ヘルシンキ最終日は特に目的もなくひとりで街をぶーらぶら。こんなに小さな街なのに、22:20の飛行機まで丸一日を一人で潰さねばならない。
もともとはヘルシンキから2時間で行けるというエストニアの首都タリンまで足を伸ばす予定だったのですが、よくよく調べてみるとフェリーの乗船時間なども含めると3時間は必要な模様。ストックホルム→ヘルシンキ間を船で渡ったため、これ以上の船はもういいかな…ということであっさり断念。バイバイ、わたしのタリン。そのうちバルト三国を周遊するからそのときまで・・・
その結果 何をしていたかというと、ヘルシンキの街を西から東、北から南までひたすら歩いて回っていたのでした。 中心部に限って言えば、本気ですべての通りを歩き尽くした気がします。
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南の端でたどり着いた カフェ ウルスラ
ヘルシンキは、街の南に行っても海以外ほぼ何もないのですが、
それが「カフェ ウルスラ」。
「かもめ食堂」という映画にも登場するらしく、ロケ地巡りのコースにも入っているのだとか。
わたしは、オリンピア埠頭の方からぐるーっと海岸沿いに歩いて行ったのですが、これ間違いなく遠回り。素直に市街を南へ突っ切ればよかった。ひたすら続く海。綺麗だけども、他なにもなし。
カフェ ウルスラは、船の帆のようなこのテントが目印なので、
ランチセットやサラダ食べ放題も もちろん料金は高め
店内は白を基調としたシンプルなデザインで、
メニューとしては、
- 本日のランチ(この日のメインは野菜たっぷりミネストローネか白身魚のフライ)
- サラダバー
- オープンサンドなどの単品
- ケーキ
- コーヒーなどのドリンク
などがあるようです。本日のランチが一番お得そうではあったのですが、マーケットなどでもよく見かけていたオープンサンドが気になっていたので、わたしは大量のエビが乗ったオープンサンドとケーキにカフェラテをチョイス。占めて20€ちょっと。高いなぁ。
エビの下に敷いてあるパンは、白パンと黒パンの2種類があったのですが、どちらがおすすめか訊いてみると白パンの方が伝統的でおすすめとのこと。黒パンは最近の健康ブームで出てきたんですって。
せっかく天気がいいので、外の席でいただきます!
海鳥と蜂との仁義なき戦い
時間はたっぷりあるし、海風は気持ちいしここいらでゆっくりしていくかーと悠然と構えていたところ、いきなりやってきたやつがいる。は、は、蜂ではないか!しかもわたしのエビちゃんを食べておる。。。どうしよう。追い払ってもめげずにやってくるんだけど・・・もうわかったわよ。わたくし心が広いからエビの1尾くらいくれてやるわよ。ということで、最初に蜂が捕まりよったエビをテーブルによけてやる。するとそのエビに捕まってひたすら食べ始める蜂。とりあえずわたしの方に襲ってこなくなって一安心したものの、近くにいる蜂が気になってしょうがない。
「虫ってたしか柑橘系の成分苦手だよな~。このレモン絞ったらいなくならないかなー」なんて物騒なことを考えていると、今度はわたしの左側の席で海鳥とおじさんたちの戦いが海鮮。さっきから地上に落ちたものをつまんでる子たちがいるのはわかってたけど、この距離で飛んでくるのね。
鳥はエビ一尾じゃ納得してくれそうにないし大変だなーなんて思っていると、今度は別の蜂が参戦!これはやってらんないわとたまらず遁走。完全にわたくしの負けでございました。
屋内の席も充実 もちろんWi-Fiも飛んでます
安住の地を求めて屋内に避難したのですが、注文カウンターを挟む形で2か所テーブルスペースがあり、かなり席数があります。窓が閉まってるので、基本的には虫も鳥も入ってきません。この天気で屋内っていうのはほんとにくやしいけども!
ちなみにエビサンドの中身はこんな感じ。パンの上に葉野菜と半分に切られた卵にマヨネーズ風ソースがかけられていて、最後にエビが山盛り。あっさり食べられてよかったです。
もしこちらのカフェ ウルスラに行かれる方がいましたら、虫除けだけは絶対にお忘れずに!優雅なひと時になるか、戦争になるかはこの一点にかかっています。
カフェ ウルスラ
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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