イスタンブールに着いた初日に、旧市街にある「ギリットリ(Giritli)」というトルコ料理店に行ってきました。
トルコ料理はフランス料理、中華料理と並ぶ世界三大料理の一つで、がっつりしたケバブなどの肉料理が有名ですが、このギリットリはとにかくお野菜とお魚料理がおいしいのです。
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ギリットリ(Giritli)のメニュー
ギリットリ(Giritli)は一軒家レストランになっていて、入口には黒猫と大きな犬がでんと居座っていました。
わたしは大きな犬が怖いので、入口にこのお犬様がいると入ることができなかったのですが、店員さんの手助けもありなんとか中へ。後から知ったのですが、イスタンブールは世界で一番野良犬・野良猫に優しい街だそうで、こちらが危害を加えなければ襲ったりしてこないはず。
このお犬様もはじめこそ何度も店員さんに追い出されていたのですが、わたしたちがメインをいただく頃にはすっかり中に居座ってお腹を見せてゴロンとしていました。この日はとても寒かったので、きっとお犬様も中でぬくぬくしたかったのかな。
ディナーメニュー
ディナーメニューは2種類で、45€と35€のメニューが用意されています(€表記ですが、トルコリラで支払うことも可能です)。
どちらのコースもひとり2杯のドリンク(アルコール含む)が含まれていて、45€のコースはギリットリ(Giritli)のシグニチャーメニューであるタコのお皿が含まれているようでした。
※アルコールはかなりの量いただけます。わたしは一杯目に白ワインをお願いしましたが、日本のフレンチで飲む場合の2杯分くらいたぷたぷに注いでもらい、この一杯で完走しました。
休日の夜のみアラカルトも注文が可能とのことでしたが、コース料理が圧倒的にお得そうです。
ギリットリ(Giritli)のコース料理
わたしたちは時差ボケで胃が寝ていたのと、店員さんから35€コースで十分だよと言われたこともあり、何の異論もなく35€コースをお願いしました。35€コースは前菜の盛り合わせ、揚げ物、メインのお魚料理そしてデザートからなっています。
ディナーコースの前菜盛り合わせ
まずは前菜の盛り合わせから。イメージしていたのと違って、なんと9皿もの伝統的なトルコ料理が運ばれてきました!
左手前から順番に、
- ナスのトマトヨーグルトソース
- シーバスの香草マリネ
- じゃがいもの煮物(肉じゃがに似てる!)
- お豆のマリネ
- サーモンの燻製
- パプリカのマリネ
- お豆のサラダ
- セロリのヨーグルトソース
- ブラックキャベツのサラダ
とてんこ盛り。口に合わないお皿も中にはあるんですが、トルコの伝統的な料理を食べることができてとても楽しかったです。わたしのおすすめは、シーバスのマリネ、サーモン、ブラックキャベツあたりかな。2人で食べると好みがそれぞれ分かれるので、案外きれいに片付いていくという。
丸い透明な器に入っているのは「魚介のピラフ」らしいのですが、食べれど食べれど何物なのかが最後までわからず・・・ピラフって言ってるけど絶対お米じゃなさそうなんだよなぁ(かと言ってたんぱく質系でもないし)。
パンも結構な量いただけます。わたしたちはこの後に備えて全然手が伸びなかったけども・・・
ディナーコースの揚げ物
前菜とメインの間にアミューズのような形で小さな揚げ物たちがやってきました。
左から、海老を巻いたもの、イカリング、ほうれん草とチーズのパン?、チーズのコロッケです。
供されるときにベジタリアンかどうかを尋ねられ、ベジタリアンではないと答えると海老とイカがわたしのお皿に盛られ、パートナーのお皿に自動的にほうれん草とチーズが供されたので、それぞれが一人分っぽい笑
一応二人ともベジタリアンじゃないよーと言ってみたのですが効果なく。。。これはどれも美味しかったなぁ。このお店は揚げ物をカラッと揚げるのが上手。
ディナーコースのメイン料理
35€のコースでは、その日のお魚からメインを選ぶことができます。この日はシーバスのムニエルとアンチョビのフライでした。
わたしはアンチョビのフライをチョイス。アンチョビ=小イワシですね。
・・・とやってきた小イワシちゃんたち、なんと15匹もおりました!フライになっているのですがものすごく軽くてこの揚げ方教えてもらいたいくらい。イスタンブールのほかのお店でも付け合わせとしてよく出てくるルッコラの苦味がよく合います。
ディナーコースのデザート
ここまでのお料理は時差ボケで胃が寝ている以外はとても美味しくいただけたのですが、デザートだけはどうしても無理でした。
というのも、トルコスイーツあるあるでもうとにかくゲロ甘なんです。
左はアイスクリームとフルーツの糖蜜漬け?なのですが、糖蜜漬けだけじゃなくアイスクリームまでものすごく甘くて一口でギブ。このアイスクリームがトラウマでトルコ滞在中最後までトルコアイスを試してみることはできませんでした・・・
右側のは揚げたドーナツにきな粉をまぶしたようなお菓子で、どこか懐かしい味がしました。甘すぎなくていい!お腹いっぱいでしたが美味しくて4本食べました。
ギリットリ(Giritli)のアクセスと営業時間
ギリットリ(Giritli)はイスタンブール旧市街、それもかなり南の方にあります。ブルーモスクやアヤソフィアから徒歩5分くらいで、ギリットリ(Giritli)の通りを一本東に行くとマルマラ海に出てしまうくらい。
旧市街からアジア側を眺めて見たかったので、少し早めに行って海辺を歩いてみました。この日は雪がちらつくほど天気が悪くて気温も低かったのですが、それでもとてもきれいでした。
ギリットリ(Giritli)のアクセス情報
Cankurtaran, Keresteci Hakkı Sk. No:8, 34122 Fatih/İstanbul
ギリットリ(Giritli)の営業時間
12:00〜0:00(無休)
トルコは朝も夜も遅いんです。わたしたちは19時から予約していましたが、20時〜21時にかけて地元の団体客が数組やってきていて、本当に遅いんだなと思いました。
ギリットリ(Giritli)のHP
トリップアドバイザー: https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g293974-d919972-Reviews-Giritli_Istanbul-Istanbul.html
※トリップアドバイザーに予約フォームがなく、公式HPもトルコ語だけだったので、ホテルのコンシェルジュに電話で予約をお願いしました。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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