ニュージーランド北島で最大の都市オークランドを離れ、ロトルアにやってきました。ロトルアは陸路だとオークランドから4時間ほどかかるようですが、飛行機だとたったの45分。飛行時間は25分ほどです。日本ではほとんど知られていない町かと思いますが、個人的にはオークランドやクライストチャーチよりもずっと好きな町でした。
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ロトルアの基本情報
ロトルアはニュージーランド北島中部に位置する、人口7万人の町です。町の中心はカルデラ湖であるロトルア湖の南に広がっており、容易に歩いて散策することができます。温泉が出ていることでも有名で、ロトルア湖の泥を利用した泥パックも楽しめるそう。わたしも体験してみたかったのですが、入湯料だけで8,000円から1万円越え!日本人としては信じられない価格でしたので断念しました。
また、ロトルアは映画「ロードオブザリング」で登場するホビット村の撮影セットや、先住民マオリ族の文化が楽しめるマタマタというエリアにも近く、この辺りに行く場合はロトルアを拠点とするのがおすすめです。
交通手段は基本的にタクシー
自然が多く人の活動が少ないためか、空気はとてもきれい。飛行機を降りた瞬間から「あ、ここ空気がきれいだ」と感じられました。ロトルア空港はわたしが今まで利用したことのあるどの空港よりも小さく、就航しているのはニュージーランド航空だけ。カウンターも保安検査場もありません。
ロトルアでは路線バスが走っているものの、本数はあまり多くなく観光客の足は基本的にタクシーかUber。競合が少ないためか都市部のUberより割高に感じましたが、仕方ないですね。中心地に着いてしまえば町の中は徒歩で周ることができます。
閉まっているお店が多いものの…
ロトルアの中心地は碁盤目状となっていて、非常に歩きやすいです。車の往来も少ないため、横断歩道や信号もありません。
レストラン、お土産屋、銀行、マッサージ店など一通りのお店が揃っているものの、時間帯によるのか閉まっているお店も多く町自体は少し寂しい感じ。ちなみにニュージーランドは国全体で超朝型!カフェは朝6〜7時にオープンし、14〜15時ごろに閉まるのが普通です(オークランドを除く)。
ロトルアで実際に利用したカフェなどは記事の最後にご紹介します。
カフェ以外のお店も軒並み閉店が早そうで、ショッピングなどを楽しみたい場合は午後の早い時間までに済ませるのが吉です。
Eat Street
そんなロトルアで圧倒的に人口密度が高いのがEat Street。ひねりも何もない名前ですが、ディナー向けのレストランが集まっている通りです。わたしはお酒を飲まないので関係ない場所でしたが、ここだけは21時を過ぎても活気がありました。
行列ができるアイスクリーム屋さん
Eat Streetの先にあるのがLady Janesというアイスクリーム屋さん。地元の方もおすすめするお店で、常時30種類以上のアイスが売られています。わたしが選んだのはジャモカコーヒーファッジとマヌカハニーアーモンド。
ジェラートに似て少し伸びるような感じで、とっても好きな味でした!
ロトルア湖が想像以上にいい!
自分でもびっくりしたのがロトルア湖に感動したこと。自然より都市派なわたしですが、ロトルア湖にはとっても癒されました。
うまく表現できませんが、静謐な空気がそこにありました。穏やかな湖面を見ていると心が落ち着いてきます。個人的にはオークランドがまったく好きではなく、ニュージーランドにきたことを早くも後悔しつつありましたが、ロトルア湖のおかげで前向きになれました。
アイス屋さんから湖まで歩いて5分ほどなので、アイス片手に湖畔でまったりするのがおすすめ。
湖のそばにはアスレチックの遊具もあり、20時を過ぎても子どもたちが楽しそうに遊んでいました(夏至に近いタイミングだったので暗くなるのは21時近く)。水鳥もたくさんいます。
ロトルアのホテル事情
ロッジやアパートタイプの宿泊施設が多いですが、近年観光客が増えているのかノボテルホテルやプルマンホテルなどの中〜上級ブランドホテルもありびっくり。わたしは兼ねてから泊まってみたかったプルマンホテルに宿泊しました。
中心地から少しだけ離れたところにあるホテルでは、温泉やプールがついているところもあるようで、せっかくなのでそちらにすればよかったかなと思ったり(なんてったってシンプルに温泉に入ろうとするとえげつなく高い)
野外アクティビティ
ジップラインや、ボールの中に人が入って斜面を転がる「ゾーブ」というアクティビティなども楽しむことができるそう。もう一泊余裕があればぜひやってみたかったです。
*調べてみるとゾーブはニュージーランド発祥の遊びなんだそう。日本でもスキーリゾートなどで提供されているようです(ただし名称が異なる場合あり)。
おしゃれなカフェ
最後に、ロトルアのカフェをご紹介します。小さな町ですが、歩けばカフェに当たるほどたくさんありますので、カフェには困らないと思います。またニュージーランドの人は朝食やランチをカフェで摂ることが多いようで、ディスプレイに並んでいるサンドイッチやマフィン以外にもプレート料理を出すお店が多い印象です。
Lime Cafe
こちらのカフェはブランチで利用しました。ベーコンとフルーツつきのフレンチトーストです。フレンチトーストはあまり卵液が染み込んでおらずイマイチでしたが、まあまあそういういこともあります。
飲みものはターメリックラテを注文。ターメリック、つまりウコンでどんな味が想像がつきませんでしたが普通においしい。もちろんノンカフェインです。ニュージーランドのカフェではちょくちょく見かけました。
Artisan Cafe
ホビット村ツアーに参加する際、テイクアウトで朝食を購入しました。写真を撮るのを忘れましたが、ほうれん草やフェタチーズが入ったマフィンのような感じ?飲み物はモカです。
ツアーの集合時間が8時だったため7:50ごろ伺いましたが、すでに店内で朝食を召し上がっている方もいてやはり朝が早いんだなと実感。
Capers Cafe + Store
珍しく夕方以降も空いているカフェがあったので、ランチと夕飯を兼ねて食べに行きました。注文したのはクラムチャウダー。これでもか!というほど魚介(エビ、イカ、アサリ)がたくさん入っていて、満足度が高い一品でした。
こちらのお店はショップも併設されています。わたしはビーントゥーバーのチョコレートを2枚購入しました。スーパーなどで売られているチョコは全然おいしいと思えなかったのですが、カカオマスときび糖だけで作られているので余計な味がせずいい!旅行中少しずつ食べていました。
他にも歩けば見つかるロトルアのカフェ。どこもおしゃれでいい感じ。先にもご紹介した通り、カフェの営業時間は特殊ですのでそこだけご注意ください!
7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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