イスタンブールで食べてほしいおすすめトルコグルメ・料理一覧

イスタンブールでは、数々の美味しいトルコグルメに出会いました。トルコ料理はみなさんご存知の通り、フランス料理・中華料理と並ぶ世界三大料理の1つで、お肉からお魚まで、そしてお料理からスイーツや飲み物まで多岐に渡ります。

わたしがトルコ料理が面白いと感じたポイントは2つで、1つは和食やフレンチなどと異なり手軽に食べられるトルコグルメが多いこと。数百円どころか、数十円から食べられるグルメもあるほどなんです。

2つ目はトルコの人が日常的にトルコ料理を食べていることです。「そんなの当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、身近なところだと我々日本人は日々和食よりも和食以外の料理を食べる機会の方が多いと思いませんか?お菓子一つとっても日常的に食べるのは和菓子よりもチョコレートやコンビニの洋菓子などの方が多いはず。一方トルコの人々は、ごはんもお菓子も伝統的なトルコのものが中心になっているようで、街のいたるところでトルコ料理屋さんを見かけます。

そんなトルコどっぷりな街イスタンブールのおすすめグルメを紹介していきます。

トルコの伝統的な肉料理ケバブ

まずはなんといってもケバブですかね!日本でポピュラーなケバブは「ケバブサンド」のタイプで、ピタと呼ばれる薄焼きのパンにお肉やキャベツが挟まったものですが、そもそも”ケバブ” とは串焼き肉の意味で、トルコ以外でも中東の国々でよく食べられています。

トルコのケバブが特徴的なのは “ドネルケバブ” である点で、大きな串にお肉を巻きつけてジリジリ焼いていきます。これは日本でもよく見かけますよね。それにしてもこれは一際大きい・・・▼

トルコのケバブ屋さん

日本のドネルケバブは鶏肉で供されることも多いですが、トルコのケバブは基本的に牛が使われます。またこのドネルケバブの場合も、トルコでは削ぎ落としたお肉をそのまま食べるのが一般的なようですが、わたしはどうしても日本との比較がしたくケバブサンドが食べられるお店を探して回りました(サンドを出してくれるお店は少ないんです)。

そしてありついたケバブサンドがこちら!▼

写真じゃ伝わりにくいのですが、ほんっとに巨大で食べきれないほどのお肉が入っています。お肉のほかにはスライスされたトマトときゅうりのピクルス、それにフライドポテトが入っています(わたしはギブアップして1/3ほど持ち帰りましたw)。

このお店ではパンのタイプもいくつか選ぶことができましたが、ホットドッグタイプは長さが20cm以上あり、ザ・肉を食す!なランチになりました。

イスタンブールではいたるところにケバブのお店を見かけますが、特に新市街のタクシム広場周りにはケバブ屋さんが乱立していて、そこかしこでドネルケバブがクルクル回っています。

タクシム広場近くのケバブ屋さん

ロカンタ(大衆食堂)のトルコ料理

ロカンタはトルコ語で大衆食堂の意味。こちらもケバブ屋さんと同じかそれ以上に街中にあふれています。大抵のお店はガラス張りになっていて美味しそうな料理を覗くことができます。

ロカンタではカウンターに並べられている料理を指差せば、お店の人が取り分けてくれます。レストランに入るよりサクッと安く食べられるのが魅力です。

下の写真は左から、チキンライス、キョフテ(トルコ風ハンバーグ)のマッシュポテトがけ、ナスとチキンのマッシュポテトがけです。基本的にすべて豪快です笑 トルコ滞在中に今年1年分のマッシュポテトを食べた気がします。

イスタンブールのロカンタ(大衆食堂)の料理

ロカンタではお魚料理はあまり見かけないのですが、トルコは地中海と黒海に挟まれた魚介類が美味しい国なので、トルコの美味しい魚料理が食べたい!という場合はこちらのお店がおすすめ▼

イスタンブール旧市街のトルコ料理店「ギリットリ(Giritli)」

トルコの小麦生地グルメ

ところでトルコの食料自給率ご存知でしょうか?開けてびっくり、100%以上なんです(余った分は輸出に回ります)。そもそもの広大な国土と、地中海・黒海に挟まれた立地、四季がはっきりした湿潤な気候など農業大国となる素質を備えているトルコ。しかもこのあたりは世界的にも土がよいことで有名で、世界的な大穀倉地帯であるウクライナの土「チェルノーゼム」とかワイン生産が盛んなカフカス3国の系譜とかを引いてるんだろうなぁ。

