2019年のGWを利用して、北西ヨーロッパをめぐる旅に出ます。例年はうちの会社はGWはほぼ3連休しかないため、これまでGWに海外旅行に出かけたことがなかったのですが、今年はなんと10連休!改元万歳!!ということで、10連休にさらに有休を6日くっつけて長期旅行に出ることにしたのでした。
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LCC航空スクートで長距離フライト
さて、今回購入したのがシンガポールのLCC ”スクート(Scoot)” の航空券。成田→シンガポール→ベルリンという長時間フライト(どちらも約12時間)なので、LCCということに不安もあったのですが、背に腹は変えられない!と「えいや!」で購入しました。
結論から言うとなんの問題もなく、大変に快適なフライトでした。
ただし、座席の有料アップグレード指定は個人的にマストです。これがなかったらさすがに24時間はキツすぎると思います。。。
ちなみに、昨年の夏 成田→バンコク路線でスクートのビジネスクラス(Scoot biz)を体験しました。この時は新規就航記念で片道1万円でアップグレードできたので良かったですが、ビジネス(Scoot biz)とエコノミー両方を体験して思うのは、座席の有料アップグレード指定をすればエコノミーで十分だということです。
スクートの通常エコノミークラス基本スペック
まず、スクートエコノミークラスの何もオプションをつけない場合の基本スペックを紹介します。
エコノミークラスの座席
スクートのエコノミークラスの座席はこんな感じです。
前後のシートとの間隔がだいぶ狭めですよね・・・背の高い男性なら脚が窮屈すぎて見てるこちらも大変そうです。横幅はあまり気にならないなと思ったのですが、大柄な人が通路側に座っている場合は通路に脚がはみ出していたりして、ちょっと座りにくそうな印象。
また、通常のエコノミーシートにはヘッドレストが付いていません。
エコノミークラスはエンタメなし
スクートのエコノミークラスには機内で楽しめるエンタメが提供されていません。したがって前の座席の背面にスクリーンがついていないのです。
有料オプションでScootTVというサービスが提供されていて、11シンガポールドルで映画やアニメをアプリで観ることができるようですが(アプリは事前にダウンロードしておく必要あり)、個人的には全くなくて問題ないなーと思っています。
ちなみにScooTVのラインナップですが、ハリウッド映画やアジア系のものが多そうで、番組表の字幕には「中」としか書いていなかったので、日本語字幕は提供されていないのかもしれません(もし違ったらごめんなさい)。
エコノミークラスは機内食もなし
一般的なLCCと同じく、スクートのエコノミークラスでは機内食がもちろん提供されません。が、前回スクートのビジネスクラスに搭乗したときに提供された食事(5種類くらいの中から選択制)を思えば、まったく要らないです(なぜなら美味しくないw)。
エコノミークラスでも有料オプションで購入することができますが、メニューはこんな感じです↓
驚くほどそそられない、そして高い。
エコノミークラスは飲み物もなし
スクートのエコノミークラスにはもちろん飲み物も含まれていません。すべて有料です。ドリンクのメニューはこちら。
スクートのエコノミークラスで快適に過ごすために
ここからは、スクートのエコノミークラスで十分快適に過ごすためにわたしがやってよかったな!と思った裏技(?)を3つ紹介します。
有料オプションでリラックスシート+サイレントゾーン座席指定
有料オプションの中で唯一おすすめしたいのが座席指定です。座席指定は当日空港のチェックインカウンターで有料にて行うことも可能ですが、良い席が埋まってしまう前にどうせなら事前にネットでやっておくのがベターです。
リラックスシート指定
リラックスシートは、通常のエコノミー座席に加え足元のゆとりが1.5倍あるシートです。このスペースを確保するためにリラックスシートは各エリアの最前列シートのみとなっています。ゆえにこんなに広いです。
リラックスシートでも特におすすめしたいのが、3×3×3列になっている座席の真ん中の列の端っこ。つまり端から数えて4列目と6列目にあたるシートです。
理由は、1列目、2列目、5列目、8列目、9列目は隣に人がいるので通路に出にくく、長距離フライトには向いていません。特に2列目、5列目、8列目は左右を人に挟まれているので圧迫感がありますしね。
またスクートの場合3列目と7列目は、前に壁がなく通路とつながっているため、脚を伸ばしていると人に当たられる可能性が高いのです。その上端3列の通路側だと、1列目と2列目(もしくは8列目と9列目)の人がトイレに立つたびにどかなければなりません。
それが4列目と6列目だと、通路に出やすい上、隣に一人しかいないので、通路に出ないといけない確率も低い。しかもお隣2人が連れ同士であれば、こちらサイドから通路に出ることはまずないので、とっても快適に過ごせるのです!
サイレントゾーン指定
サイレントゾーンとは、「エコノミークラスの前方に設置されているゾーン」で、12歳未満の子どもはこのゾーンの座席を選択することができません。
飛行機で厄介なことの一つが、子どもの泣き声やぐずり声。子どもなので注意してもどうにもできないので非常に対処が難しい問題です。そんなときにおすすめなのが、サイレントゾーン指定。
サイレントゾーン自体は追加料金がかからないので、普通ゾーンのリラックスシートではなくサイレントゾーンのリラックスシート座席を取ることをおすすめします!本当に快適でした!
飲み物と食料をこっそり持ち込む
LCCでは一般的に食べ物と飲み物の持ち込みを禁止されています。…が、これまで一度も持ち込みを咎められたことがないんですよね笑
タイトルに「こっそり」と書いていますが、思いっきり手持ちで飲み物を持って入るところを見られても、おにぎりを食べているところを見られても何も言われたことがありません。
上で紹介したように、LCCの機内食は微妙なことが多いので、個人的に持ち込みOKとしています。だって12時間何も食べない&飲まないはさすがに厳しい・・・
時間を潰せるものを持ち込むべし
これはノーエンタメ対策です。わたしはフルサービスの航空会社を利用する際も基本的に映画を観たりしないのでいつも通りといえばいつも通りなのですが、普段映画を何本も観るよ!という人にとってはエンタメサービスがないのは結構キツいと思います。
わたしはすぐに爆睡することもあって暇だーと思うことはそうそうないのですが、起きているときは持ち込んだMacでブログを書いたり、スマホに入れているオフライン対応の語学アプリでフランス語やスペイン語の勉強をしています。
機内を歩いていると、大学の課題のようなものをこなしている人や、本を読んでいる人、スマホで映画かドラマを観ている人を多く見かけました。
スクート利用まとめ
LCC、使いようによっては長距離も全然アリでした!むしろ爆睡派のわたしとしては、飛行機が安定飛行に入った瞬間から寝れるので最高!(フルサービスの航空会社だと大抵、飲み物と機内食提供で離陸後最低でも1時間半は機内がザワザワしてますから)
ちなみに、今回のわたしの旅費(成田→シンガポール→ベルリン)は、しめて80,025円でした。内訳はベースの航空券が63,125円で、リラックスシートの座席指定アップグレードが2区間で16,9001円でした。
GW直前のこの時期としてはかなりよい買い物ができたと思っております^^
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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