今回イスタンブールに行って一番悩んだのはお土産でした。
というのも、ガイドブックやネットのまとめサイトで紹介されているトルコ土産はどれも、伝統的なトルコ製品で実際お店で目にすると素敵何だけども、実際に日本で使うかと言ったら使わないものばかりだなぁと思ってしまったのです(例:キリム、トルコ絨毯、モザイクキャンドル、オヤ、ナザールボンジュウ、トルコ石など)。
また食品系についてもハードルが高く、例えばトルココーヒーとチャイは気に入ったけど作るのが大変だから家では飲まないし、街中でたくさん見かけるトルコの伝統的なお菓子屋さんのお菓子は甘すぎて絶対日本人の口に合わないし・・・ということで本当に悩みました(きっと同じ悩みを抱えている人は少なくないはず笑)。
そこで今回は、わたしが購入した本当に使えるトルコ土産を紹介します。
Contents
わたしが購入したトルコ土産
まずは購入したトルコ土産の一覧から▼
上の写真の左下から、
- キュタフヤ陶器のお皿
- オーガニック石鹸
- ナザールボンジュウのシルバーアクセサリー
- 手袋
- ニット帽
- 各種ピスタチオチョコ
- 花冠
- シルクとカシミアのマフラー
- 各種お茶と香辛料
です。どれも焦らずじっくり探してゲットしました。以下ではそれぞれを購入した場所も紹介してますので、参考にしてみてください^^
旧市街グランドバザールで購入したトルコ土産
まずはイスタンブール旧市街にあるグランドバザールで購入したお土産です。なお、グランドバザール(というか旧市街は全体的に)日本語を話すおじちゃんが多数生息して、日本語でものすごく話しかけてきますが、色々なお店に行ってわかったのは日本語を話さない(すなわち客引きをしない)お店の方が安いです。
日本語を話すお店は完全に日本人用の値段設定がされていて、日本語を話す安心感から日本人を呼び寄せて買わせる作戦に出てます。日本人を話す店員さんがいるお店でも、客引きをせずこちらに興味なさそうにしているくらいのお店は信頼ができます。
トルコ土産1:キュタフヤ陶器の絵皿
グランドバザールでまず購入したのがキュタフヤ陶器のお皿です。
キュタフヤ陶器はイスタンブールの空港でも売られているので以前から乗り換えの際に素敵だなーと思ってはいたのですが、なにせ柄が派手なので実用性は低そう・・・と思っていました。
しかしグランドバザールで出会ったこちらのお店で大きすぎないサイズのキュタフヤ陶器のお皿に出会い、これなら家に飾っておしゃれかもとビビットきました。
特に青はナザールボンジュウやブルーモスクなどに見られるようにトルコの人にとって特別な色なので、右側のお皿が特に気に入っています。
といっても本当に日本のおうちに合うの???と思われる方へ。その心配ごもっともです。ということでうちの棚に飾ってみた写真を参考までに。手前味噌ですが結構馴染んでいる感じがしません?お皿立ては100均で購入しました^^
わたしが見て回った限り、キュタフヤ陶器のお皿は大きいサイズが一般的っぽくて小さめのお皿はあまり見かけないんですが、値段もお手頃ですしおすすめですよ▼
あ、そうそう。バザールでは値段交渉が一般的なのですが、このお店のおじちゃんはとても気持ちのいい人で楽しく買い物ができました。
というのも、小さいお皿は1枚120TL(約2,160円)なのですが、「2枚買うから安くしてくれる?」と聞くと「ぼくは君のお父さんくらいの年齢だから、お父さんだと思って好きな金額を言ってみな」と言ってくれて、わたしが提示した2枚で200TLを快諾してくれました。
また、帰り際には「今回の出会いを思い出せるように」と言ってマグネットをくれました!▼
正直普段冷蔵庫にマグネットを貼ったりはしないのですが、この踊り子(?)のデザインは他のお店でも気になっていて買おうかどうか迷っていたくらいなので、本当に偶然なのですがとても嬉しかったです。おじちゃんのことは忘れないよ!