・・・という前置きはさておき、そういう好条件に恵まれたトルコは小麦粉を使ったグルメが激ウマでして、食べてほしいトルコグルメがたくさんあります。

ピデ

まずは面白い形をしたトルコ風のピザから。薄く伸ばした生地にひき肉とピーマンやパプリカのみじん切りを乗せて焼いたグルメです。トルコのお肉はとても淡白なので、これだけの量でもぺろっと食べられてしまいます。

トルコの伝統料理「ピデ」

ラフマジュン

続いて激推ししたいのがラフマジュン。適当に入ったお店で何を頼もうか迷っていたところ、隣に座っていた地元の方に “SUPER Delicious” と言っておすすめされた一品で、即決しました。

ピデよりもさらにうっすーく伸ばした生地の上にスパイシーなお肉と野菜が乗っていて、レモンをかけてクレソンなどの葉物野菜を巻いて食べます。この大きさで180円くらい▼

トルコの伝統料理ラフマジュン

注文してから焼いてくれるので焼きたてを楽しんで!

ボレキ

ボレキとはトルコ風パイのようなもので、何層にも重ねられたパイの間にひき肉やチーズ、ほうれん草、ポテトなどなどが挟まっています。長ーい状態で焼かれるのですが、注文すると一口サイズに切ってくれます。パイですが全然脂っこくないので小腹が空いたときにどうぞ。

トルコの伝統的パン ほうれん草の「ボレキ」

チーズピザ

トルコ語での名前がわからなかったのですが、チーズピザも絶品です!基本的には日本で食べられるピザと同じですが、やはり生地が一般的なピザよりもずっとサクサクモチモチで激ウマなんですわ。

トルコのチーズピザ

トルコはチーズやヨーグルトなどの乳製品の一大産地で、トルコ料理に欠かせない材料なんだそう。トルコのチーズは全体的に癖が少なくこってりもしてないので、大量に載っていてもこれまたペロっといけちゃいますよ!

トルコのパン

トルコはパン好きにとっては天国のような国です。色々な種類のパンがあって、どれも安くてボリューミーでおいしくて、かなり真剣に移住を考えたくなるレベルです。

スィミット(Simit)

中でもトルコのパンとして有名なのはごま付きのプレッツェル “スィミット(Simit)” です。外はカリっと、中はモチモチしていてひたすら食べられる。観光地では屋台でも売られているのでぜひ試してみて。

トルコの伝統的なパン「スィミット」

トルコの屋台グルメ

続いてはトルコの屋台グルメです。日本ではお祭りのときしか出てこないような屋台がイスタンブールのそこいら中に出てます。

焼とうもろこし(misir:ムスル)

焼きとうもろこしはトルコの冬の風物詩らしく、各屋台で朝からバンバンとうもろこしが茹でられています。日本の焼きとうもろこしは醤油をつけて焼くと思うのですが、トルコの焼きとうもろこしはシンプルに塩味のみ。

トルコの冬のグルメ 焼きとうもろこし

異なる屋台3箇所で買ってみたのですが、正直とうもろこしがあまり甘くなく、これは日本の焼きとうもろこしの圧勝と言わざるを得ませんが、60~80円くらいで食べられるので、興味本位で食べてみるといいと思います。

焼き栗(kestane:ケスターネ)

同じくトルコの冬の風物詩焼き栗。焼き栗と言えばフランスでしょう、と思っていたらこんなところにも焼き栗好きな国民が…!ただし、とうもろこしと同じく栗もやはり甘くなく(むしろ苦い栗が一定数入っていて)とうもろこし以上におすすめはしませんが、パチパチ弾ける音がするとついつい買っちゃうんだよなぁ。

トルコの伝統的な飲み物

お次はトルコのおすすめ飲み物です。

チャイ

トルコのチャイは紅茶よりも浅い発酵の茶葉を使っているため、紅茶よりも後味がすっきりしています。そのまま飲んでもおいしいし、添えられている砂糖を入れてもおいしい。ただしお店によっては「これは確実に紅茶!」と思えるようなお店もあって、なかなか当たりを引くのが難しい。

トルコ人のチャイへの愛は止まることがなく、バザールや街中でチャイティーの配達人をしょっちゅう見かけます。お金を払ってる風もないのだけど、今流行りのサブスクビジネスなのかしら???(定額飲み放題的な)

