バンコク旅行必読:日本から持って行った方がよいもの/現地で買えるもの

【バンコク旅行必読】日本から持って行った方がよいもの/現地で買えるもの

何度も訪れているバンコクですが、この度1か月滞在してみて「これは絶対に日本から持って行ったほうがいい」と思うものもあれば、「これはバンコクでも買えるな」というものや「むしろバンコクで買った方がいいかも」と思うものまで、様々な発見がありました。消耗品などは結構重たかったりもするので、日本からは何を持っていくべきで、何は現地で調達できるのかについてまとめていきます。

トップ画像はアイコン・サイアムの屋内水上マーケット。本文には全然関係ないですが、いい感じの写真がなかったので代わりに・・・

バンコクで買えないものはほとんどないが…

まず前提として、バンコクで買えないものはほとんどないと言ってしまってもいいと思います。はじめてバンコクに行かれる方は皆驚かれますが、想像以上に都会です。特に地元民だけでなく観光客もたくさん集まるような中心地では、各駅に大きくておしゃれなモールがありますし、BTSスカイトレインについて言えば日本よりも全然進んでいるなーと5年前から思っています。

そのため、この記事では「タイ」ではなく「バンコク」に限定してお話しします。タイにはバンコクの他にも多くの観光都市がありますが、バンコクとは事情が異なる可能性があるため今回はバンコクに限定しています。

バンコクにはマツキヨとツルハドラッグがある

バンコクにはなんと日系企業のドラッグストアとしてマツキヨとツルハドラッグがあります。どちらも見た目からして日本のドラッグストアと同じで、品揃えも見劣りしません。ただ、やはり日本から輸入しているため輸送料と関税がかかっており、日本で買うよりはやや高額です(安いものは1つも見つかりませんでした)。

マツキヨでは独自ブランドを展開していますが、バンコクのマツキヨでも売られています。バンコク中心部ではどちらもあちこちにありますので、Google Mapで「マツキヨ」「ツルハドラッグ」と調べると簡単に出てきます。

日本から持って行くことを特におすすめするもの

それではまず、バンコクで買えないことはないものの、日本から持って行った方がいいものをご紹介します。

日焼け止め

1番はとにかく日焼け止め。一年を通じて日差しが強いバンコクでは、女性だけでなく男性でも日焼け止めを塗ることをおすすめしたいです。マツキヨやツルハドラッグでも日焼け止めは売られていますが、日本から持ってくるのを勧めるのは、売られている日焼け止めがとにかく高いから!

バンコクにはもちろんマツキヨやツルハ以外のドラッグストアもたくさんありますが、そういったところではまずほとんど日焼け止めが売られていません(ニベアが数種類あるくらい?)。

そのため購入するとなると日本のドラッグストアオンリー。種類は本当にたくさんあります。しかし並んでいる日焼け止めがどれも高い…!1番安くて400バーツくらい、高いものになると800バーツほどするものもザラです。

他の商品はここまで高くなっていないので、現地の方や欧米の方には日焼け止め需要がないんだろうなぁと思うのでした。バンコクに住むとなった場合は日本から大量に日焼け止めを持って行きたい所存。

ビタミン類、飲む日焼け止め

次にビタミン剤や飲む日焼け止めなどの錠剤。これらは特に高すぎることもなく買うことができますが(ただし日本製ではない)、おすすめでない理由は錠剤のサイズが基本的に大きいから!

これまでの人生で錠剤製品を飲みにくいと思ったことはなかったのですが、バンコクで売られているビタミン剤系はどれもサイズが大きめ。しかも丸形ではなく厚みのある楕円形で、かなりの確率でのどにつっかかります。

カプセルタイプも購入してみましたが、やはりこちらも日本より大きめ。上のタイプのものよりは細い分まだ飲みやすいですが…

VIDAのVitcカプセル

上記は日焼けのアフターケアー用に購入したものですが、有効成分が「アセロラ抽出物500mg」「カムカム抽出物30mg」といった記載のされ方で、ビタミンCがどれくらい入っているのか不明でもあります。

ビタミンCばかりですが、その他にはグミやチューインググミのようなものも売られています。チューインググミの方はおいしいのですが結構歯につくのと、グミの方は人工的な味が強いのでおすすめはできません。

近い将来バンコクに長期滞在することを想定して今回色々買ってみましたが、ビタミンCは絶対に日本から大量に持って行こうと心に決めました。わたしがアフターケアに使用しているのは、「タケダのビタミンC」。サプリではなく第3類医薬品で、6錠で2,000mgのビタミンCが配合されています。

