初めての長崎なら絶対におすすめしたいグラバー園の魅力

グラバー園

9月の終わりに1泊2日で長崎に行ってきました。小学生と中学生のころにハウステンボスには2度行ったことがあるのですが、それ以外の長崎は未知の世界だったのでとっても楽しみでした。

海外に行けない鬱憤が溜まっているので、国内でもどうせ行くなら飛行機を利用するくらい遠くがいいなーと思っていたところ、ANAのスーパーバリューセールで長崎行きが安くなってまして^^

そうして久しぶりに上陸した長崎、一言で言うと最っ高でした!今回は長崎市+ハウステンボスしか行けてなく、1泊2日なのでそんなに大した量を観光できたわけではないですが、今回ご紹介するグラバー園の満足度が高すぎて、グラバー園に行けただけでもすごく楽しかったなーと。長崎=最高の図式にはもちろんほかの理由もありますので、ページの下部でちょこっとだけ触れますね。

グラバー園とは?

グラバー園とは、スコットランド出身のトーマス・ブレーク・グラバー氏の邸宅をはじめ、明治の初めに長崎に渡った外国商人の居留地の総称です。2015年には、グラバー園内にある旧グラバー住宅が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を構成する1つとして世界遺産に登録されました。

グラバー園の魅力

グラバー園にはぜひ足を運んでいただきたい理由がたくさん!順番に紹介してきます。

レトロな洋館が楽しい!

まず述べたいのは、やはり園内にいくつも存在する洋館の数々です。瓦屋根の和と白基調の壁の洋が合わさって、ほんと絵になります。インスタ映えじゃ〜

下の写真は散策ルートの最初のポイントである「旧三菱第2ドックハウス」です▼

旧三菱第2ドックハウス

そしてこちらは、少し下ったところにある「旧自由亭」という名のカフェ▼ 青空に白い壁が映えます!

グラバー園内のカフェ「自由堂」

少し奥まったところには、旧オルト住宅(写真左)と旧スチイル記念学校(写真右)が佇んでいます。

園内がとにかくおしゃれ!

建物はもちろんのこと、緑あふれる案内はどこを切り取っても絵になります。グラバー園自体が斜面にあるため、段差を活かして下のような水が流れるオブジェ?があったり▼

日本庭園とまではいかないですが、整備されたお庭や池も見事です▼

グラバー園の庭

長崎の街を一望できる!

そして感嘆の声を上げずにはいられないのが、グラバー園から見えるこの長崎の街並み!

グラバー園からの眺望

このブログ記事に載せている写真はカメラで撮影しているのですが、今回実は一切加工していないんですよ^^ お天気がよければ、この大パノラマを堪能することができます。

グラバー園内の日本庭園

左上の写真は、第1ゲート近くの展望台から撮影したものですが、わたしはやはり海が映り込む写真が好きなので、旧三菱第2ドックハウスの2階がベストスポットだと思います。

ドレスも借りられるよ!

グラバー園内の「旧長崎地方裁判所長官舎」が現在はレトロ写真館となっており、レトロなドレスの貸し出しを行っています。料金は以下の通り▼

  • 室内撮影:15分 1,000円
  • 園内散策:30分 2,000円

その場で現金支払いのみです。

ドレスは常時50種類以上が取り揃えられており、好きなドレスを選ぶことができます(どれも重たいw)。園内散策では裾を擦る長さのドレスは選べないため、室内の方が選べるドレスの種類は多いです。また、すべてのドレスに帽子が付いています。

実際にグラバー園に行くまでドレスをお借りするかどうかかなり迷っていたのですが、グラバー園が本当にきれいすぎたのでわたしは園内散策30分コースでお願いしました。園内散策コースだと、ドレスにあったデザインの日傘を貸していただけます。

グラバー園のレトロドレス

着せ替えをしてくださった方にお話を聞くところによると、ほとんどの方は室内15分コースでサッと写真を撮ってすぐに脱いでしまわれるらしく、この姿で園内を歩いているとたしかに多くの方から見られている感はありました(汗笑

室内15分は、撮影できる部屋がレトロ写真館内の1部屋(結構狭い)に限られているので、個人的には割高ではないかなーと思います(園内散策の人はここで撮影することも可)。

男性用も用意がありますが、あれはなんと言うのでしょう?昔の軍服と学生服の間のような服なんですが、うまく表現できない…とにかく男性はそれ一種類のみの選択ですw カップルで着ると楽しそう!

