さて、ヘルシンキが思いのほか超絶小さい街だったので、急遽色々調べてやってきたトゥルクの街。ヘルシンキでこれだから…とそこまで期待していなかったのですが、思いのほか素敵な町だったのでご紹介します。
Contents
ヘルシンキからVRで2時間の古都
トゥルクへはヘルシンキ中央駅から特急列車VR(特急というかもはや新幹線)に乗って2時間で着きます。2時間も!と思うかもしれませんが、全席コンセントとWi-Fi完備なので退屈はしません。ほぼ森ですが車窓の景色を眺めるのも楽しいですしね。
2階建て電車。側面にはフィンランドらしく動物などの絵が描かれています▼

車内もオール緑!人がほとんどいません▼

チケットは前日に中央駅で往復分購入しました。
なお、料金はたしか1人42ユーロ。各停で行くことも可能なようですが、この値段なら確実にVRの方がおすすめです(各停はWi-Fiあるかわかりませんしね)。
中央駅の切符売り場入口。これを見る度に、「~♪JR西日本」というCMの最後が頭をよぎるw▼

のどかな田舎 トゥルク
さて、
それにしても街の中央駅だとは思えないくらい小さな駅…

一方で目を引くのは、
そんなことを話しながら一つ目の目的地に到着!
トゥルク図書館
アウラ川のほとりにあるこの図書館は、小さいながら蔵書がしっかりしているようで、なんと日本語の文庫も一段分ありました!しかも選択がなかなか渋い…山崎豊子の「大地の子」だと?誰の推薦なんだ。。。
柱の数が半端ない笑▼

人を写さないように撮ってるのであれですが、実は結構人いるんです▼

天井が高いけども、以前は何に使われていたのかしら?▼


ちゃんと確かめてないので断定はできないのですが、本を借りるときは日本みたいに人が受付するのではなく、自分でバーコードを通して借りていく風でした。(無人のバーコードリーダーが置いてありまして)。こういう場所が近くにあったら毎日通っちゃうなぁ。
トゥルク大聖堂
さて、続いては川を渡ってすぐのところにある大聖堂にやってきました。ヘルシンキでもそうだったのですが、大聖堂系は実際に現在でも使われていることもあり、誰でも無料で入れちゃうんですよね。ヘルシンキ、トゥルク、タンペレの3都市で大聖堂・教会を6つくらい見てきたのですが、個人的にはここの大聖堂が一番好きです。
おもちゃみたいでかわいらしい▼

外観からイメージしてたのよりずっと広い!▼

うしろには立派なパイプオルガンが設置されています▼

わたしたち以外に1組しかいなかったこともあって、ここ、声がめちゃくちゃ響きます。天井高いもんなぁ。ここなら一回ミサに参加してみたいかも。
ルオスタリンマキ手工芸博物館
続いて散々探してやっとたどり着いたルオスタリンマキ手工芸博物館。トゥルク観光のハイライト。
フィンランド第3の都市トゥルクにあるルオスタリンマキ手工芸博物館で200年以上前の生活を垣間見る
アウラ川沿いのカフェ Café Art
お昼もだいぶ回っていい時間だったので、アウラ川沿いのカフェでお茶にすることにしました。そしてここで重要になってくるのが、「どのカフェに入るか」。ストックホルムとヘルシンキで我々は学んだのです。北欧のカフェはどこもレベルが高いと。でもできればより雰囲気がよくて、天気もよいのでできればテラス席で、さらに食べ物がおいしいお店がいい。ということで、図書館側からアウラ川沿いにずっと歩き続けカフェを瞬時に観察。実際このあたりは結構たくさんのカフェが立ち並んでいるのです。
その結果、なんということでしょう。せっかく歩いたのに一番最初に見かけたカフェが一番よさげだという結論に笑 そのカフェは「Cafe Art」と言います。店内もかなり席があるのですが、川のすぐそばにたくさん席が用意してあって大変雰囲気がよいのです。

そして選んだメニューがこちら!


ガトーショコラにオレオケーキ、アイスカフェオレにコーヒーモカ。シナモンパンはほぼわたし一人で食べました笑 この旅行中にはまってしまって!ここのシナモンパンは、シナモンだけでなくカルダモンもよく効いていて、人によってはちょっと苦手かもですが、わたしは大好きな味でした。
屋外の席ですが、Wi-Fiの強度もばっちりです。
雑貨屋さん
トゥルクには、隠れた雑貨屋さんがたくさんありました(ほんと、こんなところにあるのか!というような場所に立ってます)。

ちょっと横道に入ったら出くわした広場。この正面の建物がすべて雑貨屋さんになっています。しかもここはすべて手作り。

イヤリングだったら買うんだけどな~▼

こちらはアウラ川沿いに看板が出ていた雑貨屋さん。ここは本当に看板がないと気づかない。


(このクッションは本気で悩みました。でもやっぱり北欧は物価が高いのと、荷物になるな…ということで断念)

*
*
*
トゥルクいかがでしたか?ヘルシンキと同じでザ・観光都市というわけではないのですが、わたしはここのまったりした時間の流れがとっても気に入りました。もしヘルシンキに行くことあれば、トゥルクもぜひ一緒に検討してみてくださいな。
街には本当に人がいません笑 たぶんここ、目抜き通り▼

わたしたちは入らなかったのですが、立派な博物館も▼

記事作成には膨大な時間と労力がかかっています。少しでも「面白い」「役に立った」と感じていただけましたら、応援いただけると幸いです↓
(1文字2円、100円から応援できます)
\SNSフォローいただけると励みになります/

7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。年に5~8か国を旅している。中でもヨーロッパが好き。語学マニアで、旅行投稿にまじってたまに語学系の投稿も。2023年オランダでワーホリ計画中でオランダ語勉強中。
Instagramで最新の旅の写真をアップしています。ブログの更新情報はTwitterでつぶやきます。ゆっこぷーについてのもっと詳しい情報や、ゆっこぷーにお仕事を依頼してみたいという方は、上部にあるウェブサイトアイコンか名前をクリックして詳細をご確認ください。