ボディ用虫除けスプレー

次に虫除けスプレー。タイの蚊はデング熱を媒介する可能性があるため、絶対に持っておいた方がいいです。

それはバンコクに住んでいる人に対しても言えることなので、もちろんあらゆるドラッグストアで虫除けスプレーが売られています。値段もお手頃。しかしシトロネラ系の香りが苦手な方は、日本のドラッグストアで購入して持って行った方がいいかと思います。

シトロネラは虫が嫌いな匂いとして知られており、柑橘系に似た匂いと形容されることが多いですが、日本では苦手な方も多いよう。わたしは大丈夫どころかむしろ好きな方ですが、夫は本当に苦手なようでシトロネラが入っている虫除けスプレーをした後は絶対にバレます。

シトロネラの虫除けスプレー
シトロネラの入った虫除けスプレー

バンコクで売られている虫除けスプレーの多くにこのシトロネラが使われており、日本でもオーガニック系の虫除けには入っています。そのためシトロネラが苦手な方は、オーガニックじゃないスプレーを日本で購入していくのがいいと思います。

わたしのおすすめはフマキラーのスキンベープ。ヒアルロン酸が配合されているのでお肌に優しい上、ボトルが薄くまたストッパーがついているためスーツケースの中に安心して入れておくことができました。もちろん蚊に刺されませんでした!(わたしは刺されやすい方なので結構びっくり)

冷感シャツスプレー

バンコクに売られていなかったので日本から持っていく必要があるのが冷感シャツスプレー。年中暑いバンコクでは、絶対に持って行った方がいい(そして持って歩いた方がいい)ものです。

特に観光をする場合は、寺院めぐりなど外を歩くことが多いので、鞄に入れられる小さいサイズのものがおすすめです。わたしはとっても暑がりなので、日本でさえ夏場は必携です・・・

夏用カーディガン

最後は夏用の風通しのよいカーディガン。バンコクは外は暑い一方で、建物や電車の中はガンガンに冷房が効いて寒いので、羽織ものが必須。しかしそう思うのは日本人だけなのか、いわゆる「夏用カーディガン」というカテゴリがバンコクには存在しない気がしています。

地元民が行く格安のお店でも、モールに入っているような外国人向けのショップでも、羽織物はあまり見かけません。あってもデザインで破けていたり(?)透けていたり(?)で実用性に欠けるものが多く、「これは便利そう」という羽織物に出会ったことがありません。

飛行機に乗る場合もあった方がいいですし、カーディガンはぜひ日本から持っていくことをおすすめします。

バンコクで購入したショール
あまりにもカーディガンがないので、代わりに購入したタイのショール。399バーツ

余裕があれば日本から持って行った方がいいもの

続いて、MUSTではないもののスーツケースに余裕があれば入れておいた方がいいものをご紹介します。

フェイスパック

日差しが強いバンコクではお肌のアフターケアは本当に大事。フェイスパックがあれば安心です。マツキヨやツルハドラッグで日本の商品を購入できますが、やはり割高(といっても日焼け止めほどではない)ので、スペースがあれば日本から持っていくのがベター。

普段フェイスパックを使わない人や、わざわざ数日の旅行のために買うのはちょっと…という方は、バンコクのセブンイレブンやBTSスカイトレイン改札内にあるコンビニ(Turtle)で1枚単位で購入するのもおすすめ。こういうところに並んでるのはタイブランドか韓国ブランドの物です(20〜50バーツほど)。

日焼けが怖いのでアフターケアはしっかり!

ポケットティッシュ

バンコクのコンビニやスーパーでもポケットティッシュは売られていますが、どれもキッチンペーパーみたいに分厚いんですよね。タイに限らず海外では、箱ティッシュは普通なのに、ポケットティッシュだけ分厚くなるのなんなんだろう・・・

バンコクではフードコートなどペーパーナプキンが用意されていない場所で食べる機会もあると思うので、ティッシュは持っておいたほうがよいです。

茶葉(ティーバッグ)

わたしがバンコク食料・飲料で1番満足していないのはパンのクオリティ。そして2番目が茶葉です。パンはここでは置いておくとして、もしあなたがお茶好きであれば茶葉(ティーバッグ)は持って行った方がいいです。

