オランダ各都市で購入したお土産

オランダ各都市で購入したお土産一挙公開!

オランダ滞在32日間で、オランダの主要都市すべてを回ってきました。長期滞在を見据えて日本から持って行った消耗品などが徐々に減っていく一方で、オランダで購入したものも多く最終的に荷物の重さは出発時と帰国時でとんとんになりました。この記事では、一般的に言われている「オランダといえば」のお土産一覧ではなく、あくまでわたしがオランダで実際に購入したお土産のみをご紹介したいと思います。

ミッフィのぬいぐるみ

最初にご紹介したいのはなんといってもミッフィのぬいぐるみ。ザ・王道のオランダ土産かもしれませんが、オランダに着いて1番最初に自分用に購入したお土産が写真左の子なのです。ミッフィーは様々な企業やブランドとコラボしていますが、この子は何ミッフィーかわかりますか?

オランダで購入したミッフィー

正解はゴッホミッフィー!そう、あの画家のフィンセント・ファン・ゴッホ(オランダ語読み)です。言われてみれば、手にパレットと絵筆を持っていたり、ゴッホのトレードマークの麦わら帽子をかぶっていたり納得できますよね。しかも上着の下に着ているワンピース?の柄はゴッホの有名な作品の1つ「花咲くアーモンドの木の枝」です。

  • 購入場所:ゴッホ美術館 in アムステルダム
  • 価格:21.95€

ミッフィーのぬいぐるみはオランダ各都市で見かけますが、ゴッホミッフィーが売られていたのは本当にゴッホ美術館だけ!(ミッフィーを見かけるたびに必ずお店に立ち寄っていたのでかなり自信あります)初日から荷物を増やしたくなかったので一瞬迷いましたが、本当に買ってよかった。一人旅のよきお供となりました。

右の花柄の子はユトレヒトのミッフィー美術館のショップで購入しました。同じ柄で色違いのぬいぐるみが3種類ほどあり、それは他の都市でも2度ほど見かけましたが、青い子を見たのはミッフィー美術館のみでした。

  • 購入場所:ミッフィー美術館 in ユトレヒト
  • 価格:24.95€

なおミッフィー美術館ですが、ミッフィー好きの方であっても入るのはよした方がいいです。美術館と名前がついていますが、実際は98%幼児の遊び場となっており、小さい子供連れ以外の入場客はわたしのみでした。入場料7.5€がもったいなすぎます。ショップには無料で入ることができますので、興味がある方はショップだけにしておくのがよいと思います。

デルフト焼き(本物と量産品)

お次もオランダらしさ満点のお土産、「デルフト焼き」です。デルフトハーグロッテルダムの中間に位置する小さな町の名前で、今でもデルフトにある窯元で生産が続けられています。

デルフトの窯元で一つずつ丁寧に作られている陶器は「ロイヤル・デルフト」の名を冠し、裏面にロイヤル・デルフトのマークが押印されています。一方で色味や柄を再現した量産品もたくさん売られており、本物を求める方は注意が必要です(お店の人曰く中国製らしい)。

確実に本物を購入されたい方は、デルフト中心部から少し歩きますが、現役で稼働しているロイヤル・デルフトの本社を訪れるのが確実。有料ですが内部を見学することもでき、陶器好きにはたまらないと思います。

わたしはとてもではないですが、大きなお皿などに手が出なかったので、新教会広場にあるMadame Blueというお店でティーセットの置物を購入しました。

デルフトで購入したデルフト焼きの小物

このお店はハンドペイントで制作されていて、どれもそこそこいいお値段がします。しかしこのティーセットのように小さめのものが多く取り揃えられているため、ロイヤル・デルフトと比べて手が出ないというほどではないのがポイント。

デルフトで購入したデルフト焼きの各パーツ
ポットやシュガーケースの蓋まで別に作られているのすごくないですか?可愛すぎです
  • 購入場所:Madame Blue in デルフト
  • 価格:39€

