新型コロナウイルスの影響でずっと海外に行くことができませんでしたが、ようやく2年ぶりに旅解禁!ということで、早速バンコクに旅立ちました。
今回は海外エアラインではなく、珍しくANAを利用。というのも、2年間で溜まりに溜まったマイルを使う必要があり、また円安や燃油高の影響で、航空券がかなり高くなってしまっていたので、普通にチケットを買うとバンコクと思えない値段に…ちなみにこの2年間の間に有効期限を迎えるマイルについては、ANAの判断により何度か期限が延長されており、失ったマイルはまったくありませんでした。ANAありがとう!
久しぶりの国際線ということで、あらゆることにワクワクしているのですが、何を書こうかなと思ったときに、みなさんANAについてはそこそこ詳しいと思うので、今回は特別機内食の1つ「グルテンフリーミール」についてご紹介したいと思います。
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特別機内食(スペシャルミール)とは?
特別機内食とは、食事の好みやアレルギー、宗教的な理由などで特定の材料や調理法を避けたい人や、身体に配慮したごはんを食べたい人に向けた機内食です。ANAでは以下の特別機内食が提供されています。
- アレルゲン対応食
- 乳幼児向けのお食事(BBML)
- お子様向けのお食事
- ベジタリアンのお食事(VLML)
- ヴィーガンのお食事(VGML)
- ベジタリアン(生野菜・果物限定)のお食事(RVML)
- ベジタリアン(オリエンタル風)のお食事(VOML)
- ヒンズー教対応のお食事(HNML)
- ヒンズー教ベジタリアン(アジア風)のお食事(AVML)
- イスラム教対応のお食事(MOML)
- ユダヤ教対応のお食事(KSML)
- ジャイナ教対応のお食事(VJML)
- 低糖質のお食事(DBML)
- 低塩のお食事(LSML)
- 低脂肪のお食事(LFML)
- 低カロリーのお食事(LCML)
- 消化の良いお食事(BLML)
- グルテンフリーのお食事(GFML)
- 低乳糖のお食事(NLML)
- フルーツのお食事(FPML)
- シーフードのお食事(SFML)
普通機内食と同じく、季節や便によってメニューは変わります。詳しくはANAのHPにて。
わたしが特別機内食を選ぶ理由
わたしは国際便搭乗の際は、グルテンフリーミールに限らず何かしらの特別機内食を選ぶことが多いです。何かアレルギーや宗教的理由があるわけではないのですが、塩分対策(むくみ対策)や旅疲れの胃腸を休めるという意味で普通食を避けることが多いです。
塩分対策(むくみ対策)については、飛行機の上はただでさえ動くことができず、また気圧の関係でむくみやすいのに、味覚が変化するために地上よりも味付けが濃くされているのです。そしてますますむくんで脚が辛くなるという…
旅づかれの胃腸を休めることについては、みなさんご経験があるかと思いますが、旅先ってどうしてもおいしいものを食べすぎてしまいますよね。特にヨーロッパに行く際は、バターや小麦粉たっぷりのこってり系ごはんで胃腸がやられていることが多いので、そんなときは日本に帰る前に機内でできるだけリセットするように心がけています。出されたものをできるだけ残したくないという気持ちもあります。
また、わたしは普通にパンが大好きなのですが、最近健康維持の目的から小麦粉を控えるようにしており、普段は米粉パンを食べています(と言いつつ、ヨーロッパに行ったら躊躇なくパンやパスタを食べますがw)。大のパン好きですが、機内食のパンは基本的に冷えていて、パサパサでおいしくないので、積極的に普通食を食べたい理由もないのです。
そのため、わたしは以下の2つを注文することが多いです。
グルテンフリー機内食
文字通り、小麦粉に含まれるグルテンが使われていない機内食です。お米の場合もあれば、米粉パンなどの場合もあります。気のせいかもしれませんが、全体的にあっさり系の食事が多い印象で、タンパク質はしっかりと摂れるのに、胃腸にあまり負担がかかりません。
フルーツ機内食
フルーツオンリーの機内食です。よく出るのは、オレンジ、ぶどう、りんご、キウイ、メロン、バナナなど。ヨーロッパからの帰りの便や、機内食が全般的にあまりおいしくない航空会社の便で頼むことが多いです(笑
ANAのグルテンフリー機内食
実はANAの特別機内食は今回が初めてでした(ANAは国内線利用が多いので…)。行き先はバンコク、胃もたれの心配はないということで、往復ともにグルテンフリーミールをリクエストしました。
往路のANAのグルテンフリー機内食
メイン:チキンソテー、ラタトュイユ、サフランライス
サラダ:スモークサーモンとホワイトアスパラのサラダ(左)、レタスとキャベツのサラダ(右)
…ね、普通食よりヘルシーそうでしょう?でも味はしっかりしてるんですよ。おいしく完食しました。
デザート:フルーツ盛り合わせ、ハーゲンダッツ(ハーゲンダッツは普通食の人も共通)
ちなみに茅乃舎の野菜だしもいただきました。うまい!
復路のANAのグルテンフリー機内食
復路は深夜便だったため、離陸してすぐに夜食が、着陸2時間半ほど前に朝食が提供されました。身体を日本時間に合わせるため夜食はまったく食べませんでしたが、見たところアボカドサンドと生のりんごのようでした。サンドイッチに使われているパンもグルテンフリーのはずなので、米粉パンかな?
朝食は硬めのオムレツにフレッシュフルーツ、カボチャのサラダにヨーグルトと米粉パンでした。往路の食事と比べあまりおいしくないと感じましたが、日本時間4時(タイ時間2時)頃の提供だったので、単にお腹が空いていなかっただけかも。まあ朝食って大抵どの便に乗ってもエコノミーだとそんなものですよね。
普通機内食との比較
ちなみに同じ便で夫は往復ともに普通食でしたので、写真を撮らせてもらいました(復路はお腹が空いていないということで往路のみ)。
往路は煮込みハンバーグと照り焼きからのセレクト。以下は煮込みハンバーグの写真です。
パンやクラッカー、そしてたぶんハンバーグのつなぎにパン粉が使われているのかな?と思いつつ、グルテンフリーミールとかなり違いますよね。グルテンフリーミールはドレッシングもカロリーハーフだったりと、全体的にカロリーも控えめな印象です。
特別機内食の注文の仕方
ANAの場合、24時間前までにリクエストしておくことで、当日特別機内食を食べることができます(アレルゲン対応食の場合は、日本出発便は搭乗24時間前まで、日本到着便の場合は48時間前までの連絡が必要)
チケット購入時にリクエストする場合
わたしは基本的に、オンラインでチケットを予約する際に座席と一緒に特別機内食も選択してしまいます。往路と復路それぞれで選択ができますよ。
チケット購入後にリクエストする場合
ほとんどの航空会社のホームページの予約ページから、リクエストをすることが可能です。ANAの場合、アレルゲン対応食は電話のみ、そのほかの特別機内食は電話かウェブサイトからリクエストすることが可能です。
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日本の方で特別機内食を頼まれている方はあまり見かけませんが、欧米の方は積極的に利用されているように思います。自分の身体にあった食事にすることで旅をより一層楽しむことができますし、また食料の無駄をなくすことにもつながります。多くの航空会社では、事前にホームページでメニューを確認することもできますので、次回のフライトで特別機内食を検討してみてはいかがでしょう?
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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