個人的にはかなり意外なのですが、バンコクで売られている茶葉(スーパーだと大抵ティーバッグ)はすべてヨーロッパやアメリカからの輸入品で、タイ独自のブランドを全然見かけないんですよね。もちろん茶葉は限られた気候でしか育たないこともあり、インド・スリランカ・中国・ケニアなど茶葉が採れる国は限られていますが、タイは結構なお茶文化の国というイメージがあったので、タイブランドのお茶がもっと全然ある想定で日本からほとんどお茶を持っていきませんでした(だってあのCha Tra Mueの発祥国ですし)。

そしたら茶葉のなんと高いこと!日本でも手に入るようなヨーロッパブランドのお茶が売られているのですがどれも地味に高い…!また、タイにはデカフェという文化がまだ定着しておらず(街中のカフェはもちろん、スタバでもデカフェ注文できません)、デカフェのティーバッグは1つも見かけませんでした。

お茶好きの方はぜひ、日本からお気に入りのものを持っていくようにしてください。

割り箸

割り箸も持っておくと結構便利です。というのもまず、タイのお箸は日本と違って先が細くなっていないものも多く、単純に使いにくいのです。またフードコートではお店によってはナイフとフォークのセットしかないこともあり、麺類が食べにくいことこの上ないことがあります。そのため常に割り箸を数本鞄に忍ばせておくと、何かと重宝します。

タイで買うことをおすすめするもの

続いて、これはタイで買ってもいいんじゃない?と思うものをご紹介します。

シャンプー・コンディショナー

シャンプーとコンディショナーはとっても安いです。マツキヨやツルハで売られているものは日本製品なのでもちろんお高いですが、日系以外のドラッグストアではタイで生産されているものも多く売られており、とても安いです。例えばBootsはイギリスのドラッグストアですが、イギリスで売られている製品がタイ国内の工場で生産されており、英語とタイ語併記となっています。

こちらの写真のシャンプーは300mlで59バーツでした(激安!)。ココナッツオイルとアーモンドオイルが配合されており、香りもよかったですし指通りも滑らか。わたしはそこまでシャンプーにこだわりがないので、帰国時に追加で買って帰りました。

300mlのココナッツシャンプー

数日の滞在のためにわざわざ大きいボトルを買うのも、という意見もあるかと思いますが、わたしは量を気にせず使えていいなと思っています(毛量が多いのと、暑くて汗をかくので小分けパウチをちびちび使うのがいやで…笑)。一緒に行く友人などがいれば一緒にシェアできてさらに安くなるのでおすすめ。

化粧水、ボディーローション

化粧水などはこだわりがある方も多いと思うので、そういった方は日本から持ってきていただくのがいいのですが、わたしみたいにこだわりがないよーという人はバンコクで買ってもいいかもしれません。なんてったて安いから。

Bootsのボディローション

バンコクでは暑いので日本では履かないようなショートパンツも履いたりするため、全身にバシャバシャ使えるボディローションがほしかったりします。上の写真のものもBootsで買いましたが、400mlで160バーツだったかな?よく割引をやっていて、かなり安く買えます。香りもよくてお気に入りの1つ。

歯磨き粉

こちらの歯磨き粉を見たことはないでしょうか?日本では「恋するハミガキ」のキャッチフレーズで知られているデンティス(Dentiste)という歯磨き粉です。

デンティス(Dentiste)の歯磨き粉

実はこちら、タイのブランドなのでした。タイは歯科美容大国で、歯の美しさや健康を気にする人がとても多いのだとか。日本で買うと1本(100g)1,200円ほどしますが、バンコクのドラッグストアだと250g(100g×2本+50g×1本)で390バーツ(1,500〜1,600円)でした。

このように優れた口腔ケア製品が安く買えるので、わざわざトラベル用の歯磨き粉などを買わなくても現地調達でいいかなと思っています。デンティスはドラッグストアの方が安いですが、コンビニでもよく見かけます。

生理用品

最後にこれはおまけ程度ですが、生理用品はバッチリ日本製のもの(主にソフィ)がコンビニやドラッグストアに売られているので、不安に思って多めに持っていったりしなくても大丈夫。セブンイレブンにも日本製が並んでいるので、万が一の時にも安心。

他にもある日本のお店

今回は主にドラッグストアで購入する日用品周りについてご紹介しましたが、バンコクには他にもドンキホーテ、ダイソー、無印良品、ユニクロ、ローソン、伊勢丹、高島屋など日系のお店が本当にたくさんあります。そのため、持ち物についてはあまり心配せず、万一忘れても現地で買えばいいやという心づもりでいてもらえるといいのかなと思っています。

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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。

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