ヨーロッパの一大港湾都市として栄えるロッテルダム。オランダで2番目に大きなこの街は、ユニークな建築でも有名です(オランダは全体的に近代建築がユニークではありますが)。
ロッテルダムを代表するおもしろ建築、それがキュービックハウス。1つ1のキュービックが住宅となっており、今でもすべてのキュービックに人が住んでいます。38あるキュービックのうち1つが見学用に開放されており、今回キュービックの内部を見学させてもらいました。
最寄駅はRotterdam Blaak駅
キュービックハウスはRotterdam Blaak駅を出てすぐの場所にあります。このBlaak駅はロッテルダムの目玉でもあるマルクトハル(Markthal)に直結している駅で、ロッテルダム繁華街の中心にあります。そのため観光される場合は、このRotterdam Blaak駅を中心に街歩きを検討されるといいと思います。
ロッテルダム中央駅(Rotterdam Centraal)からも歩いて20分くらいですので、初めて来られる方は中央駅から歩いてみてもいいかもしれません。中央駅からトラムを利用される場合はBeursという停留所が最寄りで、停留所から5分ほど歩きます。
入場料3€、予約なし休みなし
キュービックハウスの入場料は大人3€(2023年2月現在)で、特に予約は必要ありません。土日も営業しており現地で入場料を支払います。
キュービックハウス内部の様子
キュービックハウスは建築家のピート・ブロム氏によって設計され、1984年に竣工しました。38あるキュービックハウスはどれも同じ形で、床面積100㎡、体積は400㎥とのこと。
ただ実際に入ってみると、当然ながら端の方は高さが低くなっているためデッドスペース感があり、100㎡あるようには感じられません。
一方であらゆる壁に窓があり、日中は上からも下からも光が差し込みます。電気がなくともかなり明るく、写真でも明るすぎてぼやけているくらいです。
キュービックハウスは竣工前から大人気の物件で、1984年以来すべてのキュービックが埋まっているそう。値段は50万€からだそうです。
最上階はもっとも日差しが差し込む作りとなっていて、窓からは他のキューブの屋根を眺めることも。内部が見えないよううまく設計されているものです。
屋根や窓の定期的な清掃はなく、雨が降るのを待っているそう笑
キュービックハウスに宿泊可能?
なお、キュービックハウスの奥の方の一角に”stayokay”という建物があり、ホステルになっています。通常のキュービックハウスのように完全なキューブ型ではありませんが、壁や天井が独特な形をしていて、キュービック気分を楽しむことができると思います。
公式HPで見てみたところ金額は全然高くなかったので、ご興味ある方はぜひ。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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