ヘルシンキヴァンター空港のPriority Passラウンジ “almost@home”

almost@home lounge(ほぼ自宅のようなラウンジ)というお洒落なラウンジがあるのはフィンランドの首都ヘルシンキにあるヴァンター国際空港。Priority Passで利用が可能ということで帰国の便に搭乗する際にお世話になりました。

お洒落で市内からアクセスのよいヘルシンキヴァンター国際空港

ヘルシンキヴァンター国際空港は初めての利用でしたが、市内からとってもアクセスが良くて助かりました。

ヘルシンキ中央駅から電車で一本、30分足らずで到着します。チケットも駅のkioskで5ユーロで買えるため楽チンです。

ちなみにヘルシンキの駅は改札も打刻機もないため、普通にフリーライダーがいるんだろうなーと鉄道会社が心配になります。4日の滞在中、路面電車・地下鉄・近郊列車(空港に行けるRINGと呼ばれる列車)いずれでも抜き打ちチェックに遭遇しなかったので、本気でタダで乗れるのでは?と悪いことを考えてしまうほど。それでもちゃんと回っているので、罰金料がいい具合設定されているのでしょう。

空港駅は地下にあるのですが、案内に沿って進めば5分ほどですぐに出国フロアに到着。全体的にガラス張りで新しくて、雰囲気は羽田空港に似てます。

ヘルシンキヴァンター空港の出国階
ヘルシンキヴァンター国際空港

almost@homeがあるのは保安検査場と出国審査の後

搭乗する便は深夜便だったのですが、空港に早く着きすぎてまだチェックインカウンターが開いていませんでした(なぜ早く来すぎたかというと、もうこれ以上ヘルシンキで見るところがなく、カフェにも飽きてしまったから笑)。こういうときこそラウンジの出番なのですが、残念ながら保安検査場より前にはPriority Passが使えるラウンジはありませんでした。ううぅ。

(余談)史上最高のネックピローとの出会い

話が逸れるのですが、チェックインまで1時間ほどあったため売店をぶらぶらしていたところ、すばらしいものを見つけました。ネックピローです。ちょうど行きの飛行機でネックピローに穴が開いてしまい使えなくなっていたので買い替えようと思っていたのですが、今回かなりチャレンジしました。というのもこちらのネックピローはなんと60ユーロ!普段だったら絶対買わないのですが、試しにかぶってみるとほかのネックピローがお話にならないくらい気持ちよくて、これなら飛行機でもぐっすり眠れると思ったんです。

ヘルシンキヴァンター空港で見つけた最強ネックピロー

というのもまず第一に首へのフィット感がたまらず、高さが結構あるため頭が全くグラグラしません。しかもビーズクッションのような低反発性があり、首も触っている手も気持ちいい。なおかつ真ん中のラインは空洞になっているので、長時間つけていても蒸れることがありません。さらにカバーは取り外し可能なので汗をかいても楽々お洗濯ができます。

ネックピローって、空気を入れるタイプのものもクッションタイプのものもどれもいまひとつじゃないですか。クッションタイプのものには気持ちいいものもありますが、どれも総じて首を固定はしてくれません。実はわたし長時間のPC作業をするときは家でもこれをつけていて、下を向きすぎな首を支えてくれるため首こり・肩こりが軽減するのです。

Amazonで検索すると輸入物のため60ユーロよりもお高いようなのですが、本当に本当におすすめです。ネックピローの概念が変わります。飛行機や長距離バスによく乗られる方や首こり・肩こりに悩まされている方にぜひ!

Cabeau エボリューション クール サブライム 127922

話は戻りまして、ヴァンター国際空港はちょっと変なつくりをしていて、保安検査場のあとに免税店がずらーっと続いているのです。しかも案内が出てないので、出国審査場が非常にわかりにくい。あれ?まさかこれってもう出国したことになるんだっけ?と一瞬迷ってしまうほどです。

そして無事出国審査を終えたら、目指すラウンジがすぐに見えてきました。

居心地がよい almost@home lounge

almost@home loungeは名前の通り、大層居心地のよいラウンジでした。「居間」をイメージして設計されている室内には、大きなダイニングテーブルやソファ、テレビがありシンプルながらもとってもお洒落です。そんなに広くはないのですが、観光のハイシーズンの8月中旬でも大層空いていました。

ヘルシンキヴァンター空港のPriority Passラウンジ "almost@home"

残念ながら居間のソファ席はほかのファミリーで占められていたので、わたしはこちらのビジネスチックな席へ。全然人がいないので両サイドのソファも使ってゆっくり時間を潰します。電源もあるので、昼間消費した分を充電。

ヘルシンキヴァンター空港の"almost@home"のソファ

食べ物は今ひとつ

さて、ダイニングテーブルに用意されているお食事ですが、残念ながらもう少し改善の余地があるかと思います。味自体は美味しいのですが、パンとスープが2種類にあとはサラダのみでした。デザートにFazer(ファッツェルという老舗のチョコレート)とチョコレートはたくさんありました。ヘルシンキの人々オレオが大好きなのかしら?オレオケーキなど街中でもよく見かけたのです。それにしても食べ物はちょーっとラインナップが寂しいぞ?仕方ないのでパンとスープで2時間をやり過ごします。

ヘルシンキヴァンター空港の"almost@home"のサラダバー

飲み物の種類は豊富!

食べ物に比べて飲み物はたくさんありました!お水にソフトドリンク、各種アルコールのほか、紅茶は5種類ほどありエスプレッソマシーンもありました。紅茶の陳列もまたお洒落なんですのよ(写真撮り忘れたけど)。

ヘルシンキヴァンター空港の"almost@home"のドリンクバー
ヘルシンキヴァンター空港の"almost@home"のエスプレッソマシーン

わたしは利用しなかったのですが、申し出ればシャワーも無料で使えるようで総じて点数が高いラウンジでした。Priority Passで世界中の空港を利用するのが最近の趣味になりつつある。

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Yuccpooh

7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。年に5~8か国を旅している。中でもヨーロッパが好き。語学マニアで、旅行投稿にまじってたまに語学系の投稿も。2023年オランダでワーホリ計画中でオランダ語勉強中。
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