ニュージーランド航空の国内線に乗って驚いたのが、ニュージーランド航空の国内線には保安検査がないということ。保安検査は国を問わず、国際線・国内線を問わず必ず行われるものだと思っていたので最初は意味がわからず少し焦りました（どこかで受けとくべきなのに受け忘れた？みたいな）。新幹線のように気軽に乗れるニュージーランド航空の国内線についてご紹介します。
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チェックインカウンターは最小限
まず空港でびっくりしたのがチェックインカウンターの少なさ。むしろカウンターと言えるものはなく、有人スタンドが1つあるような感じ。
ニュージーランド航空はアプリもかなり使いやすく、オンラインチェックインや空港でのセルフチェックインが主流なようで、有人カウンターは特別な預け入れ荷物を持っている人などの利用に限定しているようです。
チェックインカウンターの代わりに預け入れ荷物のタグ印刷スタンドとドロップオフカウンターが用意されており、利用者は基本的にすべて自分で行います。有人カウンターの廃止とセルフドロップオフは世界的な主流になりつつありますが、日本ではまだまだドロップオフカウンターにスタッフが張り付いていたりと、移行途中な印象がありますよね。
保安検査なし！？
本当に信じられないのですが、利用した2便・2空港ともニュージーランド航空の国内線で搭乗前の保安検査がありませんでした。
ロトルア地方空港の場合
こちらはロトルア地方空港の写真なのですが、DEPARTURESと書かれている壁の向こうがすぐにゲートになっていて、さながら長距離バスの待合室のような感じ。
ロトルア地方空港の場合、ゲートナンバーが1から4まであるにはありますが、建物についている物理的なゲートは1つのみでゲートを出た後に右に行くか左に行くかでゲートの番号を分けているようでした。
搭乗時間になると普通の空港と同じくアナウンスがありますが、最初のアナウンスの3分後くらいにファイナルコールが流れますw
オークランド空港（国内線ターミナル）の場合
オークランド空港の国内線はさらに変わっていて、共通ゲートの前に広い待合室があり、共通ゲートは普段閉められています。搭乗開始時刻になるとアナウンスがあり、その便に搭乗する人だけが共通ゲートを通ってその先にある各ゲートに向かいます。
ゲートと言っても、共通ゲートを出た先にあるのはプレハブの通路です。通路に沿ってゲートナンバーが書かれており、ゲートから出るとすぐに沖止めされている飛行機があります。
保安検査を受けないという考えがなかったので、搭乗するまでは別の場所で保安検査を受けて、検査済みの用紙などを持っていないとゲートをくぐれないのでは？など色々考えてしまいましたが、本当に保安検査なく乗り込めてしまいました。
大きな空港だとゲートに辿り着くまでに時間がかかるので余裕を持ってチェックインを済ませる必要がありますが、よくも悪くもニュージーランド国内の空港は小さく、保安検査もゲート移動もないので、預け入れ荷物がない方は搭乗時刻に空港に着けばよさそうです。
オークランド空港でもJetstarは保安検査あり
オークランド空港の国内線ターミナルは、入って左がニュージーランド航空のエリア、右側がJetstarのエリアと分かれています。そしてJetstarのエリア側には保安検査場があり、セキュリティ上の観点から外からは見えないようにちゃんと隠されていました（普通の空港と同じ感じ）。
つまり、ニュージーランドでは空港ではなく航空会社の判断で保安検査の要不要が決められているのですね。
個人的にはハイジャックとかがあると怖いので保安検査があった方がうれしいですが、ニュージーランド航空は保安検査なしで何年も安全運行をしているのでしょう…
なおロトルア地方空港にはニュージーランド航空しか就航していないため、保安検査場自体が存在しませんでした。
人生初プロペラ機に搭乗
オークランド→ロトルア、ロトルア→クライストチャーチは、どちらも定員68名の小型プロペラ機でした。こんなに小さい飛行機に乗ったことも、プロペラ付きの機体に乗ったこともなくワクワク。
オークランド→ロトルア便ではプロペラの目の前2A席に座ったからか、終始揺れを感じました。一方、ロトルア→クライストチャーチ便は後方の15Aだったため、揺れはほとんどなく通常の機体と同じように感じました。
オークランド↔︎ロトルア間はなんと搭乗時間45分。飛行時間だけでいえば25分ほどです。長距離バスだと4時間！もかかるみたいなので、ロトルアに行かれる場合は飛行機が断然おすすめです。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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