コロナ前は毎日行列ができるほどだったそうなので、人が少ない今こそチャンスです^^

明治の歴史も学べます

各レトロ洋館の中では展示が行われており、明治初期の文明開化の歴史を学ぶことができます。展示を読んで歩くと、グラバー氏がいかにすごい人だったかよくわかります。世界遺産に認定されるのも納得がいくので、お時間ある方はぜひ。

伝統芸能に触れることも!

これはほぼおまけみたいなものですが、順路の一番最後に「長崎伝統芸能館」が控えています。この建物の中では、「長崎くんち」で実際に使われていた山車が展示されており、結構迫力があります。

※「長崎くんち」は毎年10月7日から9日までの3日間行われる長崎の伝統的なお祭りです。

グラバー園内の長崎伝統伝統館

グラバー園へのアクセス方法

観光客がグラバー園へ行く場合、基本的に市内を走る長崎電鉄(いわゆる「ちんちん電車」)を利用します。グラバー園の最寄りの電停は「大浦天主堂」と「石橋」の2つです。

「長崎駅前」電停から1系統の電車に乗り、「新地中華街」電停で5系統に乗り換えます。どちらも長崎駅前から10分強くらい。

大浦天主堂から向かうルート

「大浦天主堂」の方が手前にあり、ガイドブックなどでも一般的にこちらを利用するよう書かれています。大浦天主堂ルートでは土産物屋さんが並ぶ「オランダ坂」を通るため、少し歩きますがお店を覗きながら登っていくのがとても楽しいです。

オランダ坂で購入したお土産は以下の記事で紹介しています▼

長崎のお土産 -おしゃれ雑貨から定番のお菓子まで

グラバー園へ続くオランダ坂

オランダ坂を登りきると、グラバー園の可愛らしいロゴのエントランスがお出迎えしてくれます。ここをさらに登っていくと第1ゲートに到着です。

石橋から向かうルート

地元の人が書かれているブログなどでは、「石橋」で降り直通エレベーターに乗るルートが紹介されていますが、初めて行かれる方には大浦天主堂ルートをおすすめしたいです。オランダ坂の下には後で紹介する四海樓もありますし^^

ただグラバー園は全体が坂になっているため、第1ゲートから入るとその後動く歩道に乗って一度上に上がる必要があります(もちろん下から周ってもよいですが、上から降りてくる方が圧倒的に楽)。その点石橋ルートであれば、一番高台にある旧三菱第2ドックハウスの裏手から入ることができるので、時間を短縮されたい方や体力を温存させたい方にはこちらのルートの方がよいかもしれません。

グラバー園の入場料

グラバー園の入場料は2020年10月現在、以下の通りです。

  • 大人:620円
  • 高校生:310円
  • 小・中学生:180円

各種減免料金もありますので、最新の情報は公式HPを確認してみてください。

グラバー園の入場券

グラバー園のコロナ対策

グラバー園では入場時に入口で検温ならびに代表者の氏名や連絡先の記載が求められます(必要に応じて保健所へ提供される情報です)。そしてもちろんマスクは必須。

わたしが行った時には特に人数制限はされていないようでしたが、園内の人はかなり少なかったので観光客が戻らない状況では特に必要ないのかもしれません。

注意事項:旧グラバー住宅は現在工事中

グラバー園はグラバー園全体が世界遺産に登録されているわけではなく、その中の「旧グラバー住宅」のみが対象です。しかしその旧グラバー住宅は残念ながら現在保存修理工事中。。。2020年現在、2021年10月末までかかる予定だそうです。旧グラバー住宅を目当てに行かれる方はご注意を。

