バルセロナが誇るガウディの建築「カサ・バトリョ」に行ってきました。カサ・ミラからのカサ・バトリョはしごです。個人的にカサ・バトリョはとても好きな建築で、行ってよかったなと思います。今回はそんなカサ・バトリョの見所はもちろん、チケット予約についても細かく紹介します!

Contents
カサ・バトリョのチケットの種類
カサ・バトリョへ入場するためには必ずチケットを購入する必要があります。チケットは3種類で、どれも事前オンライン予約が可能です。
ブルーチケット
基本的な入場チケットです。オーディオガイドはすべてのチケットについており、受付時に受け取るオーディオセットの色でブルー/シルバー/ゴールドの見分けがつくようになっています。入場者が多いハイシーズンなどは、チケットを持っていても列に並ぶ必要があります。
シルバーチケット
シルバーチケットはオーディオガイドに加え、3階にあるプライベートホールへも入場できるようになります。シルバーもブルーと同じく列に並ぶ必要があります。
ゴールドチケット
オーディオガイドとプライベートホールへの入場に加え、以下のサービスがついてきます。
- ファストパス
- ヴィンテージフォトサービス@プライベートホール
- 無料のキャンセル
つまり、ゴールドチケットのみが列に並ばず入場することができるわけです。ヴィンテージフォトについては、「カサバトリョの見所」の中でご紹介します。
チケットの価格
それぞれのチケットの価格は以下のようになっています。結構しますよね・・・
ブルーチケット | シルバーチケット | ゴールドチケット | |
大人(18〜64) | 25€ | 33€ | 35€ |
学生(学生証必須) | 22€ | 30€ | 32€ |
小児(7~17) | 22€ | 30€ | 32€ |
子供(0~6) | 0€ | 0€ | 0€ |
カタロニア州在住者 | 15€ | 20€ | 23€ |
シニア(65~) | 22€ | 30€ | 32€ |
おすすめのチケットは?
個人的におすすめのチケットはゴールドチケットかブルーチケットです。プライベートホールは入っても入らなくても…と思っているので、とにかく列に並ぶ必要があるかどうか、が論点かなと思っています。シルバーチケットはブルーチケットよりもそれなりに高いくせにファストパスはついてこないので、旨味が少ないです。それならいっそプラス2€でゴールドチケットにする方が断然コスパがいいと思います。
カサ・バトリョに予約は必要?
わたしたちが訪れたのは11月の上旬だったためか、まったく並ぶことなく入ることができたため、正直予約が必須とは言い難いのですが、チケットオフィスで当日券を購入する場合、どのチケットもプラス4€かかるため、カサ・バトリョに行くことが決まっているのであれば事前に予約しておく方が断然お得ではあります。
ハイシーズンはチケットを購入するだけでも1〜2時間という情報もあるので、夏は必須かも。スペインの夏はめちゃくちゃ暑いですしね!
カサ・バトリョの見所
カサ・バトリョに入るとすぐにオーディオガイドを受け取ります。カサ・ミラでは特にオーディオガイドは受け取らなかったのですが(無料です)、カサ・バトリョではこのオーディオガイドがゴールド/シルバー/ブルーチケットであることの証明になるので、受け取っていたほうがあとあと便利です。
タイルとステンドグラス
カサ・バトリョの1番の見所はやはり何といってもこの特徴的な青基調のタイルとステンドグラスです。オーディオガイドを受け取るとすぐ右手にこのかわいらしい階段があります。だいぶメルヘンチックですよね。ここなら住みたい…!



カサ・バトリョ内は吹き抜けになっていて、より濃い青のタイル壁が天窓まで伸びています。なおカサ・バトリョは一般的な順路では階段を登り降りすることになるのですが、この吹き抜けの1面がエレベータになっているので、昇降が不安な方でも観光することができます。


こちらはグラシア通りに面したリビングルーム。通りから見えていた窓を中から拝見。ちょうど逆光の時間だったのですが、とてもきれいでした。





テラス
リビングを抜けるとテラスに出ます。テラスはそこそこ広いのですが、残念ながら周りに建物が密集しており、特にきれいな街並みが見えるわけではありませんw




住居スペース
屋上まで登り切って降りてくるときに、心ばかりの住居スペースを見ることができます。が、さりげなさ過ぎてなんとも言えない気持ちに。ここはお風呂場でしょうか。。。

19世紀のバルセロナの住宅や暮らしを見たいのであれば、同じくグラシア通りにあるガウディの有名建築カサ・ミラに行くことをおすすめします。
バルセロナの「カサ・ミラ」の入場料やチケット予約は?内部やレストランも写真付きで紹介
プライベートホール
そしてようやく!シルバーチケットとゴールドチケットのみが入場できるプライベートホールです。3階のショップを越えるとさりげなく案内があります。本当に結構ひっそりしているので、案外見過ごす人もいるのでは?と思うほど。
プライベートホール専用の受付があるのですが、オーディオガイドで判断されるので特にチケットを見せる必要はありません。受付時にペットボトルのお水がもらえるのが地味に嬉しい。




プライベートホールは、ホールという名前がついていますがそこまで大きいわけではなく、どちらかというとリビングとダイニングがセットになったお部屋のようなところです。
ゴールドチケット限定のヴィンテージフォトサービス
さて、みなさん覚えていますか?そうです、ゴールドチケットには「ヴィンテージフォトサービス」が含まれているのでした。
ヴィンテージフォトってどいうこと!?古い写真??
そうなんです、なぜかここで白黒の写真を撮ってもらうことができるんですw チケットを選ぶときに、「昔の服装になって写真を撮ることができる」といった記述を見かけて「なんじゃそりゃ?」とピンときていなかったのですが、これこそがまさにプライベートホールのヴィンテージフォトサービスでした。

プライベートホールの一角にマントや帽子、ステッキなどが用意されていて、上の写真にあるカメラ(映写機?)で写真を撮ってくれるんです。しかも撮ったすぐ後にその場で印刷をしてもらえ、一緒にもらうレシートのQRコードからデータもダウンロードすることができます。
個人的な写真なので実物を載せるのは避けるのですが、わたしたちは白黒写真なんかーい!さすがヴィンテージwとかなりツボりました。
そしてみんな素通りだったのに、わたしたちが撮り始めてからなぜか人気スポットに・・・ちなみにシルバーチケットの人も5€で撮ってもらえるみたいですが、それだったら最初からゴールドチケットを買っている方が色々お得ですよね。
カサ・バトリョの所要時間
さいごにカサ・バトリョの所要時間ですが、わたしたちが行ったときはローシーズンだったため、カサ・バトリョの中を見て回っている時も特に並んだりすることなく、45分くらいで出てきました。
ただ、オーディオガイドをちゃんと全部聞くと結構ボリュームがあるので、解説付きで回る場合は1時間以上かかると思います。
またハイシーズンはブルーチケットとシルバーチケットだと入るまでにも時間がかかるようですし、入ってからも階段の混雑などで進みが遅いのだと思われます。人気の時期はしっかり時間に余裕を持って行かれるのがよさそうですね。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅をしている。中でもヨーロッパが好き。語学マニアで、旅行投稿にまじってたまに語学系の投稿も。仕事は英語と日本語が半々。仏検2級。スペイン語の他に、最近は「オスマン帝国」にハマってトルコ語も。
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