トルコ土産2:ナザールボンジュウのシルバーアクセサリー
冒頭で、ナザールボンジュウは使いにくい・・・と書いたばかりですが、「目」を象ったトルコの伝統的な厄除けであるナザールボンジュウのデザイン自体はとってもかわいいと思うんです。
ガラスでできたナザールボンジュウはどこにつけようかな…となってしまいますが、それがアクセサリーになっていたらとても素敵だと思いません?
そこで今回購入したのがこちら▼
ナザールボンジュウが5つついた珍しいデザインで、首元を華やかに彩ってくれます。
シルバーアクセサリーはどこの国に行っても量り売りがほとんどで、デザインの複雑さなどにかかわらず重さで値段が決まります。このお店もそうで、これは3,000円くらいだったかな。このお店のお兄ちゃんも全然客引きせずとても安心できました。ネックレスを入れてくれた小袋にもナザールボンジュウが付いててかわいい!▼
なおここでシルバーアクセサリーを購入するときの注意点ですが、シルバーアクセサリーは職人によってかなり品質に差が出ます。色々な国でシルバーアクセサリーを見ているのですが、トルコもそうでした。このグランドバザールでもシルバーアクセサリーのお店はたくさんあるのですが、店によってはシルバーがまったく輝いていないなど露骨に差が出ます。
シルバーアクセサリーについてはこちらで詳しく書いているので、参考にどうぞ(マルタの記事ですが、シルバーアクセサリーは世界共通なんだなとつくづく思います)。
トルコ土産3:シルクとカシミヤのマフラー
続いてはシルクとカシミヤのマフラーです。これ、ほんっっっとにおすすすめです。まずデザインがおしゃれだし、カシミヤが入ってるのでウールみたいにごわごわしたりケバだったりすることがなく、手触りがものすごく気持ちいいんです。
今期こういうデザインのマフラーを探していたのでかなり買いたかったのですが、定価は850TL(約15,300円)。日本語を話すお店の人が700TLでいいよと言ってくれるも、ぶっちゃけその値段なら日本にもありそう…ということで、値下げ交渉開始。500、400と提示してくれるも強硬な姿勢で300TLじゃないと買わないといって出て行こうとすると、最終的に300TL(5,400円)でOKしてくれました。うん、正直これはかなりいい買い物ができた笑
トルコ土産4:各種お茶と香辛料
わたしはお茶が大好きで、お茶と香辛料を売るお店で大量にお茶を購入しました。
グランドバザールのこのお店で購入したのは、
- ドライアップルティー(100g)
- ざくろティー(100g)
- ミックスベリーティー(200g)
- ブルーベリーティー(100g)
- ケバブ味の香辛料(100g)
ですが、ことお茶に関して言えばグランドバザールよりも新市街のお店の方が安い気がしました。しかもわたしたちが購入したお店の店主はかなり日本語ペラペラだったので、日本人価格になっていたのかもしれませんw
ところでドライアップルティーは、ここで購入した後にカフェでもポット入りのものを飲んでものすごく美味しかったので、後日別のお店で追加で300g購入しました。ポットにお湯を注いで10分くらい置いておく必要がありますが、りんごの優しい甘さと酸っぱさがたまらんとですよ(シナモンアップルティーも購入しましたが、普通のアップルティーの方がおすすめです)。
新市街で購入したトルコ土産
グランドバザールから脱出して市中で購入した雑貨を紹介します。
トルコ土産5:ニット帽と手袋
なぜに手袋とニット帽?と思われた方。わたしもイスタンブールに行くまではまさか現地でこの2つを購入するなんて思ってなかったんです笑
でもとにかく2月のイスタンブールが寒すぎて、手袋と帽子なくしては外を出歩けないくらいなんです。
耳の寒さはダウンコートのフードでどうにかなるものの、手の寒さはいかんともし難い。しかも雪で若干地面が凍っているので、ポケットに手を入れて歩くと最悪の事態が起きることが容易に想像できる。
・・・ということで、手袋はまさかの街中のスポーツ用品店のようなお店で購入したのですが、これが超アタリでした。