量産品の花瓶も購入しました。Heinen Delfts Blauwという運河沿いのお店で、テーブルウェア全般を取り扱っています。デルフト製でない可能性が高いですが、普通にかわいく、何よりリーズナブルなので、家族へのお土産などにもよいと思います。

  • 購入場所:Heinen Delfts Blauw in デルフト
  • 価格:12.95€

こちらはオランダ各都市で見かける陶器の靴。オランダはもともと木靴が有名で、これは木靴とデルフト焼きを合体させた感じですね。意外なことにハンドペイントのようで、1つずつ絵柄やバランスが微妙に異なります。小さくて安いのでバラマキにもよいかも(マグネットになったものも見かけました)。

オランダで購入した陶器の靴
  • 購入場所:ゴーダのお土産ショップ(店舗名不明)
  • 価格:1足3.5€

ミュージアムショップでの購入品

続いては、ミュージアムショップでの購入品です。私の父がフェルメールの「デルフトの風景」が大好きらしく、それをモチーフにした商品を色々買いました。

こちらは台紙とセットになった「デルフトの風景」のコピー(額は含まれません)。「デルフトの風景」はハーグのマウリッツハイス美術館所蔵ですが、台紙セットのコピーはマウリッツハイスのショップでは売られておらず、デルフトにあるフェルメールセンターで購入しました。

デルフトのフェルメール美術館で購入した「デルフトの風景」
  • 購入場所:フェルメールセンター in デルフト
  • 価格:12.5€

メガネ拭きも様々な場所で売られています。モネとオランダはあまり繋がりがありませんが、「睡蓮」が美しかったので自分用にメガネ拭きを購入しました(調べたところ、揉めの作品のうちいくつかはオランダで描かれたものらしいです)。このメガネ拭きはパリのオランジュリー美術館(「睡蓮」のための美術館)のショップでも見かけなかったので、とてもうれしい。

オランダで購入した名画のメガネ拭き
  • 購入場所:旧教会のショップ in デルフト…「睡蓮」
  • 購入場所:マウリッツハイス美術館 in ハーグ…「デルフトの風景」
  • 価格:各4.5€

「デルフトの風景」のクリアファイル。

マウリッツハイス美術館のショップで購入した「デルフトの風景」のクリアファイル
  • 購入場所:マウリッツハイス美術館 in ハーグ
  • 価格:2.99€

残る小物たち。アクセサリーケース2個にコンパクトミラー、「デルフトの風景」モチーフの3Dマグネットです。まとめて購入しているのでそれぞれの金額が正確にはわからず・・・家族・親戚へのばらまき用に購入しました。

オランダで購入した名画モチーフの小物
  • <アクセサリーケース>
  • 購入場所:フェルメールセンター in デルフト…チューリップ
  • 購入場所:旧教会のショップ in デルフト…アイリス
  • 価格:5.4€くらい?
  • <コンパクトミラー>
  • 購入場所:フェルメールセンター in デルフト
  • 価格:4.5€くらい?
  • <3Dマグネット>
  • 購入場所:マウリッツハイス美術館 in ハーグ
  • 価格:3.6€

水筒

環境先進国のオランダ。レジ袋有料はもちろんのこと、スーパーでもらえるフォークなどもプラスチックではなく木製ですし、カフェで飲み物をテイクアウトする場合も蓋はデフォルトでは付いてきません(欲しい人だけ自分で取る式)。

そんな国ですので、ペットボトル削減意識も非常に高く、街行く人の多くが水筒を持っています。その中でも1番よく見かけるのがdopperというブランド(写真右)。本当に多くの方がこの水筒を持っていますし、様々なお店で売られています。オランダは水道水がそのまま飲めますので、この水筒に直接リフィルする人の多いこと!

