ワルシャワショパン空港ビジネスラウンジ(ポロネーズ)

ワルシャワ・ショパン空港ビジネスラウンジ「ポロネーズ」「マズルカ」利用記

LOTポーランド航空のお膝元であるワルシャワ・ショパン空港。LOTはANAと同じスターアライアンス加盟のエアラインのため、スタアラゴールド会員資格でビジネスラウンジを利用することができます。お世辞にもものすごくいい!というわけではないのですが、時間を潰せるカフェやフードコートが潤沢にある空港ではないので、ラウンジでゆっくり過ごせるだけでも大変助かりました。出国審査前のラウンジ「ポロネーズ」と、出国審査後に利用できる「マズルカ」の2つをご紹介します。

夜間のワルシャワ・ショパン空港

ワルシャワ・ショパン空港は今回が初利用でしたが、想像の数倍閑散としていてちょっとびっくり。街中を歩いても西ヨーロッパアジアとは比べ物にならないくらい人通りが少なかったりもするので、まあそれもそうかと思いつつ、それにしても人が少なくないですか?笑

ワルシャワショパン空港
ワルシャワ・ショパン空港出国カウンターの様子

わたしが搭乗する便は23時出発だったため、空港に到着したのは20時過ぎ。羽田成田空港であれば、深夜便のチェックインでごった返している時間帯です。

電光掲示板を見てみると、どうやらワルシャワ・ショパン空港は深夜の運行を行なっていないよう。関空と違って周りに住宅地がある様子もなかったので、どちらかというと需要の問題でしょうか。コロナ禍の羽田空港を彷彿とさせる雰囲気です。

出国審査前のビジネスラウンジ「ポロネーズ」

保安検査後、すぐに現れるのがビジネスラウンジ「ポロネーズ」。ポーランドはショパンの故郷ということもあって、5つあるラウンジの全てにショパンの曲にちなんだ名称が付けられています。「ポロネーズ」はフランス語で「ポーランド風」を意味する “Polonaise(女性形)”のこと。「英雄ポロネーズ」や「軍隊ポロネーズ」が有名ですよね。

ワルシャワ・ショパン空港のビジネスラウンジ"ポロネーズ"の入口
こちらの階段を上がった先がラウンジ「ポロネーズ」です

入室の際はボーディングパスのバーコードを機械にかざします。他の方のブログでは、「ANAのステータスカードが必要」と書かれていましたが、チケット購入時にANAのマイレージ番号を紐づけていたためか、ボーディングパスのみで入室できました。

ワルシャワショパン空港ビジネスラウンジ(ポロネーズ)の受付

ラウンジ内部はあまり広くはありませんが、この時間は利用者が圧倒的に少なかったため座席を見つけられないといったことはありませんでした。

ワルシャワショパン空港ビジネスラウンジ(ポロネーズ)内部

手前の方が高いテーブル、奥の方が低いテーブルの座席になっています

ラウンジフード

空港に来る前に夕飯を食べていたためラウンジでは食事をいただきませんでしたが、お食事はこんな感じ。夜遅い時間ということを差し引いても、「ビジネスラウンジ」のお食事にしては少し殺風景かなと思います。

ワルシャワ・ショパン空港のビジネスラウンジ"ポロネーズ"のフード

お食事はラウンジ内の手前と奥に2箇所用意されていましたが、内容はどちらもほとんど同じです。

各種スナックはポーランドらしいラインナップ。ニンジンのスナックやポーランドのキャラメル「クルフキ」も。

ワルシャワ・ショパン空港のビジネスラウンジ"ポロネーズ"のニンジンスナック

ラウンジドリンク

一通りのアルコールとソフトドリンクに飲むヨーグルト?のようなものまでありました。もちろんコーヒーメーカーもあり、温かいコーヒーやラテをいただくことも。

ワルシャワ・ショパン空港のビジネスラウンジ"ポロネーズ"のアルコール

個人的に嬉しかったのは、ミントティーとデカフェのアールグレイがあったこと。深夜便ということもあり、搭乗後はできるだけ早く寝たいと思っていたので、ノンカフェインのお茶が重宝しました。

トイレとシャワールーム

今回利用はしませんでしたが、トイレの中にシャワールームもあるようでした。たぶん1個のみ?みる限り特に受付も見当たらなかったので、空いていれば自由に使えるのでしょうか。

出国審査後のビジネスラウンジ「マズルカ」

ラウンジ「ポロネーズ」から出国審査ゲートまでは徒歩3分ほど。ワルシャワ・ショパン空港は制限エリアが行き先によって2つに分かれています。「ポロネーズ」があるのはシェンゲン域内行きの出発ゲートがあるエリアで、「マズルカ」はシェンゲンエリア外の国行きの出発ゲートがあるエリアにあります。

わたしが利用した時は出国審査でほとんど並びませんでしたが、どんな時でも余裕を持って出国するのが吉。出国審査を終えた後のエリアではほとんどゲートしかないので、ここにも利用できるラウンジがあるのは大変ありがたかったです。

ワルシャワ・ショパン空港のビジネスラウンジ"マズルカ"の入口

入室方法は「ポロネーズ」と同じで、ボーディングパスをかざして入室します。「マズルカ」は「ポロネーズ」よりもずっと人が多く、そのため室内の写真をほとんど撮ることができませんでした。他の方の記事では「マズルカ」の方が「ポロネーズ」よりも狭く、また品揃えが少ないため「ポロネーズ」に長居する方がよいとありましたが、私はまったく逆の感想を持ちました。

ワルシャワ・ショパン空港のビジネスラウンジ"マジョルカ"の内部

雰囲気からして「マズルカ」の方がいいですし、座席数もほとんど変わらないのでは?と思います。「マズルカ」にはカウンター席も多くあったので、1人利用にも最適です。

食べ物や飲み物のラインナップはまったく同じです。しかも「マズルカ」を利用したのは22時近くで人も多かったにもかかわらず、「ポロネーズ」よりも品揃えが豊富でした。

ワルシャワ・ショパン空港のビジネスラウンジ"マジョルカ"の食事

他の方の助言に従って「ポロネーズ」に長くいましたが、早く「マズルカ」に来ていればよかったなぁという気持ち。

「ポロネーズ」も「マズルカ」もどちらもビジネスラウンジとして特筆すべき素晴らしさはありませんでしたが、あまり施設が整っていない空港で無料でゆっくり過ごせるのはとてもありがたかったです。

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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。

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