チャイは専用のチャイポットを使ってチャイグラスに入れて出されるのですが、この変わったグラスの形はトルコの名産であるチューリップの形を模しているんですって。

トルココーヒー

あまり知られていませんが、トルココーヒーは世界無形文化遺産に登録されているんですよ。トルココーヒーは挽いたコーヒーの粉をそのまま水と混ぜて淹れるコーヒーで、小さなカップで上澄みのみを飲みます。案外くせになるおいしさです。

お店の前で淹れているカフェも多く、トルココーヒーを頼むと店頭で淹れたコーヒーが運ばれてきます(そしてよくお菓子が付いてくる)。粉がそのまま入っているので味はかなり濃く、一緒にお水が付いてくるのが嬉しい。

トルココーヒーと言えば、カップの残りカスの形で占うコーヒー占いが有名ですが、残念ながら英語で結果を教えてくれそうなカフェが見つからず断念しました。ガイドブックもよく読むと通訳にお願いしたとか書いてあって、日本人が占い結果を聞くのはなかなか難易度が高そう笑

イスタンブールのカフェのカフェラテ

ドライアップルティー

わたしのトルコの激推しNo.1、それはドライアップルティーです。

アップルティーというと通常は紅茶にアップルの香りをつけたフレーバーティーのことを指しますが、トルコのアップルティーは乾燥させたリンゴをお湯で戻すタイプの本物のアップルティーで、リンゴの自然な甘さと若干の酸っぱさがめちゃくちゃおいしいのです(ただしスーパーなどでは白い粉末タイプのアップルティーも売られているので注意。こちらはお湯を注げばすぐにできるタイプのもので確かにおいしいのですが、甘い正体は砂糖です)。

トルコのドライアップルティー

ドライアップルティーを使っているので、量を多めに使用して7~8分しないと抽出されませんが、寒い冬に身体の芯から温まることができるお茶です。わたしはシナモン入りのものと合わせて500g買って帰りました。詳細は以下の記事にて▼

トルコのおすすめお土産 スーパーのバラマキ用から自分用のおしゃれ雑貨まで

閑話:イスタンブールにはおしゃれなカフェがたくさん!

余談ではありますが、飲み物つながりでイスタンブールのカフェをちょこっと紹介。これだけチャイとコーヒーを愛するトルコの人々ですから、街にはカフェが溢れています。しかもそのどれもがとってもおしゃれ!

アジア側「モダ」エリア

ヨーロッパ側の旧市街のフェリー乗り場から15分程度で行けるアジア側の街「モダ」は、日本の原宿のような街。道の両サイドにはおしゃれなお店が立ち並んでいて、たくさんの人で活気に溢れています。冬の寒い日でもカフェの入り口は開いていて、みなさんコートを着たままカフェで寛いでいます。

ヨーロッパ側「ガラタ」エリア

ガラタ塔のすぐ側には電車を改装したカフェがありますし、下の右側の写真は「イスタンブール 東西の歴史が織りなす魅惑都市」というガイドブックの表紙になっているカフェなんです。どちらもおしゃれ!

トルコの伝統的なお菓子

最後はトルコの伝統的なお菓子を紹介します。トルコのお菓子はどれをとっても激甘なので、日本人にとってはなかなか辛いものがあるかもですが、怖いもの見たさでいくつか試してみては?

バクラヴァ

サクサクのパイが折り重なって中にピスタチオが入った甘ーいお菓子。下の写真のような形で大量に作られ、トルコ菓子専門のお店で売られています▼

トルコの伝統的なお菓子バクラヴァ

これが毎日全部売れちゃうのかしら・・・ある意味尊敬するw

ロクム

寒天で固めたようなあまーいグミのようなお菓子。様々な色、味があり、ピスタチオやざくろが入ったロクムも。下の写真はアタトゥルク空港のお土産売り場で試食用に山盛りにされていたロクムですが、ある人はこのゾーンの周りを何周もしてひたすらロクムを試食していましたw わたしは1個で十分・・・

まとめ

ここまで自国の食文化を守り続けられている国ってすごいですよね。甘いものが大好きなわたしでもトルコのお菓子はなかなか受け入れがたいものがありますが、ごはんは普通においしくてトルコは住めるなと思いました。

トルコはおいしいものがたくさんあるので、胃袋の無駄遣いをせず限られた日数の中で計画的にトルコグルメを楽しんでくださいね!