ロッテルダムで観光

モダンな街並みと奇抜な建物が楽しいロッテルダム観光のおすすめ

ユーレイルパスを利用して、ベルギーブリュッセルからオランダロッテルダムまで足を伸ばしてきました!もともとロッテルダム観光は旅程に組み入れていなかったのですが、2019年のGWも終盤に差し掛かり、そろそろ本気でゴシック建築に飽きてきたぞ…?ということで、モダンな街並みを楽しみたくなったのです。

ロッテルダム観光の魅力

さっそくロッテルダム観光の魅力を紹介していきますね!

ロッテルダム中央駅

まずはなんといってもロッテルダム中央駅です。構内はかなりモダンなデザインで、そこそこの大きさの駅なのですがかなり開放感があります。

また外観がまたなんとも特徴的で、二等辺三角形を転がしたような形をしているのです。駅構内にいるときはこの不等辺感をまったく感じなかったので、よっぽど不必要な空間がたくさんあるんだろうな笑

ロッテルダム中央駅

余談ですがヨーロッパの国では駅に改札がない国が大多数なので、改札なるものを発見してびっくりしました。

改札でチケットをスキャンさせると開く仕組みなのですが、ユーレイルパスしか持っていないのでどうするんだろう…?と思っていたところ、ユーレイルパスのカバーの裏にQRコードがついていました!QRコードの下には「オランダでは・・・」と表記があるので、どうやら駅に改札があるのはユーレイルパス参加国の中でもオランダだけのよう。車内検閲があるので改札は不要な気がするんだけどなぁ。

オランダのユーレイルパス

ロッテルダムの街並み

続いてロッテルダムの街並みですが、ヨーロッパのほかの国を旅してくると、そのきれいさにもはや感動を覚えます。

道が石畳じゃなく歩きやすいこととか、アスファルトの車道がガタガタしていないタバコがポイ捨てされていない紙やビニールが撒き散らされていないといった基本的なことから、車道、自転車道、歩道がきれいにかつ分かりやすく分離されていることなどなど(ドイツでもかなり自転車ライダーがいるのですが、場所によってはどちらが歩道でどちらが自転車道なのかわからずライダーに怒られることがしょっちゅうあったのでした)。

また、アムステルダム中心部のように建物が左右前後に傾いていないとか、街のいたるところに不思議なモニュメントが置かれているけどなぜかうまく溶け込んでいるように見えるとか、そういったこと全部が街に統一感をもたらしなおさらロッテルダムという街をきれいに形作っているのだと思います。

余談ですが、クレジットカードの機械が5ヶ国語対応になっていて思わずパシャり!ルクセンブルクでさえ4ヶ国語だったのに、さすが国際国家オランダ!上から、英語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、チェコ語(←なぜ?笑)です。

国際色豊かなオランダ

ロッテルダムの奇妙でかわいい建物

ロッテルダムといえば、観光名所としてもよく紹介されている「キュービックハウス」が有名ですが、奇抜な建物は何もキュービックハウスだけではないんです。

ロッテルダムの面白い建物

先にも述べたとおり街のいたるところに変な(そしてかなり大きめの)モニュメントが頻繁に出現するのですが、それだけでなくそもそも人が住んでる建物も変わったデザインのものが多いです(それがまたおしゃれなんですけどね)。

例えばこのビル。

ロッテルダムの奇抜な建物

なぜてっぺんを尖らせようと思ったんだろう?そして各部屋の窓はどうやって開閉するんだろう?とか。

お次はこのアパート。

ロッテルダムの観光

ウォーターフロントでめちゃくちゃ気持ち良さそうだけども、大雨や大潮の時に床下浸水しそう・・・しかも傾斜がついていることで2階の人は1階を、3階の人は2階のベランダが見れちゃう感じ?と思ったり。

そして極めつけはキュービックハウスですよ。

ロッテルダムのキュービックハウス

どうしてこんな形の家を作ろうと思ったんだろう?家賃って相場より安いのかしら、高いのかしら・・・?

ロッテルダムの観光おすすめスポット

キュービックハウスのうち1戸が見学用に解放されていたのですが、見学料に3€かかります(わたしたちはそこまで興味がなかったのでやめておきました笑)

下の写真はキュービックハウス近くで見つけたかわいい郵便受け。

かわいいロッテルダムの建築

2023/02 追記:ロッテルダム2回目訪問時にキュービックハウスの内部を見学してきました!よろしければ以下からご覧ください。

ロッテルダムのヘンテコ建築「キュービックハウス」に入ってみた

ロッテルダムの中心マルクトハル

キュービックハウスのすぐそばにあるのが、ロッテルダムの街の中心であるマルクトハルです。

アーチの内側部分に屋台のような飲食店がたくさん入っていて、食の祭典という感じが強いです。

ロッテルダムのマルクトホール外観

ただし、これだけお店が入っているのに「オランダらしいグルメ」を求めていくと結構期待外れになります。

わたしもネットで調べた知識になりますが、オランダ人は食に思い入れが少ないらしく(「食事は楽しむものではなく空腹を満たすもの」という考えらしい)、あまり食文化が発展していないのです。