オランダで購入した水筒二本

左の水筒は600ml。持ち運び用というよりは、家の冷蔵庫用のボトルとして購入しました。AladdinのCityシリーズという名前で、Amsterdamの文字と街並みが描かれています。

  • 購入場所:Bienkorf(オランダのデパート)in ハーグ
  • 価格:16.95€…dopperのステンレスボトル(右)
  • 価格:13.95€…AladdinのCityシリーズ(左)

イラスト

自宅用にモダンなイラストも何枚か購入。こちらはユトレヒトのイラスト専門店Catch Utrechtで購入した小さめのイラストです。どちらもユトレヒトの街がモチーフとなっていて、運河やドム塔に自転車など、ユトレヒトらしさが満点。

ユトレヒトで購入したイラスト2枚
  • 購入場所:Catch Utrecht in ユトレヒト
  • 価格:9.95€

こちらは残念ながらオランダ購入品ではないのですが一応ご紹介。ロッテルダム滞在中にベルギーアントワープに行った際に購入しました。なんなら今回のお土産品の中で1番のお気に入りかもしれない。Galerie Fritsというお店で売られていた「STROMBOLI兄弟」というシリーズで、左からウェイトリフター、サーカスオーナー、ライオン調教師の3人兄弟の絵です。1枚だと29€でしたが、3枚セットだと60€とかなりお値打ちでした。

アントワーペンで購入したイラスト3枚
  • 購入場所:Galerie Frits in アントワープ(ベルギー)
  • 価格:60€

日用品

最後にまさかの日用品のご紹介です!お土産というより、自分で使う用ですが、どれもお得に購入できたものばかりなので、ぜひ参考にしていただければ。

クナイプのボディオイル

日本でもおなじみ、クナイプのボディオイルです。うち3種類は日本でも販売されており、日本での販売価格は1,980円(値引きされたのを見たことがありません)。

日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、わたしは「アルニカ」という植物のオイルがとても好きで、日本にいる時からヴェレダのアルニカオイルをよく利用していました(パリの薬局で日本の半値でこのアルニカオイルを購入した話はこちら→パリの激安薬局ファーマシーモンジュ 日本の半値以下商品も!)。

オランダのドラッグストアで購入したクナイプのボディオイルとクリーム

それがなんということでしょう!クナイプのアルニカオイルは定価が10.99€で、ハーグのKruidvatでは2本購入で10€というわけのわからないセールが実施されていました。1本5€は安すぎる!!!(ちなみにKruidvatは日本で言うマツキヨのような総合ドラッグストア)

瓶詰めなのでまったく軽くはないのですが、わたしは計10本購入しました。なおアルニカオイル以外にもグレープフルーツオイルやラベンダーオイルなども合わせ買いの対象で、グレープフルーツオイルの場合は定価が13.99€なのでさらにお得でした。

これを見つけて以来各都市のKruidvatでクナイプのオイルを確認していますが、ハーグのKruidvatが1番安かったです(ハーグ市内にも何店舗もありますが、どの店舗でも同じ)。

  • 購入場所:Kruidvat in ハーグ
  • 価格:2本で10€

De Tuinenのフェイスクリーム

自然派ボディケア用品を売っているHolland & Barrett。オランダ各都市で見かけましたが、Kruidvatの方が安いのでずっと買うことはありませんでした。

しかし最後の最後でユトレヒトのHolland BarrettでDe Tuinenというブランドの大セールをやっているのをたまたま見つけ、安かったので5つ買ってしまいました。

Holland & BarrettのDe Tuinenのフェイシャルクリーム5個

“Tuin”はオランダ語で「庭」の意味。”De Tuinen”で”The Gardens”の意味です。初めて見ましたが、オランダ語なのでオランダのブランドでしょうか。パッケージにはフランス語も書かれているので、ベルギーやフランスかもしれませんが…

いずれにせよ60%や50%引きばかりで、5つ購入で総額39.15€の割引でした。テクスチャーはどれも軽めで伸びやすいです。こってりしすぎのクリームが苦手なので、わたしの肌には本当にいい感じ!

