ワルシャワからポーランド鉄道PKPで2時間半。古都クラクフにやってきました。歴史あふれるクラクフの街並みはとても美しく、ワルシャワよりずっと好き。古い街ですのでマリオットボンヴォイ系列のホテルはさすがにないかな?と思っていたのですが、ダメ元で調べたところ1件だけありました。それがGaramond, a Tribute Portfolio Hotel。今回はこのGaramondホテルに2泊滞在しました。最後にご紹介する朝食がユニークで素敵でしたので、ぜひ最後までお楽しみください。
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Garamondホテルとマリオット・ボンヴォイの関係
Tribute Portfolioには一度も宿泊したことがなく、またホテルの名前が特徴的なので調べてみると、Tribute Portfolio自体が独立したホテルがより集まったグループなのだそう。”a Tribute Portfolio Hotel” とついている意味がわかりました。つまり、GaramondホテルがTribute Portfolioグループのホテルであり、Tribute Portfoliioグループがさらにマリオット・ボンヴォイ系列に参画しているという二重構造なのですね。
Tribute Portfolioはマリオット・ボンヴォイの中では「プレミアム」ホテルに位置付けられています。「プレミアム」ランクのホテルは他にマリオット、シェラトン、ウェスティン、ルネッサンスなどがありますが、同じプレミアムランクでもTribute Portfolioは少しレベルが下がります。そのため受けられるエリート特典はそういったホテルと比べると少し見劣りがしますが、もちろんその分お値段もお手頃です。
Garamond, a Tribute Portfolio Hotelの立地
立地に関しては本当にパーフェクト!クラクフ中央駅(Kraków Główny)から歩いて10分ほどの位置、旧市街の入口付近にあります。クラクフ観光≒クラクフの旧市街観光ですので、荷物を持っての移動を最小限に抑えることができます。いかに小さな街と言えど、ヴァヴェル城など駅から離れたホテルに宿泊する場合はトラムの利用が必要になります。
クラクフ中央駅からGaramondホテルに行く場合は駅直結のショッピングモール「Galeria Krakowska」を抜けて(結構距離があります)、その先にある地下道を通るのが1番楽です。地下道を抜けると旧市街内の公園に出るので、そこからは徒歩4分ほど。
この道は石畳じゃないため荷物を引っ張りやすいですし、何より信号やトラムの線路を渡る必要がないため早いのです。Garamondホテルの外観はホテルというよりアパートのようなので通り過ぎてしまうかもしれませんが、ステンドグラスが嵌め込まれたドアがホテルのエントランスです。
マリオット・ボンヴォイのエリート特典
チェックイン時にマリオット・ボンヴォイのウェルカムギフトをいただくことができました。以下の3つから選びます。
- 500ポイント/宿泊
- アメニティ
- 朝食無料/宿泊
上級ホテルの場合、朝食が無料になった上でボーナスポイントをいただけることが多いですが、Garamondではどれか一択のみだったので朝食を選択しました。朝食無料を選択した場合、何泊であれ毎朝無料で朝食をいただくことができます。
なおGaramondホテルには見たところ部屋に差がなさそうで、お部屋のアップグレードは特にありませんでした。クラブラウンジもありません。
Garamond, a Tribute Portfolio Hotelの客室
宿泊した4階の客室がこちら。今回は1人での宿泊だったので特に問題ありませんでしたが、2人だと少し手狭に感じるかもしれません。
避難経路に4階の全客室の間取りが貼られていたのですが、4階10部屋のうちキングベッドがあるのはこの部屋だけで、このお部屋が1番小さく見えました。そのためダブルベッドのお部屋を選べばもう少し広くなるかもしれません。
Garamondホテルで唯一微妙だったのが防音レベルの低さ。廊下も絨毯張りですししっかり吸音してくれそうな気がしますが、廊下での話し声、清掃の音、そして何よりエレベーターの稼働音が聞こえます。客室がエレベーターホールを取り囲んでいる格好になっているので、どの客室でも聞こえるのではないでしょうか。もちろんうるさい、というほどではないのですが、一度気になり出すと結構気になってしまうのでした。
バスタブはなくシャワーのみ。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープが備え付けられていました。
Garamond, a Tribute Portfolio Hotelの朝食
