セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)の1階エントランス

セントレジス・バンコク(St. Regis Bangkok)宿泊期|バトラーサービスにサウナまで

今回のバンコク滞在中、初めてセントレジス・バンコク(St. Regis Bangkok)に宿泊しました。ホテルで説明されるまでバトラーサービスのことなど何も知らなかったのですが、マリオット・ボンヴォイの無料宿泊特典を持っており、どうせならバンコクで一番高いホテルで!ということでセントレジス・バンコクを選びました。

結果、ギラギラしていない重厚なラグジュアリー感がとても心地よく、また朝食会場に子どもがたくさんいて賑やかすぎることもなく、さらに中日(なかび)で疲れていたところにミストサウナに入れて、とても満足のゆく宿泊となりました。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)のチェックイン

セントレジス・バンコクに到着すると、1階のロビーで荷物を預かってもらい、チェックインのために12階に案内されました。重厚感がある感じはウェスティンマリオットに近いですが、差し色がよりモダンな感じで、洗練された重すぎない印象を持ちました。

12階のエレベーターを降りるとすぐ見えるのが「The St. Regis Bar」です。マリオット・ボンヴォイのプラチナエリート以上だと、ここで一杯お酒が飲めるのだとか。私たちは残念ながらゴールドエリートなので、今回はご縁がなく。ちなみにバトラーによると、毎日18時からこちらのバーでシャンパンナイトをやっているそうです。

チェックイン用のレセプションがこちら。追加料金でデフォルトのゴルフ場ビューをシティービューに変更したいか聞かれましたが、眺望にこだわりはないのでそのままに。一方、朝食はこちらからお願いしてつけてもらいました。

朝食代については、ウォークインの(当日予約なしでいただく)場合は1,000タイバーツ、チェックイン時にお願いするとスペシャルオファーで650タイバーツとのことでした(ほんとかな?笑)。本当だとしたら絶対チェックイン時にお願いしておく方がお得ですよね。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)の12階レセプション

マリオット・ボンヴォイ ゴールドエリートのサービス

ゴールドエリート特典として、いくつかのサービスをつけてもらうことができました。

客室のグレードアップ

今回はマリオット・ボンヴォイの無料宿泊特典を利用して予約したので、客室の選択肢はなく一番下のランク(普通のキング)。それがチェックイン時に「普通のキング」が「グランドキング」になりました。

ただ、公式HPや他の方のブログを拝見する限り、普通とグランドの違いがわからぬ…部屋の階数が少し上がったとか、アメニティが増えてる(もしくは内容が豪華になっている)など、そういうことなのかなぁと思いましたが、結局わからずじまい。

ウェルカムフルーツ&スイーツ

お部屋にはウェルカムフルーツのリンゴやバナナと、スイーツとしてマカロンとナッツチョコが用意されていました。ただわたし、ウェルカムフルーツってほぼ食べたことないんですよね。マリオット系列以外でもよくありますが、どうやって食べたらいいんだろうと思ってしまう・・・。マカロンとチョコはかなり甘めです。

無料のプレッシング(洗濯&アイロン)サービス

一番助かったのが、無料のプレッシング(洗濯&アイロン)のサービスです。ゴールドエリートの場合、1人1泊2枚まで無料で洗濯&アイロン掛けしてもらえます。

2人で宿泊する場合は1泊4枚まで無料で洗濯してもらえますが、これは一緒に4枚出さなくても大丈夫。わたしはチェックイン日に2枚、翌日のチェックアウト日に残りの2枚をお願いしました。

プレッシング用の袋が用意されていますので、その袋に服を入れて、あとはバトラーサービスデスクに電話orチャットをすればOK。バトラーサービスの利用方法は後の章で詳しく書きます。

きれいになった服は、クリーニング屋さんのような形でカバーをかぶせて返ってきます。不在にしている場合は、バトラーが勝手に鍵を開けてクローゼットに入れておいてくれます。バトラーサービスを頼んでから実際に来るまでに20〜30分くらいかかるので、その場合は入口のテーブルに服と書き起こしを残しておけば、これまた勝手に持って行ってくれます。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)のドローブ

バトラーサービスを頼むときに、何時までに必要かと聞かれますので希望を伝えましょう。チェックアウト日の朝8時に「13時まで」のリクエストで2度目のプレッシングを頼みましたが、超特急でやってくれたのか、朝食会場から戻るとすでに服が返ってきていました。(2時間くらい?)すごい!

