マルタ 銀細工

マルタの伝統工芸“銀細工” 値段やおすすめのお店は?

マルタで購入したものの中で一番の掘り出し物が、マルタ伝統の銀細工のアクセサリーです。銀細工が有名なことはガイドブックで知っていたのですが、まさか自分がこんなに銀細工アクセサリーを買うとは考えておらず、嬉しい驚きでした。

マルタの銀細工のなにが素敵か結論から言うと、

かわいい!
安い!
軽い!
汚れない!

とまあ、4拍子揃っているわけです。素晴らしい。上記の4点と、マルタで銀細工を買うときの注意点について紹介しますね。

マルタの銀細工アクセサリーはかわいい!

ガイドブックで見ていた時はほとんど魅力を感じなかった銀細工アクセサリーですが、実物を見ると本当にかわいいんです。特にゴールド・シルバー・ピンクゴールドの3色が使われているアクセサリーがとってもかわいくて、今回なんと4点も購入してしまいました。

左からチューリップのブローチ、すずらんのブローチ、お花のネックレス。これにさらにイヤリングを1点購入しました。

マルタ 銀細工

マルタの銀細工は安い!

マルタの銀細工はちょっと驚くくらい安いです。上の3点はゴゾ島のお店で購入したのですが、3点合わせて140€で購入しました。元値は158€なのですが、だいぶ粘って交渉をしてカード決済で140€まで値下げてもらいました。お兄ちゃんありがとう。

そしてちょっと驚いたのは、銀細工は細工の精巧さにかかわらず、重さで値段が決まるということ。なので値札が付いていないアクセサリーはその場で重さを計って値段を確認します。

マルタの銀細工は軽くて汚れない!

銀ってなんとなく重たいイメージがありませんか?実際重ための元素であることは間違いないのですが、このサイズであればまったく重さを感じないレベルです。ネックレスもイヤリングもつけてて全然気になりません。

また銀は汚れがつきにくい性質があるので、拭いて艶出しをしたりする必要がありません。この安さで汚れないとかほんとありがたい。

マルタで銀細工を買うときの注意点・コツ

さて、お土産にもぴったりなマルタの銀細工ですが、複数のお店を見て回って気づいたことがあります。

店によって銀細工の輝きが異なる

なかなかびっくりな事実なのですが、複数のお店に入って確信したのはお店によって銀細工の輝きがまったく違うということ。明らかに輝きが鈍いお店があるんです。バレッタでは5店舗に入りましたが、うち3店舗は30秒くらいでお店を出ました。本当にびっくりする。しかもガイドブックでおすすめされているお店が実際はあんまりイケていないということもあり、もうこれは自分の目で確かめるしかないです。

正規品マークがついている銀細工を買うべし

これはわたしがアクセサリー3点を購入したゴゾ島のお店の店員さんがほかのお客さんに説明していたのですが、正規品は必ずアクセサリーの裏側のどこかにうっすらスタンプを押してあるそうです。そのマークがないものは言わば正規品じゃないので気をつけた方がよいと言っていました。確かにあれだけ輝きが違う事実を目にすると、そんな感じがする…!

ピンクゴールドを扱うお店は限られる

わたしはピンクゴールドが大好きなのですが、残念ながらピンクゴールドを展開しているお店はとても限られていました。

バレッタで入った5店舗のうち、ピンクゴールドの取り扱いがあったのは1店舗だったかな。購入したゴゾ島とイムディーナのお店にはピンクゴールドの取り扱いがあったのですが、この2店舗は帰国してから名刺を見て知ったのですが、なんと同じお店でした!

“The Citadel Castle Jewellery” というお店で、ゴゾ島のヴィクトリア市内に1店、ヴィクトリアの丘の上に建っている大聖堂の中に1店、イムディーナに1店あるようでした。わたしがお世話になったのはゴゾ島の大聖堂の中にある店舗です。

ゴゾ島の大聖堂の中にある店舗は6畳ほどの広さながらものすごく品揃えが豊富で、銀細工の輝きもピカイチでとってもおすすめです。店員のお兄ちゃん値引きしてくれましたしね。

100€以上購入で11%分のVATが還元

銀細工に限りませんが、マルタでは1店鋪で1度に100€以上の買い物をした場合、所定の手続きをすればEU外の観光客は11%のVAT(Value Added Service)を還元してもらうことができます。11%って結構大きくないですか?わたしの場合購入金額が140だったため15.4の還元がありました(バンコクでVATの申請を行った時は3〜4%だったのでものすごいお得感)。

なお、VATを申請するためには購入したお店でVAT申請書を書いてもらう必要があります。

マルタ国際空港でVAT還元申請した資料

購入したレシートと一緒に必要事項を書いて提出します。

還元のされ方は3種類で、①申請所でその場で現金手渡し(手数料かかる)②クレジットカードに還元(手数料なし)③口座振込(日本の口座に振り込む場合ほぼ間違いなく為替振替手数料がかかる)の手段があります。わたしはもちろん②で申請しました。

※ちなみに一般的に為替振替手数料は、結構エグいくらいかかります。振替先(元)の国と金額にもよるのですが、わたしがチェコのクライアントさまから入金いただく時は為替振替手数料が折半で2,500円くらいします。うん十万円以上の振替じゃないと手数料率が高すぎてバカらしくなりますよね。

上記VAT申請書に必要事項を記入したら、マルタ国際空港の申請書でスタンプをもらい、申請所の外にあるポストに投函します。VAT申請所は保安検査場を過ぎて出国審査場のすぐ手前の左側にあります。わたしはナチュラルに通り過ぎて出国してしまったため、事情を話してササっともう一度入国させてもらいました。

また、この申請のときに購入した品物(未開封が原則)を一緒に見せる必要があるのですが、あんぽんたんなわたしはまさかの現品を預け入れ荷物に入れてしまうという失態を犯してしました…(何回海外旅行に行ってるんだw)。が、紳士なおじさまが「今回は例外だよ」と言ってスタンプを押してくれ、無事VAT申請完了!おじさま好き!ありがとう!

* * *

マルタのお土産に迷っている方はぜひ銀細工のお店に足を運んでみてください!ピアスであれば12くらいからかわいいものがあります(イヤリングは種類が極めて少ないですが扱っているお店もあります)

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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。

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