観光には不向きだがカフェや雑貨は抜群な街ヘルシンキ

小さくて見応えが薄い街 ヘルシンキ

スウェーデンストックホルムからヘルシンキへは船で移動したのですが、ヘルシンキへ初上陸した際の感想は「なんて小さな街なの!」。街の南東に位置する港から中央駅までトラムに乗って移動したのですが、もののの10分経たないくらいで中央駅前に到着。しかも、今通ってきた道にほぼすべての観光名所が集まっているという…

一旦ホテルに荷物を置いて繰り出した後もその感想は変わらず、むしろ3時間で主要な観光名所やガイドブックに載っているようなお店を周り終えてびっくり。市内中心部だけならトラムすら必要ありません。歩きで十分。

なお、今回泊まったホテル「セウラフオネ」は立地がとにかく最高で、中央駅から徒歩1分のところにあるので2日目、3日目にVRに乗ってトゥルクタンペレに行った際も大助かりでした。発車の10分前にホテルを出ても余裕で間に合うという。

北欧雑貨が好きな方にはぴったりな街 ヘルシンキ

はっきり言って観光には不向きな街だと感じましたが、雑貨好きな人にはなるほど天国だろうなーと思いました。

日本でも有名なマリメッコをはじめ、イッタラやアラビアというフィンランドで有名な食器メーカーがありますし、街を歩けば個人経営の雑貨店もたくさん見かけます。

ヘルシンキの可愛い雑貨(お皿)

うん、かわいい!高いけど。

ヘルシンキの可愛い雑貨(テクスタイル)

ストックホルムではなかなかこうはいかなかったので、北欧雑貨≒フィンランドなんだろうなーという気はしました。

カフェがおすすめ ヘルシンキ

フィンランドといえば、「フィーカ」と呼ばれるコーヒーブレイク文化があるほどコーヒーがよく飲まれるお国柄。実際街には多くのカフェがあり、そのどれもがクオリティが高い。チェーン店も軒並みおしゃれだというあたりから、底力を感じます。

ヘルシンキで1番有名なチェーン店 ロバーツコーヒー(ROBERT’S COFFEE)

滞在中何度もお世話になったのが最大手のロバーツコーヒー (ROBERT’S COFFEE)。あとで出てくるエスプレッソハウス(ESPRESSO HOUSE)よりもシックな内装が特徴で、キッシュやケーキがチェーン店とは思えないクオリティ。特にアップルパイがおすすめです。シャキシャキで甘すぎず、ほのかにシナモンが香って食べ応え抜群。フレイバーウォーターもセルフでもらえるので、いくらでも長居ができます。

ヘルシンキのカフェ
どこの店舗も雰囲気がよき

このアップルパイが最高なのです。それにしてもミディアムでも飲み物が大きい。

ヘルシンキのカフェのアップルパイ
ヘルシンキのカフェはお水が無料です
お水やナッツが無料でもらえます

エスプレッソハウス(ESPRESSO HOUSE)

スウェーデンの会社のお店ですが、ヘルシンキでもたくさん見つけました。スカンジナビア半島で最大手だとか。ロバーツコーヒーよりはカジュアルでメニューも少ないですが、どの店舗でも専用Wi-Fiが飛んでるのがよかったです(ロバーツコーヒーは店舗によってはWi-Fiがなかったんですよね)。

カフェ ウルスラ

最後はヘルシンキのほぼ南端に位置する、海沿いのカフェ「ウルスラ」。とにかく海辺の風が気持ちよくて、映画「かもめ食堂」ではここで優雅にお食事をしているらしいのですが、実際のところは蜂と鳥との戦いです。蜂は食べ物を狙ってブンブンやってくるし、鳥は鳥で下に落ちた食べ物を求めてウロウロしてるしでなかなか優雅にとはいかなかったのですが、滞在最終日にふさわしいランチと相成りました(蜂が怖くて20分後には屋内に引っ込みましたが)。

ヘルシンキ最南端の海沿いおしゃれカフェ ウルスラ 映画「かもめ食堂」にも登場

一瞬で終わる観光名所

ヘルシンキの観光スポットの特徴は、どこも一瞬で観光が終了すること。寺院系が多いので、外から見て「おー」。そして中から見て「おー」。以上、みたいな。ほぼ写真だけ貼っていくと・・・

ヘルシンキ大聖堂、元老院広場

ヘルシンキ大聖堂
ロシアを色濃く感じる大聖堂。街のシンボル
ヘルシンキ大聖堂前広場
この広場の先にお洒落なお店がちらほら

ウスペンスキー寺院

ウスペンスキー寺院
中が本気で厳かで写真撮影禁止なのが残念

カンピ礼拝堂

カンピ礼拝堂
ここも内部の写真撮影禁止。市内の広場に突如現れる木造の礼拝堂

テンぺリアウキオ教会

ここだけ入場に3€かかりますが、たしかに1番見応えはありました。

テンぺリアウキオ教会の内部
テンぺリアウキオ教会の外観
外から見るとこんな感じ

聖ヨハネス教会

聖ヨハネス教会
街中にものすごく立派な教会が突如出現します

マリメッコ本社

市内観光が秒で終わったのと、地下鉄の24時間券を買ったので、マリメッコ本社にも行ってみたのですが、アウトレット以外なにもなかった…たしかにガイドブックにもアウトレットと社員食堂のことしか書いてなかったのですが、その通りなんもないや。。。アウトレット品はほとんどが30%引きで売られています。

マリメッコ本社
マリメッコ本社のアウトレット
マリメッコ本社で売られているテクスタイル
マリメッコ本社のお土産



という感じで、個人的にヘルシンキは観光には不向きな街だと思うのですが、日本人の姿をたくさん見かけました。女性の一人旅が多いのも特徴かも。ストックホルムではほぼ皆無だったので、やはり日本人にとって北欧と言えばフィンランドなのかなぁ。直行便も飛んでますしね!

【旅エッセイ】ストックホルムとヘルシンキ 似てるとこ、違うとこ9選

HOME 海外 ヨーロッパ フィンランド ヘルシンキ 観光には不向きだがカフェや雑貨は抜群な街ヘルシンキ

記事作成には膨大な時間と労力がかかっています。少しでも「面白い」「役に立った」と感じていただけましたら、応援いただけると幸いです。1文字2円、100円から応援できます。定期的にご支援いただける方を対象とした「メンバーシップ」プラン(100円/月〜)ではブログにご支援者のお名前を掲載いたします。

OFUSEで応援を送る

7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。

お知らせ:アジア各国で見つけた雑貨を近々オンライン販売する予定です。本サイト「ゆっこぷー・どっとこむ」でもお知らせ予定ですので、ご興味を持っていただけた方は、サイトをブックマークいただくか、上のボタンからInstagramをフォローいただけると幸いです。販売前の商品を個別に先行販売(10~15% OFF予定)することも可能ですので、どんな商品があるか気になる方はお気軽にDMください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です