今回、少し高めの衣装もお願いしましたが、縮むことなく、すっかりきれいな形で戻ってきましたので、汗ばむバンコクでは本当におすすめ。なお、プラチナエリートの場合は、1人1日3枚まで無料でプレッシングをお願いできるそうです。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)の客室

今回宿泊した「グランドキング」のお部屋をご紹介します。上に書いた通り、追加料金でアップグレードしなかったので、ゴルフ場ビューのお部屋です。

大きめの書き物机が設置されていたので、作業が本当に捗りました!

ソファの座り心地もよく、ベッドは枕が高過ぎず助かりました(海外の高級ホテルは漏れなく枕が分厚すぎる件)。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)のグランドキングルームのキングベッド

バスタブには、バスソルトとバス用の枕(首を支えるやつ)まで用意されていて、至れり尽せり。アメニティは歯ブラシ、コットン、髭剃り、綿棒のほか、除菌ジェル、石鹸、ボディクリームがありました。グレードが上がると基礎化粧品なども付いてくるのだと思いますが、普通グレードだと持ち込みが必要です。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)のバトラーサービス

セントレジス・バンコクのバトラーサービスについてご紹介します。バトラー、つまり執事サービスは、スイートルームだけでなくセントレジス・バンコクのすべてのお部屋グレードで提供されているサービスです。ポーターさんが荷物を持ってきてくれた際に、一緒に本日のバトラーの方がご挨拶に来てくれました。女性だったのがびっくり。

バトラーサービスは、部屋に備え付けの電話からバトラーサービスデスクに電話をかけるか、マリオット・ボンヴォイの公式アプリのトップページからチャットを送ることで利用することができます。

まずはチャットでコーヒーとデカフェのカフェラテをお願いしてみました。タイではかなり英語が通じますが、ホテルでもたまに「うん?」となることがあるので、「デカフェ」であることを間違いなく伝えたく、アプリにて注文。ちなみにこのチャット機能は、チェックイン前には表示されませんが、チェックインをするとトップページに今泊まっているホテルの情報とともに、チャット機能が表示されるようになります。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)のグランドキングルームのバトラーサービス

すぐ来てくれるものだと思っていたら、案外時間がかかって25分後くらいに到着(ステータスが上だともっと早いのかな?)。飲み物とバタークッキーを持ってきていただきました。時間帯にもよるのかもしれませんが、飲み物を飲みたい時は早めの注文がよさそう。

電話の場合は、サービスデスクワンプッシュで繋がります。サウナの営業時間とタオルを持っていく必要があるのかを電話で聞いたのですが、かなり英語が通じない方で間違った情報を言われたので、チャットを利用するのがよさそうです(チャットへの返信自体は即レス)。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)のフィットネス・スパフロア

セントレジス・バンコクの15階はフィットネスとスパフロアになっています。

屋外プール

プールは20mはありそうな広さで大満足。午前中は建物の影になっていて直射日光が当たらないので、日焼け止めなしで安心して泳ぐことができます。

プールサイドにはくつろげるビーチチェアのほか、ボトル入りのお水やタオルが用意されています。多くのラグジュアリーホテル同様、泳いでいる人よりビーチサイドでくつろいでいる人の方が多いです。

わたしは朝7時半に泳ぎに行きましたが、その時は誰もおらず貸切状態でした。ちなみにバンコクのプールはどこも日本より塩素が強めです。実際シャワーの水などは日本よりかなりおいしくないなと感じるので、強めに殺菌する必要があるのでしょう…

