この度出張でANAを利用して羽田⇄伊丹を往復しました。往路は使用する機体が大きかったこともあり、搭乗2日前にインターネットから無事アップグレードすることができたのですが、復路便は「満席」の表示。ただ今回アップグレードポイントを使わなかったら、今年度中に使い切れる見込みがなかったので、ダメ元で初の「空港空席待ち申し込み」にチャレンジしてみることにしたのでした。
はじめての空港空席待ちでわからなかったことも多かったので、これから空港待ちをしてみたいという方向けに、できるだけ詳しくわたしの経験を共有できればと思います。
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空港空席待ちとは
空港空席待ちとは、乗りたい便が満席だった場合に、その便にキャンセルが出た場合に座席を融通してもらえるサービスです。わたしの場合は、すでにエコノミーの座席は確保しており、もし直前にプレミアムクラスの座席が空けば席を案内してもらえる「空港空席待ちアップグレード」を申し込みました。
この場合、仮にプレミアムクラスに空きが出なくとも、少なくともエコノミークラスで搭乗すること自体は可能なので、かなり気軽に行うことができました。
ANAの空港空席待ちアップグレード申し込み方法
事前アップグレードがオープンになる搭乗2日前の0時すぎに、アップグレードが可能な席があるかをチェックしたところ、想定通り満席。この便は5日前に予約した時点ですでにプレミアムクラス満席の表示がされていたのでダメだろうなと思ってはいたのですが、やはり変わらず。
「国内線予約確認」から旅程を開くと「空港空席待ち申し込み」オプションが表示されるので、ボタンを押してみます。
すると以下のページが表示されます（申し込みを済ませてしまってからスクショを撮っていないことに気がついたため、19:00の便に「申し込み済み」と記載がありますが、元々はここも選択できるようになっています）。
伊丹→羽田便はやはり出張利用が多いのか、17時以降の便はプレミアムクラスはすべて満席です。
リアルタイムで自分の呼び出し順が確認できる
空港空席待ちアップグレードの手続きが完了すると、メールが送られてきました。そのメール内に貼れているURLから呼び出し順がリアルタイムで確認することができます。
わたしが申し込み直後に確認したタイミングでは呼び出し順が1番となっていましたが、空席待ちの優先順位はステータス順で決まるため、わたしの場合より上位のダイヤモンドステータスの会員が後から申し込んだ場合、呼び出し順が後ろにずれることになります。
エコノミークラスでのチェックインは行うべき？
空港空席待ちアップグレードに申し込んだ後に1番悩んだのが、この状況ですでに確保しているエコノミークラス座席のチェックインをしてもよいかどうかということ。ANAのホームページを見てもよくわからず、とはいえチェックインしないことには搭乗券が発行されず保安検査も抜けられないため、多少不安に思いつつチェックインしてみました（チェックインは取り消しができるので、変なことになったら取り消そうと思いつつ）。
チェックインが完了すると、チェックイン状況に無事「チェックイン済み（空席待ち中）」というステータスが表示されました！どうやら間違っていなかったようです。
ANAアプリ上でも「空港空席待ち申込中」と書かれています。
当日のアップグレード結果
プレミアムクラスの座席に空席ができたかどうかの発表は当日の搭乗時間（出発時間の20分前）までわかりません。今回は19:00出発の便だったため、発表があるのは18:40ごろ。ANAのHPによると、空席待ちが通った場合、ゲート前の「空席待ち」電光掲示板に表示されるほか、アプリでも通知が来るとのことでした。
出張が長引いたこともあり18:30に伊丹空港の保安検査を通過。お昼頃に「当便ほぼ満席」の通知が届いており、アップグレードがダメそうな気配が濃厚だったので、エコノミーでもちょっとでも気分を盛り上げようとスタバでドリンクを購入してゲートへ向かいました。
予定の18:40になるも、空席待ちのアナウンスなし。電光掲示板にも表示なし。アプリにも通知なし。やっぱりダメだったよねーと思いながらゲートに向かいました。
チケットをかざすと何やらエラーで通れず。そしてなんとゲート前の係員の方から「アップグレードのご用意ができております」とのご案内が…！！！え、絶対ダメだと思ってたのに何ゆえ！？
その場で手続きをしていただきながら「特に通知など一切なかったのですが…」と聞いてみましたが、理由は判然とせず。とりあえず機内で食べるお弁当買わなくてほんとによかったー！
空いていたのは1席だけで、また直前で確認した時も呼び出し順は1番のままだったので、たまたま空いた1席に滑り込めたようです。一度気持ちが下がってからだったので余計にうれしく感じます。
プレミアムクラスの座席（伊丹→羽田）
今回搭乗した機体はボーイング767-300（76P）というもので、プレミアムシートは2×1×2の2列、計10席でした。往路で乗った機体よりはやや古めな印象です。
すでに多くの方が乗られていたので座席を撮影することはできませんでしたが、シートは黒革張りです。
プレミアムクラスのお食事（伊丹→羽田）
水平飛行になった瞬間にCAさんが動き始めてきびきびと機内食を提供くださいました。
同じ路線ですし、「もしかしたら往路と同じメニューかしら？」と思ったりもしましたが、まったく違うメニューでびっくり。1つも同じものがなくとても楽しかったです。
- 海老とちりめん山椒の寿司
- がんもと野菜の炊き合わせ
- 鶏肉 南京麩 海老団子の田楽
- チーズとトマトソースのたこ焼き
- 茄子味噌炒め、海老芋煮
大阪発だからかたこ焼きまであって、その土地の名産を生かしているのが素敵です。ドリンクはANAの特性ビーフコンソメスープをいただきました。
デザートにはMAISON CACAOの生チョコクッキー
わたしが1番嬉しかったのが、「本日の茶菓」として提供されたMAISON CACAOの生チョコクッキー！以前からとても好きだったのですが、新宿の店舗がなくなってから買いに行けなくなり最近はトンとご無沙汰だったのです。
ミルク味の生チョコクッキーが2枚入っています。ほろほろと溶けるような食感はMAISON CACAOならでは。空の上で食べられるとは思ってもみなかったので、嬉しいサプライズでした。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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