シドニー 熱気球

シドニー郊外のホークスバリーで乗った熱気球が相乗以上によかった件

今回の旅でかなり楽しみにしていたのが、3日目の熱気球。シドニーへ来る前に日本で予約していたのでした。

ガイドブックではワインで有名なハンターバレーの熱気球が紹介されていますが、シドニー市内からハンターバレーまでは2時間かかり前泊が必須なので断念。

ホークスバレーの熱気球を予約

でもハンターバレーでできるなら他でも飛ぶのでは?と調べてみたところ、シドニー市内まで迎えに来てくれるツアーを発見!締切が過ぎて予約できないサイトもありましたが、諦めずに探し続けると希望日で予約できるサイトが!これはもう行くしかない、と速攻予約しました。

ちなみにわたしたちが予約したツアーでは、シドニー市内に滞在中のホテルまで車で迎えに来てくれたので、早朝の公共交通機関が動いていない時間帯でもまったく問題ありませんでした。

気球乗り場への集合時間が5:30。車で1時間ほどかかるためホテル前のピックアップは4:15となり、3:30に起床というスケジュールになりました。眠たい!

天候によっては当日キャンセルもあり得るが…

熱気球はその日の天候によって催行できるかが決まるので、前日はもうドキドキ。さらに、事前に調べていた天気予報では滞在中雨は降らないはずだったのに、前日の18時半あたりから突如として雨が降り始めたのでかなり焦る。

しかし翌朝3:30に起きてみると、綺麗に晴れていて星も見える!そして予定通り4:15にホテル前に迎えに来てもらいホークスバリーへ向かったのでした。

シドニーの夜明け前
早朝ホテル前。見事に誰もいません

離陸場所への再移動と熱気球講義

50分ほどで集合場所に着くと、ほかに8組16人がすでに待っていました。総勢18人が乗ります。なかなかにデカい。

ホークスバリーの集合場所
集合場所。やはり暗い。お手洗いはここで済ませておかないと次は解散後

集合場所からさらに離陸場所まで大型のバンで40分ほど移動します。ちなみにこの集合場所は解散場所にもなっているので、離陸して45分かけてこの集合場所に向かって飛んでくるイメージです。

離陸する場所に着くと、注意事項やどうやってバルーンを膨らませるかなどがジョークも交えて説明されます(もちろんすべて英語。わからなくてもたぶん乗れます)。

全員で立ち上げ準備

バルーン講座が終わると、全員で気球を綺麗に広げていきます。思ったよりもずっと大きいので、しっかり広げるのはなかなかの重労働。

熱気球を広げるところ

ボックスと接続された状態で広げられたバルーンに巨大扇風機で風を送り込んでいきます。ある程度空気が入ると、今度は巨大バーナーを点火し、中の空気を膨張させてさらに膨らませます。バーナーの火を消す度にこれが膨らみマックスかな?と思うのですが、予想に反してどんどんどんどん大きくなっていく。めちゃくちゃ楽しい。

熱気球に空気を注入
徐々に膨らんでいく熱気球
空気が入って膨らんでいく熱気球
シドニー 熱気球
立ち上がっていく熱気球

軽い空気でいっぱいに満たされたバルーンはついに自分で立ち上がり、ボックスも引っ張られるように立ち上がります。

いよいよ空の旅!いざ離陸

熱気球の搭乗ボックスは4つの区画に分かれており、それぞれのボックスが同じくらいの重さになることが大切だそう。そこで乗る箱は主催者側で体重を考慮して決められます(予約する際に体重を記入するのはこういうことか!と大いに納得しました)。

全員が乗り込むと、バンと繋いでいた繋留紐を外し、いざ離陸!浮遊感もなければ全く揺れもしないので、ただただ優雅に空へ旅立っている感じです。

空を飛ぶ熱気球

上空から見るシドニー郊外は、とってもきれい。住宅街と牧場と農地と森がうまい具合にミックスしていて、土地が有り余っている感がすごい。日本にもちょっと分けてほしい。

シドニー郊外の街並み

操舵手は高度を上げて霧の中に入ったり、地上ギリギリまで下がってヤギを脅かしたりなど、かなりサービスをしてくれました。それぞれのボックスの人が色々な方角を見られるよう、適度に方向転換もしてくれます。

眼下に見る景色を「おもちゃみたい」と思ったのはこれが初めてです。飛行機から見てもそんなことは思わないのに。熱気球が適度にゆっくりだからでしょうか。

熱気球から見たホークスバリーの街並み
熱気球着陸

最初の集合場所に着陸したあとは、集合写真をしその後みんなで片付けです。バルーンを踏んづけて空気を抜いていきます。すべて片付くと、朝食を申し込んだ組は近くのホテルで朝食ですが、我らはどんな内容かわからないものに25豪ドルも払うリスクを冒せなかったのでスキップ。最寄り駅までバンで送ってもらって解散しました。このとき8:40。なんと充実した朝活でしょう。

ホークスバリーにて熱気球と一緒に集合写真

ホークスバリーからシドニー市内までは電車で1時間以上かかりますが、オパールカードのおかげで4豪ドルちょっとしかかかりませんでした。

お得すぎるシドニーのオパール交通カード 日曜日は2.6豪ドルで乗り放題

早起きするのは辛いですが、それを補ってあまりある感動体験でした。おすすめです!

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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。

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