バンコク滞在最終日はザ・アテネホテル・バンコクにマリオット・ボンヴォイの無料宿泊リワードを利用して宿泊しました。ザ・アテネホテル・バンコクはマリオット・ボンヴォイのザ・ラグジュアリーコレクションの一つで、私たちは初めて宿泊しました。
結論を先に書くと、雰囲気は悪くはないが、他のホテルに比べアクセスはよくなく、何より朝食にがっかりしました(値段が高いのに、内容が微妙すぎる)ので、おすすめはしません。バンコクに行っても2度と宿泊することはないと思います。それでは詳しくどうぞ。
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ザ・アテネホテル・バンコクとは
ザ・アテネホテル・バンコクは、ラマ5世の娘、バラヤアロンコーン王女が暮らしたカンダヴァス宮殿跡地に建てられており、ホテルの内装もタイ王室の雰囲気を漂わせた格式高いクラシックなデザインとなっています。
ザ・アテネホテル・バンコクの客室
そのため、客室・廊下も落ち着いた雰囲気で統一されており、全体的にシックな印象。今回はマリオット・ボンヴォイの無料宿泊特典で予約をしましたが、特にアップグレードはなく、あまり広くはない通常のお部屋でした。
枕がかなり分厚めだったので、マリオット・ボンヴォイアプリからflat pillowのリクエストをしました。ちなみに、部屋が広くないからか、ベッドの縦の長さが短めで、180センチの夫がギリギリ寝られるくらいでした。
唯一特筆すべきは、1番下のクラスの客室にもかかわらず、アメニティがタイの高級ブランドのTHANN(ターン)だったこと。シャワー室に置いてあるものとは 別に、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディークリーム、石鹸が用意されていました。
なおお水は環境に配慮してすべてグラスで提供されるのですが、ミニバーに2本、洗面台に2本、冷蔵庫に1本無料のボトルがすでに用意されており、デフォルトでまず本数が多かったです。その上、電話かアプリからのリクエストで無料で追加のボトルを持ってきてもらうことができます。わたしはお水をたくさん飲むので、これはとっても助かりました。
ザ・アテネホテル・バンコクの朝食
朝食は、1階のThe Rain Tree Caféでいただきます。ちなみに、Wホテルバンコクの朝食が500タイバーツ、セントレジス・バンコク(ST. REGIS BANGKOK)の朝食が615タイバーツなのに対して、ここザ・アテネホテル・バンコクの朝食は765タイバーツと少しお高め(全部サービス料、税込みの料金)。どんなすごい朝食なんだ、と前日からワクワクしていたのですが、結果ザ・アテネホテル・バンコクの朝食が1番微妙でした。
朝食会場は広く、空いていたため窓際の席に案内してもらいました。眺めはよき。
テーブルで注文するアラカルトメニューは王道系のものばかりで、タイらしいものや、このホテルらしいメニューはありませんでした。このアラカルトメニューに「Chawanmushi(茶碗蒸し)」と「Onsentamago(温泉卵)」が載っている時点でもうがっかり。
ビュッフェの方はさらにひどく、マリオット・ボンヴォイのラグジュアリーコレクションとは思えない、ビジネスホテルの延長のようなラインナップでした。
実際、後述の客層に関するパラグラフにも書いていますが、たぶんこのホテルはビジネス利用の客が多いため、それを反映してザ・アメリカンな料理や、おかゆ、茶碗蒸しなど、日本のビジネスホテルで見るような品揃えになっていました。
パン、フルーツ、オートミール、シリアル、チーズなど一通り揃ってはいますが、バンコクの朝食としてはぜーんぜん楽しくないというのが本音です。
好きなフルーツと野菜で生搾りジュースを作ってもらうことができますが、逆に言うとこれくらいしか書くことがない…
個人的な唯一の救いは、バンコクのホテルには珍しくパンがおいしかったことです。見た目も味も、トルコのパンのようなものが多く、とてもおいしかったです。いつもはお腹いっぱいになるのを避けるため、バンコクでパンを食べることはしませんが、他に目ぼしいものがなかったため、珍しくパンをたくさん食べました。
ザ・アテネホテル・バンコクの立地&アクセス
ザ・アテネホテル・バンコクはBTSプルン・チット(Phloen Chit)駅から徒歩6分ほどの場所に位置しています。公式HPには徒歩3分とありますが、実際にはBTSのスカイラインの出口が遠いため、地図上よりも長い距離を歩く必要があります。周辺はかなりごちゃごちゃしているあたりで、駅からホテルまで歩いてみると、夕方でも驚くほど汗をかきました。
駅直結のセントレジス・バンコク(ST. REGIS BANGKOK)と比較すると、その差は一目瞭然。
ザ・アテネホテル・バンコクのプール
各所で写真が使われているプールにもせっかくなので行ってみました。
プール自体はかなり広く、雰囲気もとってもよかったのですが、他のホテルであれば誰も使っていないであろう夜の時間帯でも、子どもたちがキャッキャと遊んでおり、残念ながら利用することができませんでした。
ザ・アテネホテル・バンコクの客層
個人的な感想ではありますが、ザ・アテネホテル・バンコクは中華系・インド系の子どもづれ家族が多い印象でした。プールでも子どもが騒いでいるので入れませんでしたし、ロビーの階段で大人数で写真を撮っている家族もおり、洗練されたホテルの印象とは別に、あまりくつろげる雰囲気ではありませんでした。
また、ビジネスセンターが併設されているからか、ビジネス利用と見られる人が多く、他のマリオット・ボンヴォイホテルに比べ、全体的にせかせかした雰囲気がありました。ビジネス利用者に合わせて朝食も普通のホテルのようなメニューですし。そのため、休暇目的でゆっくりすることを期待される方は、ほぼ同じポイント数で宿泊できるセントレジス・バンコク(ST. REGIS BANGKOK)が圧倒的におすすめです。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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