朝食会場は地下1階。小さなホテルなので朝食会場もこじんまりしており、最大で30人が座れる程度でしょうか。初日9時過ぎに行くとわたし以外の利用者は1人のみで、広々と使わせていただきました。
Garamondホテルの朝食はユニークで、席に着くとまずアフタヌーンティーのケージが運ばれてきます。上段からフルーツ&デザート、チーズ&ハム、野菜が乗っています。
メインのホットミール
席に着くとメニューを渡され、メインのホットプレートと飲み物を選びます。
- Polish Breakfast(ソーセージとスクランブルエッグ)
- English Breakfast(ベーコンエッグ2個とトマトビーンズ)
- French Breakfast(オムレツ)
- Sweet Waffles(季節のフルーツ添えワッフル)
- Savory Waffles(お食事系ワッフル)
- Benedictine Eggs(ベネディクトエッグ)
- Shashuka(トマト煮込みに卵を落とした北アフリカ発祥の料理)
わたしは1日目はエッグベネディクト、2日目はお食事系ワッフルを選択しました。エッグベネディクトって家で作るのはめんどくさいので、こういうところでいただくのが本当に贅沢に感じます。
ワッフルはかなり軽い感じで、生ハム、ルッコラ、パルメザンチーズが載っていました。1日目にはなぜか売り切れており食べられなかったので、2日目にリベンジ。
飲み物
- 水(炭酸/炭酸なし)
- ジュース(アップル、オレンジ、カシス)
- お茶(イングリッシュ・ブレックファースト、アールグレイ、緑茶、カモミール、フルーツ)
- コーヒー
- エスプレッソ
- アメリカーノ
- カプチーノ
- カフェラテマキアート
どれか1つというわけではなく、頼めば複数持ってきてもらえます。今思えばカシスジュース飲んでみたかった・・・
フィンガーフード
アフタヌーンティーケージとメインメニューだけはなく、厨房前に並べられている小皿も好きに取っていただくことができます。通常のビュッフェとは異なり、すべて少量ずつ取り分けられていてかわいい!小さいので色々試すことができました。
そのほかシリアルやナッツ、ドライフルーツ、パンなども。
フィンガーフードとして卵をアレンジしたものが多く、そのどれもが絶品!わたしのお気に入りはゆで卵の黄身を取り出しバジル?のようなものと和えたものを再度黄身の場所に詰め直している小皿。ヨーグルトやミューズリにデザートも用意されていました。
今回はマリオット・ボンヴォイのプラチナエリート特典で無料でいただくことができましたが、お金を払うことで誰でも利用することが可能です。メインプレートによって値段が変わるようでしたが、どれも25PL〜30PL(750円〜900円ほど)だったので、一般的な感覚からするとかなりリーズナブルにホテルの朝食をいただくことができます。
今回の宿泊で得られたマリオットポイント
今回Tribute Hotelの宿泊2泊で得られたマリオット・ボンヴォイポイントは4,961ポイント!ベースの1,974ポイントに、987エリートボーナスポイント、さらに今回マリオット・ボンヴォイのキャンペーンで1泊1,000ポイントプレゼントが行われていたので+2,000ポイントいただきました。
現金で泊まった際はキャンペーンがなくても10%以上返ってくるので、本当にお得だなと思います!
Marriott Bonvoy系列のホテルで多大な特典を享受できるのがMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。カード保持のみでMarriott Bonvoyゴールドエリート、年間400万円以上の利用でMarriott Bonvoyプラチナエリートのエリート資格が付与されます。家族カードの発行は1枚目まで無料なので、本カードと家族カードで年間金額を達成することも可能です。貯まったポイントはMarriott Bonvoy系列のホテルで利用できるほか、ANAをはじめとした各種ポイント(マイル)と交換できます。カード更新特典として50,000ポイントまでの世界各国のホテルに1泊できる無料宿泊特典を付与されます。
* ANAマイルと交換する場合、60,000ポイント=25,000マイルとなります。通常利用の場合100円で3ポイント付くため、利用金額の1.25%がマイルとなる計算です。
以下の紹介ページからのご入会で45,000Marriott Bonvoyポイントが付与されます。ご興味がございましたらぜひご利用ください(ポイントの付与条件など詳しくはページ内に記載がありますので、よくご確認の上お申し込みください)。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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