今年は暖冬といえども日本でも冷え込む日は何日かあったので、百貨店などで手袋はかなり真剣に探していたのですがなかなか納得できるものが見つからず。それがなんと、イスタンブールでドンピシャの手袋を見つけました。革製でもこもこファーがついていて、それで50TL(約900円)。
イスタンブールで使い捨ててもいいから、くらいの心づもりで購入しようとしていたのに、来年からも普通に使えるよい品物でトルコの物価の素晴らしさを知りました。
ニット帽はライクストアカラキョイという雑貨屋さんで購入しました。手袋と違い寒さはフードでなんとかしのげるので、帽子は妥協せずに探していたところドンピシャなニット帽を見つけまして。詳細は以下の記事で紹介しています。
イスタンブールのおしゃれ雑貨はここで買え!新市街のおすすめ雑貨店一覧
トルコ土産6:オーガニックナチュラルソープ
新市街で購入したもう一つは、オーガニック石鹸です。旅先でよい石鹸を買うことを趣味と掲げているわたしですが、イスタンブールでは全然満足できる石鹸が見つけられず困っていたところ、ようやく最終日に納得できる石鹸を見つけました。
ハンドクラフトカラキョイ(Hand Craft Karaköy)というお店です。
1個25TL(約450円)と、トルコの物価からしたらべらぼうに高いと思うのですが、とても気に入ってしまったので7つも購入してしまいましたw
優しそうな女性の店員さんがそれぞれの石鹸の効用を説明をしてくれ、石鹸ごとに名前が書かれたシールを貼ってくれます。左上から順に、ミントオイル、アロエベラ、グレープシード、ウコン、シナモン、ハマム(トルコの伝統的なスパ)×2です。使うのが本当に楽しみ!
スーパーで購入したバラマキお菓子
職場や大人数の友達向けのバラマキお菓子も必須ですよね。ばら撒くからには個包装であってほしい。かつできれば安くあってほしい。という願いを携えてイスタンブールを歩き回ったところ、以下のピスタチオチョコがお手頃で若干の高級感があり、日本で配ったところ美味しいと評判でした。
トルコ土産7:ピスタチオチョコ
ピスタチオはトルコの名産品で、あっまーいトルコ菓子にも結構使われてたりします。今回わたしが購入したピスタチオチョコは4種類で、Eti、damak、Nestle classicは自分の食べ比べ用に、GODIVAは職場のバラマキ用に大量に購入しました(右上のGODIVAはスーパーで安かったので自分用に)。
結果、どのピスタチオチョコも普通に美味しい。安いベルギーチョコとかアメリカのチョコのようなカカオの変な臭みはまったくなく、日本のチョコのような感じです。
GODIVAの板チョコはスーパーで7.99TL(150円弱)で、10枚くらいあるだけ購入しました。トルコで一番ポピュラーなのはdamakのピスタチオチョコのようですが、あまり安くはなく6.99TLくらいだったかな。
ピスタチオチョコは、小包装、お手頃を叶えてくれ、さらにGODIVAなら多少の高級感も演出できるのでとてもおすすめです。
おまけ
トルコ土産8:手作り花冠
最後はほんのおまけですが、ガラタ塔近くでおばあさんが売り歩いていた手作りの花冠です。もちろん日本では登場機会がないのですが、旅のテンションで購入してしまいました(笑)お値段15TL。おばあさんの手作りだそうです。
なおトルコはチューリップをはじめとした花卉の栽培が盛んで、タクシム広場の周りなどではたくさんのお花屋さんを見かけます。そのお花屋さんでも花冠を見かけたので、トルコでは案外花冠産業がメジャーなのかも?
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
お知らせ:アジア各国で見つけた雑貨を近々オンライン販売する予定です。本サイト「ゆっこぷー・どっとこむ」でもお知らせ予定ですので、ご興味を持っていただけた方は、サイトをブックマークいただくか、上のボタンからInstagramをフォローいただけると幸いです。販売前の商品を個別に先行販売(10~15% OFF予定)することも可能ですので、どんな商品があるか気になる方はお気軽にDMください。