無料で利用できるサウナ

みなさんにぜひ知っていただきたいのが、セントレジス・バンコクのサウナ!部屋の施設案内ブックにも記載されておらず、セントレジスの公式HPにも載っていないため、利用している人が少ない印象ですが、チェックイン時に15階にサウナがあって無料で利用できると言われたので、バトラーサービスに電話して確認してから行ってみました。

営業時間は午前10時〜午後10時まで。バトラーサービスで聞いたところ部屋からタオルを持っていく必要があると言われたのですが、実際に行ってみると更衣室内のロッカーに用意されているので持っていく必要はありません。

エレベーターを15階で降りてすぐ右に行くと、「Clinique La Prairie Spa(クリニック・ラ・プレリ・スパ)」の入口があります。サウナの入口はスパの入口と同じでしたので、受付でサウナを利用したい旨を伝えます。部屋番号を伝えると鍵を渡してもらえるので、奥の更衣室へ。

鍵と同じ番号のロッカーにタオルやシャワーキャップなどが用意されています。着替えたらいざサウナへ!

更衣室内の階段を降りるとあまり広くはないのですが、つながった2つの大浴場がありました。2.5m×2mくらいかな。一つはぬるめのお湯、もう一つは水風呂です。水風呂の方には上から水のシャワーが絶え間なく落ちてきているので、なんちゃって滝行もできます。

セントレジス・バンコクのサウナ&スパ

スパ&サウナ内はもちろん撮影できないので、公式HPから写真をお借りしました。上の写真の階段上が更衣室です。写真にある通り、リラックスできるかご型のチェアも上と下で5つあり、ここに寝転がっているだけで極楽!私は21時頃に行ったのですが、ちょうど一人着替えて出ていくところで、その後はずっと貸切でした。

この階段の裏側(右側)がサウナルームになっており、ミストサウナのお部屋が2つありました。残念ながら1つは故障中だったのですが、貸切なので特に問題なし。清掃の方が途中で水を置いていってくださいました。

ミストサウナ前にあるシャワールームはとっても広く、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープすべてが揃っているので、お部屋のお風呂よりもサウナルームを利用するのがおすすめです。

サウナ&スパの更衣室には、ドライヤーや櫛はありますが、化粧水等は用意されていませんので、必要な方は部屋から持っていきましょう。

トレーニングルーム

15階にはトレーニングルームもあります。専用の靴と着替えを持っていくのが面倒で私は利用していませんが、中を見させてもらったところトレーニングルームは小さめでした。一通りの有酸素マシンとウェイトマシンはあったかな?ルームキーで入れる形になっています。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)の朝食

セントレジス・バンコクの朝食はとっても素敵でした!個人的には朝カレーがおいしかったー!調べものやその日の予定も立てながら、朝食で2時間くらいゆっくりしてしまいました。

朝食会場

セントレジス・バンコクの朝食は12階のロビー階にあるレストラン「Viu」でいただきます。レセプションのすぐ隣です。朝食のあとは、ブランチやディナーも提供しています。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)のレストラン「Viu」

アラカルトメニュー

席に案内されると、飲み物のオーダーです。ホット/アイスのコーヒー、紅茶類に、ハーブティー系ももちろんあります。なおいつも席で注文するアラカルトメニューは、席番号が書かれた紙を持ってライブキッチンに行き、注文時に紙を渡すと、後で持ってきてくれるシステム。

セントレジス・バンコク朝食のライブキッチン

卵メニュー

  • オムレツ(全卵or白身のみ)
  • グリーンポーチドエッグ
  • ポーチドエッグonマフィン
  • タイ風オムレツ
  • 目玉焼き
  • スクランブルエッグ
  • エッグベネディクト
  • グリーンエッグベネディクト
  • スパニッシュオムレツ
  • マンゴーフレンチトースト