ゆえにファストフードを好んで食べるんだとか。実際街なかのマクドナルドをはじめとしたファストフード店ではハンバーガーの自販機のようなものを多くの店舗で見かけました。

これはハンバーガーの自販機(ただし店内にある)。

オランダのファストフード文化

オランダの食事については以下の記事に詳しくまとめています。

【行く前に読んで】食文化が壊滅的なオランダで忖度なしにおいしい食べ物・飲み物

その上、国際色豊かなお国柄により海外の食文化がたくさん入ってきているため、マルクトハルの飲食店も和食のお店から中国系のフルーツ屋さん、ステーキハウスなど多岐に及んでいます。

ロッテルダムの市場

オランダらしいといえば、チーズ屋さんとストループワッフルのお店、それにサラミ専門店くらいでしょうか笑 これらのお店はどれもとっても美味しいです。

チーズ専門店では色々な種類のチーズやディップを試食させてもらえます。んー、美味しくて乳製品の取りすぎになっちゃう…!!

オランダのチーズ
オランダロッテルダムのマルクトホールのチーズ屋

マルクトハルの天井は一面に絵が描かれていて、とっても見事!

オランダマルクトホールの内観

また行ってみるまで気がつかなかったのですが、アーチの外側の部分はたぶん住居スペースになってるんですよね。どこから入るんだろ。

ロッテルダム観光の所要時間

ロッテルダム中央駅からマルクトハルまではゆっくり歩いて徒歩で20分〜25分程度かかるのですが、その道中に雑貨屋さんや洋服屋、レストランなどのお店が立ち並ぶちょっと栄えたエリアがあります。

そのあたりもぶらついて、道中に変わった建物やモニュメントをパシャパシャ撮影して、マルクトハルでしっかり美味しいものを食べて、しめて3〜4時間ほどかと思います。

わたしたちはブリュッセル⇄ロッテルダムの往復で以下の列車に乗りましたので、滞在時間は4時間20分ですね(ちなみにわたしたちの場合は途中ロッテルダムのお店でスーツケースを購入するというイベントが発生したので、そこで結構時間を使いました)。

往路
10:49ブリュッセル中央駅発
12:50ロッテルダム中央駅着

復路
16:10ロッテルダム中央駅発
18:11ブリュッセル中央駅着

ロッテルダムへのアクセス

主要都市からロッテルダムへの行き方を紹介します。

アムステルからロッテルダムへのアクセス

日中の時間帯であれば、鈍行で40分で行くことができます。ユーレイルパスを持っている場合、有料の座席指定なくアクセスできるのでとてもありがたいです。

ブリュッセルからロッテルダムへのアクセス

ブリュッセルからロッテルダムへはいくつかアクセス方法があります。

最短ルートは、ブリュッセル中央駅からブリュッセル・ミディ(Bruxelles-Midi)まで1駅鈍行に乗り、ブリュッセル・ミディから高速列車に乗り換える方法ですが、高速列車は座席指定が必要なため余分にお金がかかるほか、本数が少ないため時間を合わせづらいデメリットがあります。

また、ブリュッセル中央駅の高速列車チケット売り場は結構混雑していましたので、直前に座席指定しようとすると目当ての列車に間に合わない可能性があります。お気をつけください。

おすすめは、多少時間がかかりますが乗り換えなしで鈍行で行く方法です。所要時間は2時間ですが、わたしが行った時には1等車はかなり空いていてとても快適でした。

ほかにも乗り換え1回、乗り換え2回のルートなど時間帯によって鈍行の様々なルートが出てきますが、乗り換えたところで5分〜10分程度しか時間が短縮されないので、乗り換えなしでルートが結果楽だと思われます。

おまけ:ベルギー⇄オランダの列車はかなり遅延する

ベルギーとオランダで列車に乗った感想ですが、鈍行はどの列車も常に5分〜15分ほど遅延していました。ブリュッセル中央駅など始発駅でもすでに発車が遅延していることもありましたし。

遅延時間的には大したことはないのですが、乗り換えの接続時間は5分程度のものが多いので、実はかなりリスクが高いのです。

車内アナウンスで「現在○分遅延しております」と案内があるのでまだ救いがありますが・・・そういった意味でも乗り換えなしでアクセスできる方法をおすすめします。

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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。

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