  • 購入場所:Holland & Barrett in ユトレヒト
  • 価格:60%引きで7.59€…Tea Tree Dag- & Nachtcrème(ティーツリー)
  • 価格:60%引きで7.99€…Dode Zee Extra Crème
  • 価格:50%引きで4.99€…Vitamine A Nachtcrème
  • 価格:50%引きで5.74€…Honing Dag- & Nachtcrème
  • 価格:50%引きで4.99€…Probiotica Dag- & Nachtcrème

ティーバッグ(特にPickwick)

コーヒーよりも断然お茶派なわたし。今回のオランダ旅行にもたくさんのお茶を日本から持って行きましたが、まったくその必要はなかった!というのも、オランダは意外なことにスーパーのお茶がとっても安いし、種類が豊富!意外だったというのは、オランダはコーヒー大国、カフェ大国で有名だからです。

PUKKAやEnglish Tea Shopなどの自然派高級ティーから、Albert HeijnやJumboのプライベートブランドまで様々。茶葉も紅茶、緑茶、ルイボスティー、ハーブティーなど多岐にわたり、どのスーパーに行ってもお茶コーナーを見るのが本当に楽しかったです。

オランダのスーパーで購入したティーバッグ
手前の黄色い袋はポータブルのはちみつ。スーパーやカフェでよくもらえます

中でもわたしのおすすめは、Pickwickというオランダのブランド。ハンガリーチェコでも売られているようですが、これまで意識したことはありませんでした。

Pickwickのお茶はどれも香り高くおいしいのに、ものすごく安いんです。しかもスーパーで割引になっていることが多く、通常1箱(20バッグ入り)が2.25€なのに、スーパーによっては0.99€、1.39€、1.59€などの割引価格で売られているのを見かけます。

中でもわたしのお気に入りは、Caramel Vanilleというお茶で、70%の紅茶に30%のルイボスティをブレンドしたフレーバーティーです。紅茶の渋みが出にくく、あっさりした中にバニラのまったりとした香りが最高のバランス。

  • 購入場所:Jumbo in ハーグ、デルフトなど
  • 価格:0.99€、1.59€など時価

オランダのチーズ

最後は家食用のチーズ。わたしは “Oude(アウド)” (オランダ語で「古い」の意味、英語だと”aged”)のチーズがとっても好きなのですが、日本では専門のチーズ屋さんに行ってもほとんど取り扱いがありません。あったとしても12ヶ月熟成ほどのもので、しかも高いのが一般的。

こちらは空港内のAlbert Heijnで購入しましたが、300gほどで驚異の4.35€!空港の免税店で買うと同じサイズのOudeチーズは15€ほどになります(そして大抵Old Amsterdamというブランドのみです)。

チーズ専門店で買うのもよいですが、実際に専門店・スーパーともに大量のチーズを試した結果、JumboやAlbert Heijnで売られているチーズで十分というか、個人的にはスーパーのチーズの方が好きだったりします。

スーパーのチーズについてはこちらの記事でも解説しておりますので、よろしければ併せてぜひ→食文化が壊滅的なオランダで忖度なしにおいしい食べ物・飲み物

アルベルト・ハインで購入したオランダのチーズ
3年熟成チーズ。熟成の結晶ができており、このシャリシャリした食感がたまりません

なお、フレッシュチーズは賞味期限も短く冷蔵保存の必要がありますが、熟成チーズは常温保存が可能で、賞味期限も1ヶ月以上のものが多いです。個人消費目的で10kg未満であれば、チーズは帰国時の検疫対象にもならないので、安心してご購入いただけます(2023年3月時点)。

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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。

お知らせ:アジア各国で見つけた雑貨を近々オンライン販売する予定です。本サイト「ゆっこぷー・どっとこむ」でもお知らせ予定ですので、ご興味を持っていただけた方は、サイトをブックマークいただくか、上のボタンからInstagramをフォローいただけると幸いです。販売前の商品を個別に先行販売(10~15% OFF予定)することも可能ですので、どんな商品があるか気になる方はお気軽にDMください。

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