ごはんもの系メニュー

  • BBQポーク(ご飯乗せ)
  • カオマンガイ
  • 餅米マンゴー

麺メニュー

麺は一種類のみで、特製の澄んだスープに、好きな麺と具材を入れるタイプ。麺は、中華麺、フォー、センミー(細い米粉の麺)などから選べ、トッピングはフィッシュボール、ミートボール、エビボール、野菜、豚肉、鶏肉などでした。

実際に注文したアラカルトメニュー

私たちは以下のアラカルトメニューをいただきました。いつもは朝こんなに食べられないんですが、朝昼兼用にして2時間くらいゆっくりしていたので、ビュッフェと合わせて完食しました。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)の朝食 エッグベネディクト
グリーン・エッグベネディクト(英語ではHey Benedict)
セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)の朝食 豚のBBQごはん
BBQポーク(写真とかなり違うw)
セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)の朝食 フォー
オリジナル麺
セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)の朝食 フレンチトースト
マンゴーフレンチトースト

ビュッフェメニュー

アラカルトメニューが充実しているからか、ビュッフェエリアはあまり広くないのですが、タイ系のメニューが多かったので私はとても満足でした。

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)の朝食 チーズコーナー

チーズコーナーは最強でした!ヨーロッパの一流ホテル並みに種類が揃っていて、どれも絶品!苦手じゃない方は右側のカビ系がとってもおすすめです。私は全部いただきました。

パンもなかなかにおいしかったです。ドイツパン系が多かったのが珍しかったかな。

点心はそうでもないかも。

私のおすすめは、カレーコーナー!3種類のカレーがあり全部盛ってしまいました。朝からカレー全然いけます^^

セントレジス・バンコク (St. Regis Bangkok)の朝食 ChaTraMue

そして何より私が歓喜したのが、愛するCha Tra Mue(チャトラムー)コーナーがあったこと!ミルクティーとカフェラテとってもおいしかったです。お店ではガンガンに氷が入っているのを、ここでは原液で飲んでいる状態なのでめちゃくちゃ甘いですが、でも私はCha Tra Mueが好き!

今回私たちが宿泊したマリオット・ボンヴォイ3つのホテルのなかで、個人的に一番満足度が高かったセントレジス・バンコク。無料宿泊特典でも泊まることができますので、みなさんもバンコクに来るときはぜひ検討してみてくださいませねー!

Marriott Bonvoy系列のホテルで多大な特典を享受できるのがMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。カード保持のみでMarriott Bonvoyゴールドエリート、年間400万円以上の利用でMarriott Bonvoyプラチナエリートのエリート資格が付与されます。家族カードの発行は1枚目まで無料なので、本カードと家族カードで年間金額を達成することも可能です。貯まったポイントはMarriott Bonvoy系列のホテルで利用できるほか、ANAをはじめとした各種ポイント(マイル)と交換できます。カード更新特典として50,000ポイントまでの世界各国のホテルに1泊できる無料宿泊特典を付与されます。

* ANAマイルと交換する場合、60,000ポイント=25,000マイルとなります。通常利用の場合100円で3ポイント付くため、利用金額の1.25%がマイルとなる計算です。

以下の紹介ページからのご入会で45,000Marriott Bonvoyポイントが付与されます。ご興味がございましたらぜひご利用ください(ポイントの付与条件など詳しくはページ内に記載がありますので、よくご確認の上お申し込みください)。

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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。

お知らせ:アジア各国で見つけた雑貨を近々オンライン販売する予定です。本サイト「ゆっこぷー・どっとこむ」でもお知らせ予定ですので、ご興味を持っていただけた方は、サイトをブックマークいただくか、上のボタンからInstagramをフォローいただけると幸いです。販売前の商品を個別に先行販売(10~15% OFF予定)することも可能ですので、どんな商品があるか気になる方はお気軽にDMください。

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