フライト遅延により期せずしてドーハに1日滞在することになったわたしたち。ひとり40カタールリアル(約1,200円)でバスでの市内観光ができることは研究済みだったので専用デスクで申し込もうと思っていたのですが、空港職員にホテルへ連れて行ってくれるという専用車に案内されました。
こちらの専用車、最終的には有料ということが発覚し、
とはいえ、専用車だったので「ここで降りたい!」
そこでこの投稿では、
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砂漠でラクダライド

まず向かったのはドーハの砂漠地帯。
ドーハの道はとてもきれいで果てしなく平地なので走りやすいので

砂地帯に入って、ターンと戦いながらさらに15分ほど走ると、

道路の脇に佇むラクダの群れってシュールだなぁ。
だってわたしの思い描く「砂漠でラクダライド」は、見渡す限りの砂の大地でちょっと小高い砂丘の上から悠然と歩いてくる姿だったのですが、ここは道路脇の砂漠の端っこで、ラクダ様はマイペースに休憩されておる。
実は顔の周りにめちゃめちゃ蝿がたかってるんです・・・

そして肝心のラクダライドは、
ひとり250カタールリアル払えば砂丘の向こうまで行く1時間の
だけど残念ながら日本人は中庸が大好きなの。
海と油田
ラクダとの邂逅を終えて市内へ戻る前に、運転手のモーメットが海へ寄ってくれました。そう、砂漠に海なんです!実はこのラクダライド砂漠は内陸じゃなくて海岸線ギリギリにある砂漠なのです(わたしも言われるまで気づかなかったw)。鳥取砂丘みたいな形成のされ方なのかなぁ。
びっくりするほどきれいな青でしょう?遊んでいるのはバングラデシュ人です。

いずれにせよ、砂漠だと思っていたところが実はビーチで、
そして海からの帰り道、右手に見えるのがオイル&ガスプラント。

ドーハの変な建物
さて、気づけばあっという間に市内。


ここだけ見るとハワイ。行ったことはないけど。


お次はイスラム現代美術館。こちらも写真をパシャって撤退。

さらにこれはなんのための建物なんだろう?笑 ドーハにはツッコミどころ満載な建物が多いなぁ。
The Pearl、すなわち真珠
イスラム現代美術館からほんの少し車を走らせると、

The PEARLの真珠部分へは自由に入ることができるのですが、
未来都市コーニッシュ
そしてこのThe PEARLから海側に目をやると見えるのがこちら!

勝手に未来都市なんて言っちゃってますが、空も青、海も青、
ドーハ湾沿いのこの7kmに続くビル群をコーニッシュ(
ちなみにここに見える彼、カタールの国王です。街中にいます(

カルチュラル・ビレッジ カターラ
観光客に人気だという商業施設katara。
これもモスクなんですって。ドームがない!

これはミナレット。モスクはここだよーを示すための塔なんですって。


鳩用のとまり木のような不思議な建物をパシャパシャして退散です
ドーハのベニス
続いて向かったのは、


ヴェネチアに似てるかはかなり微妙ですが、
それにしてもやはり人がいない。

無人のグランド・モスク
こちらがドーハで一番大きいというモスクでございます。

てっきりお祈りはモスクでやってるもんだと思っていたのに、
街から人が消える金曜日
これまでの写真でお察しかもしれませんが、
それも少ないなんてレベルではなく、
なぜ人がいないのか?
それは金曜日だから!金曜日はイスラム教の「お祈りの日」らしく、
グランドモスクのところでも書きましたが、
気になりすぎる。
ドーハの人は夜型?
お祈りの日である金曜日も16〜17時くらいからは出歩いてもよいらしく、夕方になるとあれよあれよという間に街に人が溢れてきます。スカスカだった道路も適度に車が走り本来の姿に。
夜のドーハは結構ライトアップを頑張っていて、変な建物群は軒並みカラフルに装飾されます。
24時間営業のお店をチラホラ見かけたりもして、夜がドーハの表の顔なのかなーという気がしています。
夏は50度にもなるドーハでは、昼間外を歩くのはまじめに死を意味するのかも(2022年のサッカーワールドカップどうするんだろ…)。冬場でも日中は25度もあるので、日が沈んでやっと過ごしやすくなったなと感じます。
また前に読んだサウジアラビアの小説で、ラマダン月は日中は静かにお祈りをしながら過ごして、日が沈んでから活動を始めるとあったので、夜型生活に慣れているのかも?なんて思いました(ラマダン月はスーパーとかも19時〜翌朝4時とかで営業するらしいのです。
ほかの方のブログでも、午前中のツアーは店が開いてなくて楽しくないという話を何件か目にしたので、夜訪れた方がいいのかもしれませんね(最初にご紹介したカタール航空が提供しているシティツアーは最終回が21時です)。
ドーハでキャッシュは必須!
わたしたちが一番困ったのが、カードが使えないという事態。金曜日で日中は大きなスーパーも開いてないので、ヒンドゥー教徒がやってる小売店に立ち寄るも、キャッシュを持っておらず水さえ買えない(結局運転手のモーメットが買ってくれました)。
さらに公営のタクシーもキャッシュ支払いしかできないため、どうやっても現金がいる(ドーハはアメリカ並みに車大国で、歩いている人をほぼ見かけません。というかそもそも道が歩く仕様になっていないのです)。
ただし公営のタクシーであれば料金はかなり安いので、タクシーだけなら往復で2,000〜3,000円あれば確実にどこでも行ける気がします。初乗りが10カタールリアル(約300円)で、メーターが上がるのがものすごく遅いので、30分くらい走っても1,000円程度でした。さすが石油産出国…!
水色のラッピングがされている公営のタクシーは、国が料金を決めているため、ぼったくられる心配もありません。一方でそれ以外で逆引きをしているバンなどはハイヤーなので、料金が10倍以上になるそうです(タクシー運転手より)。気をつけましょう。

***
なんだかんだで充実していたドーハ滞在。でももう随分とおなかいっぱいなので、次は20年後くらいでいいかなー笑
まずは2022年のサッカーワールドカップの開催頑張れ!
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅をしている。中でもヨーロッパが好き。語学マニアで、旅行投稿にまじってたまに語学系の投稿も。仕事は英語と日本語が半々。仏検2級。スペイン語の他に、最近は「オスマン帝国」にハマってトルコ語も。
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