パース滞在最終日はリッツカールトン・パース(The Ritz-Carlton Perth)に宿泊しました。日本では高すぎて手が出ない!と思うリッツも、海外では日頃のご褒美としてならアリかも?くらいの金額で泊まれるため、ついつい試してみたくなってしまいます。リッツカールトン・メルボルンはとてもよかったですが、リッツカールトン・パースはさていかに?

Contents
リッツカールトン・パースのエリート特典
前泊のウェスティン・パースが16時まで利用できたので、リッツカールトン・パースには、16時過ぎにチェックインしました。ウェスティンからリッツカールトンまでは車で5分ほど。

お部屋のアップグレード特典
ドアマンに迎えてもらい、地上階にあるレセプションまで案内してもらいました。リッツカールトンはマリオット・ボンヴォイの中でも独自色が強いブランドなので、最初からあまりエリート特典は期待していなかったのですが、チェックインをしてみてびっくり。なんとスイートルームをご用意いただけるとのこと。
それも、エリザベスキー(Elizabeth Quay)に面している、眺望が一番いいお部屋。意外すぎる展開となりました。

オンラインチェックイン後にアプリで確認していた感じでは、一番下のお部屋からスタジオルームにアップデートされているようだったのですが、レセプションでの会話によってその場でアップグレードしてくれた感があります(「Westinはどうだったの?」と聞かれたので「クラブスイートにアップグレードしてもらったから、使いきれないくらい広くて快適すぎた」といったことを話しました)。
そのほかの特典
お部屋のアップグレード以外には以下の特典があります(プラチナエリートの場合)
- ウェルカムギフトとして1,000ポイントの付与
- 16時までのレイトチェックアウト(リクエストベースですが、今のところどのホテルでも100%承認されている)
- 12歳未満の子供の朝食無料(大人1人につき2人まで)
特典に含まれないもの
逆に、他のホテルではついてくるけどもリッツカールトンでは受けられない特典サービスは以下です。
- 無料朝食(大人)。朝食をつける場合は49AUD / 人
- クラブラウンジ利用(「リッツカールトン・クラブ」会員しか利用できません)
リッツ・カールトン・パースのスイートルーム
さて気になるお部屋ですが、広さはなんと104㎡!
リビング・ダイニングは全面ガラス張りとなっており、エリザベスキーを一望できます。

チェックインした夕方は西陽が強すぎたため、ブライドを閉めて対応します。

ちなみにこちらのガラス、ホテルとしては珍しく外から丸見え透過ガラスなのでお気をつけください。エリザベスキーから普通に部屋の中の様子が見えました。

寝室だけでも十分に生活ができてしまうこの広さ。奥には書き物机もあります。

ルームサービスやスパの案内についてパンフレットは置かれておらず、すべてTVに表示されるQRコードから行います。たくさん泊まってきたけども、こういうのは初めてかも。

バスタブがついているだけでありがたいバスルームも、この広さ。間違いなくわたしの部屋より広いです、、、

今回泊まったお部屋の3D間取りです。トイレは2つついています。最初に予約したお部屋の2.5倍ほどお値段がするお部屋にアップグレードいただけて嬉しいけど、訳わかめ。今回もリビングソファはまったく使わずに終わりました笑

夜景がとってもきれい。オーストラリア人の生活リズムは完全朝型ですが、案外夜でも電気がついているものですねぇ。

ルームサービス
お酒を飲まないので夜レストランに行くのが苦手なわたしは、ついつい気軽なルームサービスを頼んでしまいます。…が、今回は失敗。ガーリックシュリンプを期待して頼んだものは、衣が超分厚いエビフライ(エビは超ほっそい)でした。shrimp ではなく prawn と書かれている時点で気づくべきだった?まあ、そういうこともあります。

時を同じくして持ってきてくださったのが、ゲストサービスマネジャーからの手書きのウェルカムレターとチョコレート。本人が書いているわけではないと思いますが、毎日手書きで書くのほんとにすごすぎる。

リッツカールトン・パースの朝食
朝食は1回のハース・レストラン(Hearth Restaurant)という会場でいただきます。なお、先にも記載しましたがプラチナエリートであってもリッツカールトンの場合朝食は有料となります。料金は大人1人あたり49AUD。

営業時間は平日が6:30〜10:00、土日が6:30〜10:30です。私が行ったのは9時過ぎで、ローシーズンと朝が早いオーストラリアのカルチャーが重なってか、広いレストラン内で手前の方に座っている人はおらず、全員ビュッフェに近いところに固まっていました。

