【旅エッセイ】陽気で親切な人々 シドニーが大好きになった3日間

今回の旅では、弾丸で3日間フルフルにシドニーを歩き回ったため身体はとにかくへとへとなのですが、シドニーの街と陽気で親切な人々のおかげで、心は大変癒されました。

シドニーの街については散々ご紹介したので、最後に私が思うシドニーの人々についてお話したいと思います。

陽気で親切な人々

シドニーの人々はとても陽気です。どのお店に行っても店員さんは明るく、感じがいいし、初対面でも思いっきりジョークをかましてきます。

カフェで朝食を摂っていると、注文を取ったウェイターがおもむろにやってきて、「僕実は日本に行ったことあるんだ。だけどビジネス旅行だったから、面白いとこはほとんど見れなくてさ」というようなことを5分くらい話してくれたり、電車でガイドブックを開いていると、隣のおばさまが「ここ行くといいわよー」と話しかけてくれたり。

日本人観光客をほとんど見かけなかったのですが、シドニーの人々は総じて日本が好きそう。

また、友達と日本語で話しながら目的の駅へと歩いていると、「キングス・クロス駅はそっちじゃないわよー」と親切に道を教えてくれたおばさまもいました。

しかもこのおばさまは大層おしゃべり好きで、結局10分ほど道端で話し込んでしまいました笑 シドニーのいいところを色々おすすめしてもらえたのがよかったです。おばさま曰く、「あなたたち来るのがちょっと遅かったわねー!シドニーが1番楽しいのはシドニーフェスティバルよ!ん?いつあるかって?毎年1月よ」とのこと。

おばさまは帽子のデザイナーらしく、最終的には名刺をいただいた上で「今度来るときは絶対連絡してね!わたし28年間帽子を作ってるけど、同じものは 2つと作ったことがないの。今度見に来て!」とご招待を受けました。

こんな具合に、シドニーの人たちは明るくて親切で、いい意味で超おせっかい。わたしにとってはとても心地よい環境でした。

モザイクじゃなくサラダボウル

シドニーはニューヨークみたいに結構色んな人種の人々がいます(「人種」という言い方あんま好きじゃないのですが、あえて使います)。特に中華系の人が多いのが印象的でした(「戌年」という概念が浸透してるレベル)。人種の多様さという意味では先日訪れたニューヨークもすごかったですが、ニューヨークが「モザイク」だなと感じたのに対して、シドニーは「サラダボウル」だと思いました。

ニューヨークは雑多は雑多なのですが、人に関していうとあまり融合している感じはなく、むしろ暗黙のうちにお互いに不干渉を貫くことで、それぞれが存在できている感じでした。どちらかというと東京と同じ属性。基本的にお互いに無関心。遠くから見ると1枚の絵に見えるけども、近づいてみると実はメッシュになっててバラバラ。つまりモザイク。

しかしシドニーは、みんながご近所さんみたいな、そんなほっこりした感じ。一人ひとり独立していながらも、それは不干渉だからではなくて、互いに受け入れあっているから。そんな感じがしました。一つひとつの食材が補完しあっておいしくなるサラダボウル。

どちらがよい、というものではないし、社会学者が聞いたら「そもそもキミの感覚全部見当違いだよ」と言うかもしれませんが、少なくも私はそんなシドニーがとっても好きになりました。結構まじめに移住したい。いい仕事見つけられないかな〜。

また近いうちに遊びにいこうと思います。

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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。

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