自然豊かでのんびりとした時間が流れるフィンランドの古都トゥルク ヘルシンキから電車で2時間

さて、ヘルシンキが思いのほか超絶小さい街だったので、急遽色々調べてやってきたトゥルクの街。ヘルシンキでこれだから…とそこまで期待していなかったのですが、思いのほか素敵な町だったのでご紹介します。

ヘルシンキからVRで2時間の古都

トゥルクへはヘルシンキ中央駅から特急列車VR(特急というかもはや新幹線)に乗って2時間で着きます。2時間も!と思うかもしれませんが、全席コンセントとWi-Fi完備なので退屈はしません。ほぼ森ですが車窓の景色を眺めるのも楽しいですしね。

フィンランドのVR
2階建て電車。側面にはフィンランドらしく動物などの絵が描かれています
フィンランドのVR車内
車内もオール緑!人がほとんどいません

チケットは前日に中央駅で往復分購入しました。窓口でお願いすると色々好みを聞きながら最適な席を確保してくれます。隣同士と向かい合わせどっちがいい?とか、2階席と1階席どっちがいい?などなど。往復ともに1時間に1本しか列車がなかったのですが、それでも車内はスカスカでした。

料金は1人42€。各停で行くことも可能なようですが、この値段なら確実にVRの方がおすすめです(各停はWi-Fiあるかわかりませんしね)。

ヘルシンキ中央駅
中央駅の切符売り場入口。何回見てもJR

のどかな田舎 トゥルク

さて、なんとなく古い街があるらしいということでトゥルクに来てみたものの、実際に何をするかは全く決めていなかったので、駅で地図とパンフレットをもらってとりあえず駅の南へ。

それにしても街の中央駅だとは思えないくらい小さな駅…これで第3の都市なんて、なんてのどかなこと!比べて日本のなんて人の多いことか。。。

トゥルク駅のプラットホーム
トゥルクの駅舎。小さい!

一方で目を引くのは、田舎なのに見かける車ほぼすべてが高級車だということ!そんなに仕事あるように見えないのに、みんなどこで働いてるんだろ…林業ってそんなに儲かるのかしら?

そんなことを話しながら一つ目の目的地に到着!

トゥルク図書館

アウラ川のほとりにあるこの図書館は、小さいながら蔵書がしっかりしているようで、なんと日本語の文庫も一段分ありました!しかも選択がなかなか渋い。山崎豊子の「大地の子」だと?誰の推薦なんだろう?

トゥルク図書館の本棚
柱の数が半端ない
トゥルク図書館の本棚
人を写さないように撮ってるのであれですが、実は結構います

ちゃんと確かめてないので断定はできないのですが、本を借りるときは日本みたいに人が受付するのではなく、自分でバーコードを通して借りていく風でした(無人のバーコードリーダーが置いてありまして)。こういう場所が近くにあったら毎日通っちゃうなぁ。

トゥルク図書館の室内
トゥルク図書館の外観

トゥルク大聖堂

さて、続いては川を渡ってすぐのところにある大聖堂にやってきました。ヘルシンキでもそうだったのですが、大聖堂系は実際に現在でも使われていることもあり、誰でも無料で入れちゃうんですよね。ヘルシンキ、トゥルク、タンペレの3都市で大聖堂・教会を6つくらい見てきたのですが、個人的にはここの大聖堂が一番好きです。

トゥルク大聖堂
おもちゃみたいでかわいらしい

わたしたち以外に1組しかいなかったこともあってか、声がめちゃくちゃ響きます。天井高いもんなぁ。ここなら一回ミサに参加してみたいかも。

トゥルク大聖堂の内部
外観からイメージしてたのよりずっと広い!
トゥルクのオルゴール
うしろには立派なパイプオルガンが設置されています

ルオスタリンマキ手工芸博物館

続いて散々探してやっとたどり着いたルオスタリンマキ手工芸博物館。トゥルク観光のハイライト。

フィンランド第3の都市トゥルクにあるルオスタリンマキ手工芸博物館で200年以上前の生活を垣間見る

アウラ川沿いのカフェ Café Art

お昼もだいぶ回っていい時間だったので、アウラ川沿いのカフェでお茶にすることにしました。トゥク図書館からアウラ川沿いにたくさんのカフェが立ち並んでおり、どれもおしゃれに見える。

結局入ったのは「Cafe Art」。店内もかなり席があるのですが、川のすぐそばにたくさん席が用意してあって大変雰囲気がよかったです。

トゥルクのCafé Art

選んだメニューはこちら!

わたしのイチオシはシナモンパン。シナモンだけでなくカルダモンもよく効いていて、人によってはちょっと苦手かもですが、わたしは大好きな味でした。

トゥルクのCafé Artのケーキ
ガトーショコラ、コーヒーモカとシナモンパン

屋外の席ですが、Wi-Fiの強度もばっちりです。

トゥルクのCafé Artでカフェ
アイスカフェオレとオレオケーキ

雑貨屋さん

トゥルクには、隠れた雑貨屋さんがたくさんありました(ほんと、こんなところにあるのか!というような場所に立ってます)。

トゥルクの雑貨屋さん

ちょっと横道に入ったら出くわした広場。この正面の建物がすべて雑貨屋さんになっています。しかもここはすべて手作り。

トゥルクの雑貨屋GALLERIA
トゥルクの雑貨
イヤリングだったら買うんだけどなー

こちらはアウラ川沿いに看板が出ていた雑貨屋さん。ここは本当に看板がないと気づかない。

トゥルクのキッチン雑貨
トゥルクの雑貨屋さんの可愛いクッション
このクッションは本気で悩みました。でもやっぱり北欧は物価が高いのと、荷物になるな…ということで断念
トゥルクの子供服

まとめ

トゥルクいかがでしたか?ヘルシンキと同じでザ・観光都市というわけではないのですが、わたしはここのまったりした時間の流れがとっても気に入りました。もしヘルシンキに行くことあれば、トゥルクもぜひ一緒に検討してみてくださいな。

トゥルクの街並み
目抜き通りですが、街には本当に人がいません
トゥルク博物館
わたしたちは入らなかったのですが、立派な博物館も
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。

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