜24:00ごろ到着になると言われる。

次にSEO上位の記事を読むとタイプ別のスーツケースの開け方をまとめた記事とか、Yahoo!知恵袋の質問が見つかったので、鍵を壊す方法がないかを必死に模索する。ここでファスナー系のスーツケースであれば、ボールペンを差し込めば開けることができることを学んだのですが、わたしのスーツケースはこれでは開きそうにない。

気になるものがあったら躊躇なく鍵を壊してくださると有名なアメリカの空港がこの時ほど恋しかったことはありません。

「羽田空港 スーツケース 鍵」でGoogle検索

リスティング広告で出てくる「最短5分〜/24時間対応」が全く当てにならないことがわかったので、クエリをもう少し具体的な文言に変更。

「羽田空港 スーツケース 鍵」クエリでもやはりリスティング広告が3〜4つ出てくるのですが、その1つに「大田区の鍵屋」という情報が!これしかないと思って電話をかけると、またもや1時間と言われる

リスティングのあてにならさが半端ないことがわかったのでもう全無視し、SEO上位のページのタイトルを確認していくと、ありました!「羽田空港まで20〜30分で到着」。これで無理なら鍵がかかった状態でプラハに持って行こうと決意し、最後の電話をかけます。

すると「道路状況によりますが、今から20〜30分で着けます」、とのこと!キタコレ!

羽田空港のスーツケースの鍵問題に迅速に駆けつけてくれる「スターキーロック」

その結果、今回お世話になったのが「スターキーロック」さん。電話口で状況を訊かれ、「締め切りまであと50分なんです」と言うとかなり苦笑の模様。「(空港に到着してから)20分だと厳しいかもしれませんが、できるだけやってみます」ということで羽田空港国際線ターミナルの出国ロビーまですぐさま来てくれることに。

羽田空港国際線ターミナルまで20分で到着

道路状況によって遅れるかもと言われていましたが、20分で到着いただきました。しかも国際線ターミナルに着いたときにかけてもらった電話ではかなり息を切らしていて、全力で駆けつけて来ていただいたのがよくわかります。

そしていざ開場作業を始めるスターキーロックさん。「ディンプルキー…スーツケースで開けるの久しぶりです。安全性は高いですけどね、時間かかりそうだな…」と若干不安を煽ることを口にしつつ黙々と作業。

そしてこのタイミングで始めて価格を教えてもらいました。出張代と鍵開け代で税込み21,600円なり。現金のみなのでいそいそとATMに急ぎました。

すぐにお金を降ろして戻ると、チラチラとこちらを見ている友達とスターキーロックさん。え、何かヤバいことが…と急ぎ足になって駆けつけると、なんと開いておりました。あまりにもあさっりだったので、友達も開ける瞬間を見ていないとのこと。

さっきのディンプルキー難しい宣言は何のフラグですか…と心の中で盛大に突っ込みつつ、ひとまずスーツケースが開いたことに一安心。そして湧き上がる感謝と尊敬。スターキーロックさん、すごい!Bag Dropの預け入れ締め切りまで15分を残して任務完了いただきました。羽田空港までわざわざ来ていただき感謝しかない。

ちなみにスーツケース解錠の依頼はぼちぼちあるらしく、羽田空港には月に5回ほど来ているそうです。

スーツケースの鍵は忘れたり無くしたりしないに越したことはありませんが、もし羽田空港でスーツケースが開かない事態に陥った場合は冷静にスターキーロックさんに電話をかけてみてください!

鍵開けのその後

空港に駆けつけてもらい超特急で開けていただいたものの、なんとこの時わたしたちが乗る幅が大幅に遅延しており、知らないうちにカウンタークローズが伸びていました。なんじゃい。波乱ばかりの旅でしたが、今ではいい思い出。

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