ストックホルム観光の最後は、
市庁舎内部はガイドツアーでしか入ることができず、
青色じゃない「青の間」
さて、入口を入るとすぐに見えてくるのが青の間と呼ばれる空間。

全く青くないのに青と呼ばれるのは、設計者が当初は青にするつもりだったものの、途中でよりよいデザインを求めてイタリアに留学したところ、やはり青くするべきではないという風に考えが変わったからなのだとか。なので一度は部屋の名前を変えようとしたものの、すでに色々なところで「青の間」の名前が使われていたため、公式的にも定着したそうです。
それにしてもこの高さで柱が一本もないのはすごいなー。
なお、青の間にはいくつか工夫がされているそうで、高いハイヒールにロングスカートを履いた女性でも歩きやすいよう、階段の段差が低くなっており一段あたりの幅も通常よりも3割ほど広く取っているというのです。
また階段から見て右手の壁には1カ所星のマークがあり、階段を降りてくる人がこの星に目線をやることで自然に背筋が伸び、胸を張ることができるようにしているのだとか。こういうトリビアを知ると、次回の晩餐会中継がたのしみになります^ ^

オシャレすぎる議場
国会議事堂よりもいいな〜と思ったのはこの議場!席、壁、天井すべてがオシャレすぎる・・・!!しかも聞くところによるとストックホルムの議員さんたちはほぼ兼業らしく、普段は普通に会社員とかをやっていて、月に一度第3火曜日だったかな?にのみここに集まるそうです。なので議会があるのはいつも夜なんですって。もちろん傍聴もできますよ!


本物の金を使った黄金の間
最後に案内されたのが黄金の間。こちらでは壁に金箔を使用しており、総重量なんと10キロになるんですって。金閣みたいですね。


あんまり説明聞いてなくて土下座なのですが、正面の絵は結構シュールなことになっていて、アメリカの国旗があったり、象が描かれていたりとなんとも複雑な様相。
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こんな感じで約1時間のツアーが終了しました。本当は高さ110メートルの塔にも登りたかったのですが、船の時間があったため泣く泣く退散。ちなみに塔も予約不可で、当日券を買うしかないみたいです。
ストックホルム市民であれば無料でここで結婚式を挙げられるらしく、実際ウエディングドレスを着た方を何人か見かけました。市民に愛されてる場所なんですね。無料でも都庁で結婚式挙げたいとは絶対ならないから、趣のある建物が羨ましい。
国会議事堂と違って市庁舎は一年中ガイドツアーをやっているようなので(冬は短縮営業)、ぜひストックホルムのシンボルに行ってみてください〜!
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。年に5~8か国を旅している。中でもヨーロッパが好き。語学マニアで、旅行投稿にまじってたまに語学系の投稿も。2023年オランダでワーホリ計画中でオランダ語勉強中。
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