フリーマントルの街並み

フリーマントル日帰り旅行 パースから電車で30分の港町

パース旅行で一番やりたかったこと。それは「宇宙よりも遠い場所」の舞台にもなった港町フリーマントルへ行くこと。「よりもい」の作中では、南極観測船「しらせ」の補給のために立ち寄っていました。実際に行ってみると時間がとてもゆっくり流れており、これから冬が来るというのに海と空が底抜けに青い。とても素敵な町でした。

パースから電車でフリーマントルへ

旅のスタートはパースから。パースからフリーマントルへ行く方法はいくつかあり、エリザベスキーから高速船に乗って行くこともできますが、一番手軽で安いのは電車利用かと思います。

パース駅の駅舎
パース駅舎 19世紀の面影が残るヴィクトリア風の建物

実際に利用してみると、東京の電車よりもずっと簡単でしたので、本当におすすめ。電光掲示板の表示は明確で、遅延もなく、券売機も車内も混んでいないのですべてがスムーズ。駅員さんはいつも通りとってもフレンドリーなので、わからないことがあったら訊けばOK。

チケットの購入方法

電車のチケットはゾーンごとに金額が分かれており、フリーマントルへ行く場合は “2 to 4 ZONE” という 5.2AUD のチケットを購入します。チケットを購入すると、”VALID UNTIL hh:mm” という表記があり、購入から2時間以内に降車駅を出る必要があります(入場期限ではなく出場期限であることに注意)。

パース駅の券売機
利用できるのはカードのみです

改札を通る際は、タッチ式の改札は使えないため、有人改札を利用します。パースでは入場・出場ともに係員が立っていましたが、フリーマントルでは無人でした。そういう場合は開いているゲートからそのまま出ていいそうです。

フリーマントル行きの電車に乗る

フリーマントル行きの電車は7番プラットフォームから出ています(もちろん変わる可能性があるので、十分ご確認を)。始発から8時台までは12分おき、それ以降は15分おきに電車が出ているため、あまり時刻表を気にせず駅に着いたとこ勝負で大丈夫。

パース駅に停車中の電車 7番線
車内は禁煙&飲食禁止です。

時刻表が欲しい場合は、駅に置いてあるブックレットで確認できます。平日と土日では運行が異なるため注意してください。

フリーマントル行きの電車

パースからフリーマントルまではぴったり30分の道程。のどかな風景が続きます。North Fremantleあたりから海が見え始め、終着直前にはタンカーが停泊する港湾も見えてきます。

フリーマントル港に停泊中の大型船
アニメで見た景色が見えてワクワク

フリーマントル観光

フリーマントル観光と言えば、フリーマントル・マーケットが一番の目玉かと思いますが、残念ながら営業は金〜日曜日の3日間のみ。私は水曜日に行ったので、特に当てもなくブラブラします。

フリーマントル 旧商工会議所

Round House

オーストラリア時間に合わせて珍しく朝早く活動を開始したため、もしかしらまだお店が開いていないかもと思い、まずは海の方へ行ってみました。

フリーマントルの牢獄(Round House)

坂の上に見えてきたのは、かつての牢獄 Round House。中にも入れるみたいなのですが、全然商売っ気がない感じで、どこから入るのかもわからず(汗

フリーマントルのビーチ

ただ、ここから望むビーチと海は本当にきれい!潮風が心地よく、いつまでもいたくなる場所でした。

フリーマントル市役所(Town Hall)

フリーマントルの中心地は、駅から半径300mほどのエリアに集中しており、とってもコンパクト。The Round Houseから5分ほど直進したところにあるのがフリーマントル市役所。市役所とついていますが、英語ではTown Hallですので、どちらかというと町役場かな?

フリーマントルの町役場

今でも使われているのかどうかはわかりませんが、一見の価値があります。

フリーマントルのおしゃれなカフェ
街中のおしゃれなカフェ

町の本屋

小さな町にもかかわらず、本屋が多いことに驚きます。特に古本屋。英語では second hand books の名で看板が出ています。ただし、オーストラリアの文化なのか、古本なのに全然安くないじゃん!というものも多く、地味にカルチャーショック。

フリーマントルの古本屋

普通の本屋さんもサイズが大きくはないので、最新の本は本屋さんで、少し前に出た本は古本屋で、といった棲み分けなのでしょうか。

フリーマントルの本屋の本

ちなみにわたしは、海外で本屋さんを見つけたら必ず立ち寄ります。どんなジャンルや装丁の本が売られているのかを見るだけでも楽しいですし、勉強している言語やまったく話せない言語の国だと、自分用に本を買って帰ります。

今回は英語圏なので自分用には特に購入しなかったのですが、6ヶ月の息子用に1万円ほど絵本などを購入しました。息子は英語の歌や絵本が大好きなのですが、図書館で借りれるラインナップには限界があるし、本当にいい買い物ができました。

フリーマントルのクラシカルな建物
今はホテルになっている建物

ちょっくら休憩

小さい町なので歩き疲れるということはないのですが、本屋さんでゆっくりしていたらお昼の時間になったので、少し休憩することに。おしゃれなカフェは本当にたくさんありますが、コーヒーは飲み飽きていたので、珍しく見つけたアサイーをいただきました。

フリーマントルの歩行者通り

日本では一度も食べたことがないのに、海外に来るとなぜか食べたくなるアサイー。このお店はトッピング無制限だったので、自分好みに乗せまくりました。

フリーマントル アサイーボール
バナナが嫌いなわたしにとってフルーツを選べるのはありがたすぎる

フリーマントルからパースへ

フリーマントルからパースへも、15分おきに電車が出ています。プラットフォームは1つしかないので、改札を入ってすぐのプラットフォームにいればOK。

フリーマントル駅
フリーマントル駅の駅舎

パースのエリザベスキーから出ている高速船は、片道切符もあるみたいなので、もし時間とお金に余裕があれば片道は電車、片道は船にしても 面白いかもしれませんね。

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ゆっこぷー

7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。23年6月バンコクに新築コンドを購入。一児の母(23年・24年は妊娠・出産に伴い更新少なめ)最新の旅の写真はInstagramで投稿中。

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