グラバー園の周辺スポット

サクッと長崎市内を観光したい方にグラバー園をおすすめしたい理由のもう一つが、グラバー園と長崎駅の間に魅力的なスポットが集中していることです。

ちゃんぽんを食べるなら四海樓

オランダ坂の麓にあるこのでっかい建物、それがちゃんぽんの元祖とも言われている「四海樓」の本店です。自社ビルすごい・・・!

オランダ坂麓の四海樓本店

1階がショップ、2階が展示館となっており、レストランはなんと5階に!お店はかなり広く、奥には個室もあるようでした。コロナ禍の14時過ぎに訪れたのに地元の人たちで満席で、4組くらい待ちました(ほんとにすぎょい!)

海側は全面ガラス張りになっており、これまた景色が最高でごわす。

四海樓のレストランからの眺め

わたしがいただいたのはもちろん元祖ちゃんぽん。錦糸卵が載っているのが四海樓の特徴です。お昼のメニューとしてはほかにも、皿うどんや元祖皿うどん(通常の皿うどんに比べて麺が太く揚げておらず、普通のちゃんぽんを煮詰めたものだそうです)もあります。

四海樓の元祖ちゃんぽん

ちゃんぽんのお店の中では、リンガーハットの方がおいしいやん!と思ってしまうお店もあるのですが、四海樓は本当に行ってよかった!おいしいしお店の雰囲気もとても好きでした。

四海樓公式 HPはこちら

大浦天主堂

わたしは時間の都合と入場料が高っと思って入らなかったのですが(笑)、オランダ坂の麓には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の1つとして世界遺産として登録されている大浦天主堂があります。

大浦天主堂は国内に現存する木造のゴシック様式の教会としては最古であり、美しいステンドグラスを楽しむことができるそうです。色々な国で教会を訪れてきた身としては、入場料1,000円がどうしても解せず今回はスキップしましたが、お時間ある方はぜひ検討してみてください。

江戸の歴史を復元した出島

レトロな街並みが大好きなので、出島へはぜひとも行きたかったのですが時間がなくあえなく断念。しかし「出島」電停から、出島エリアのお家をひょこっと見ることができました。ちなみに出島エリアへの入場料は520円です。

出島
長崎市の「出島」電停

オランダ商館長(=カピタン)が使っていた部屋を再現した「カピタン部屋」など建物の中に入れる場所もあるらしく、すごく楽しそう!出島でも貸衣装があり、こちらはお着物で1時間2,200円(着付け込み)のようです。

長崎出島ワーフ

「出島」電停から海の方へ3分ほど歩くと、「長崎出島ワーフ」という埠頭に出ます。レストランやカフェ、それにモダンなデザインの長崎県美術館などが立ち並んでおり、歩くだけでも気持ちのよいエリアです。

長崎出島ワーフ

まとめ

「長崎駅前」電停〜グラバー園のルートで観光すれば、行けないところは「眼鏡橋」くらい!という超濃密観光エリアになっています。長崎市内電鉄は距離に関係なく1回130円で(「新地中華街」電停などの乗換え指定電停で乗り換える場合は料金が通算)、Suicaなどの関東の交通系電子マネーも使えますので、本当に気軽に乗り降りすることができます。

長崎を一望するといえば稲佐山が有名ですが、稲佐山までは長崎駅から結構遠いので、サクッと観光する方にはグラバー園の方へ行くことをおすすめします。グラバー園から望む長崎の街並みはほんっとうに綺麗でした。コロナの影響でなかなか旅行もかなわない時期ですが、落ち着いたらぜひ長崎そしてグラバー園に行ってみてください。