ANA 台北(松山)→羽田 NH852便

ANA 台北_松山→羽田 NH852 子連れエコノミー搭乗記

台北からの復路便も、ANA特典航空券を利用しました。2026年の予約状況を見ると、羽田台北は全然空きがないので、家族3人で往復ともに発券できたのは本当に奇跡!使用機材や主なサービスは往路とほぼ同じでしたが、そちらの記事でご紹介しきれなかった内容や松山空港の事情について軽くまとめられればと思います。

併せて読みたい → ANA羽田→台北(松山)NH851便 0歳児子連れ搭乗記

チェックインカウンターで壁前座席へ変更

松山空港に着くと、まずは地上1階にあるチェックインカウンターへ。スタアラゴールドレーンに並びましたが、エコノミーレーンもほとんど列がなく、待ち時間は全体的に少なそうでした。

すでにオンラインチェックインを済ませており、事前に指定した座席は24列目のDとF(3×3×3の真ん中ブロックの左寄り2席)。壁前席である12列目と23列目が24時間前になってもまったく解放されておらず、その動きのなさから埋まってしまって空いていないわけではない感じがしたので、カウンターで「壁前席が空いていたら移動したいのだけど」と伝えて座席表を見てもらいました。

結果、バッチリ空いており何の問題もなく1列前の23列目をゲット。後日談ですが、搭乗してみると壁前の9席のうち私たち以外で座っていたのは2人のみでした。さすがに空けなさすぎでは。

ANA 台北(松山)→羽田 NH852便 壁前座席
子どもにはブランケットが暑すぎるため、自前のおくるみを持ち込んでいてよかったです(右下)。

子連れ時の壁前席のすばらしさは前の記事でしっかり書いているので、気になる方はぜひご覧ください。

前の記事 → ANA羽田→台北(松山)NH851便 0歳児子連れ搭乗記

ちなみに、わたし個人は足が伸ばせるし前からのリクライニングがないしで子どもがいるかどうかに限らず壁前席を取れるものなら取りたい派です。というかみんなそうじゃないの?と思っていたのですが(だからそもそも事前座席指定のタイミングでは上級会員にしか解放されていなかったりする)、夫は壁前席はむしろ好きじゃないとのこと(!)

曰く、普通なら前の座席の下に目一杯足を伸ばせるところ、壁前だと壁があって伸長しきれないし、スクリーンも小さくさらに目線を下げて見ることになるので嫌なのだそう。

その夫ですら、子連れでの壁前席は諸手を挙げて同意していますので、本当におすすめ。変更できれば運がよかった、くらいの気持ちで気軽に訊いてみてください。

松山空港:保安検査前のお土産ショップ

荷物を預け入れた後は、保安検査場がある2階へ。しかし、わたしには保安検察通過の前にやることがありました。それは「新東陽(Hsin Tung Yang)」というお土産ショップでお茶を買うこと。

というのも実は、2025年9月末まで台湾政府の公式キャンペーンとして「Taiwan he Lucky Land」という抽選が行われており、到着時の抽選で5,000台湾ドル(約2万5,000円)が当たっていたのでした。

当選金額は悠遊カード(EasyCard)の形でもらえるのですが、こちらのカードが利用できるお店が存外に少なく、1万円以上余らせてしまっていたので、空港で使えるお店を事前に調べていたのでした。それがここ「新東陽(Hsin Tung Yang)」。

中央のエスカレーターを降りてすぐのところにあるお店で、王徳傳というブランドのお茶を多数取り揃えています。かなりの高級茶で、たとえばブランドを代表する蜜香紅茶は日本で買うと30gで2,700円!台湾でいくらだったか細かい数字は忘れてしまいましたが、下の4袋で2,600台湾ドル、1万2,000円超になりました。

台北(松山)空港の保安検査前に購入したお茶
紅茶も烏龍茶も渋みが極限まで少なくてとってもおいしいです

こちらのお店で購入すると、2,000台湾ドル以上でVATの還付があり、しかもVATカウンターに行かずその場で還付金を受け取れるので本当におすすめです。

保安検査上はこちらのお土産ショップのすぐ左手にあり、まったく並ぶことなく通過できました。出国後はスタアラゴールドで航空会社共通のラウンジを利用しました(そんなに大したことなかったので写真を撮らなかったのですが、まあまあの牛肉麺などがいただけます)。

NH852便の機体(ボーイング787)

搭乗した機材は羽田→松山の往路 NH851と同じボーイング787のため、座席自体に特筆すべきことはありません。

ANA 台北(松山)→羽田 NH852便 エコノミー座席

前回載せていなかったトイレについて軽く触れておくと、左側の真ん中のトイレがおむつ替えシートのある個室となっており、シートはこんな感じ。

ボーイング787おむつ替えシート
9kgの子が乗ってもグラグラせず安心でした

おむつ替えシートを出すと便座の上にかかってしまうため決して利便性はよくありませんが、個室として見ればかなり広いトイレです。今までまったく注意したことがなかったのですが、今度からはおむつ替えシートのあるトイレ側を確認して座るようにしようと思いました。

NH852便エコノミー機内食

往路では戦略的に低グルテンミールを選択しましたが、メニューを事前に確認して復路は普通食がおいしそうだったので食事リクエストなしで臨みました。

わたしがいただいたのは洋食のプレート。サフランライスにごろっとしたローストチキンがたくさん乗っていました。パンは烏龍茶ロールでしたが、期待に漏れずかなりパサパサでした(泣)個人的にANAのパンは航空業界の中で最下位争いをしていると思っているので、パンだけは本当に頑張ってもらいたいなと思っています。

ANA 台北(松山)→羽田 NH852便 機内食(洋食)

0歳の子供へは乳児食を事前オーダー。豆腐とにんじんの炒り煮がメインで、ペロリと完食。往路と違ってにんじんが細かいため喉に詰まらせることもなく、とてもおいしそうに食べていました。

ANA 台北(松山)→羽田 NH852便 乳児用機内食

写真を撮るのを忘れていましたが、他にバナナと何かのペーストもついていました。ペーストらしきものは台湾ローカルのもので、中国語はまったくわからないので中身がわからず食べずに終わりました。

子ども向けおもちゃのプレゼント

最後に子どもがいただけるおもちゃのご紹介です。ANA公式でも「おもちゃ」と表現されていますが、今回いただいたのはタオルハンカチ。3種類のおもちゃから選ぶことができましたが、まだ遊べるような年齢ではないため実益を優先して往復ともにハンカチに。

ANA 台北(松山)→羽田 NH852便 子ども向けおもちゃ

ANAのCAさんには妊娠中からたくさんおもちゃをいただいており、子どもが大きくなってから一緒に遊ぶのが楽しみです。

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ゆっこぷー

7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。23年6月バンコクに新築コンドを購入。一児の母(23年・24年は妊娠・出産に伴い更新少なめ)最新の旅の写真はInstagramで投稿中。

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