リッツカールトンのお食事ということでとても期待して行きましたが、正直かなり普通な感じでした。もちろん悪くはないのですが、マリオット・ボンヴォイの上位ホテルで体験できる朝食と同じかそれ以下。


種類はどちらかというと少なめかなと思いました。唯一これはおいしい!というものとしては、キャロットケーキがあります。ご飯がおいしいオーストラリアで唯一パンだけはどこに行ってもおいしくないのですが(パサパサしている)、キャロットケーキはスパイスがしっかり効いていてしっとりして大変おいしかったです(まあ厳密にはパンではないからか…)。


個人的には、前回のウェスティン・パースの方が好みではあります(しかも無料)。
リッツカールトン・パースのプール・ジム
5階にある屋外プールは8時から19時まで利用可能です。午前中は建物の影になっていますが、午後はしっかり日差しが当たるのでなかなか厳しいものがあるかも。

わたしは泳ぎはしませんでしたが、最終日はプールサイドのビーチチェアで午前中ずっとブログを書いていました。びっくりしたのは、その作業中に突然スタッフの方がいらして、「何かお手伝いできることはありませんか?」と。
何を答えていいかわからないでいると、「たとえばコーヒーとかお茶など…」とおっしゃっていただいたので、ありがたくレモングラスティーをお願いしました。下の Hearth Restaurant から持って来させるとのこと。
これが世に言うリッツカールトンのおもてなしというやつか…!と密かに感動したのでした。
リッツカールトン・パースのスパ・サウナ
同じく5階にはスパとサウナ、それに屋外ジャグジーがあります。サウナとジャグジーはスパ施設の中にありますが、スパでトリートメントを受けていない方でも無料で利用することができます。

こうした施設は通常、どのホテルでもあまり利用されておらず貸切になることも多いのですが、リッツカールトン・パースではローシーズンにも関わらずしっかり利用されており、毎回数人の方とご一緒しました。

サウナはロウリュウ式の本格的なもので、90度超の高め設定が気持ちいい!サウナもジャグジーも男女完全別ですが(欧米ではユニセックスの場合もある)、どちらも水着の着用が必須です。


最終日、パース発の便が21時半過ぎだったため、16時のレイトチェックアウトから空港ラウンジを利用できる時間を潰すために、15:30からスパトリートメントを予約しました。サウナ・ジャグジーは18:00まで利用可能ですが(日曜日は17:00まで)、スパは17:00で閉まるため最終開始時間が15:30とのこと。
ホテルスパはいつでも最高ですが、特に上手な施術者にあたりずっと夢見心地。休憩室で一息ついてからサウナとジャグジーを堪能し、シャワーを浴びて18時前に出ました。
更衣室にはドライヤーや櫛はもちろんのこと、ボディクリームまで完備しているため、搭乗前にきれいさっぱり身だしなみを整えることができました。最高でした。
Marriott Bonvoy系列のホテルで多大な特典を享受できるのがMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。カード保持のみでMarriott Bonvoyゴールドエリート、年間400万円以上の利用でMarriott Bonvoyプラチナエリートのエリート資格が付与されます。家族カードの発行は1枚目まで無料なので、本カードと家族カードで年間金額を達成することも可能です。貯まったポイントはMarriott Bonvoy系列のホテルで利用できるほか、ANAをはじめとした各種ポイント(マイル)と交換できます。カード更新特典として50,000ポイントまでの世界各国のホテルに1泊できる無料宿泊特典を付与されます。
* ANAマイルと交換する場合、60,000ポイント=25,000マイルとなります。通常利用の場合100円で3ポイント付くため、利用金額の1.25%がマイルとなる計算です。
以下の紹介ページからのご入会で45,000Marriott Bonvoyポイントが付与されます。ご興味がございましたらぜひご利用ください(ポイントの付与条件など詳しくはページ内に記載がありますので、よくご確認の上お申し込みください)。
記事作成には膨大な時間と労力がかかっています。少しでも「面白い」「役に立った」と感じていただけましたら、応援いただけると幸いです。1文字2円、100円から応援できます。定期的にご支援いただける方を対象とした「メンバーシップ」プラン(100円/月〜)ではブログにご支援者のお名前を掲載いたします。
7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。23年6月バンコクに新築コンドを購入。一児の母(23年・24年は妊娠・出産に伴い更新少なめ)最新の旅の写真はInstagramで投稿中。