ベトナムのダナンに行くにあたり、はじめてベトナム航空を利用しました。ベトナムは日系航空会社が就航している都市も非常に多いのですが（ホーチミン、ハノイ、ダナン）、ベトナム航空が圧倒的に安かったので利用してみることにしたのです。さて、どのようなフライトだったのでしょうか。

ベトナム航空とは

ベトナム航空はスカイチーム所属のベトナムのフラグシップキャリア。スカイトラックス発表の格付けでは4つ星を獲得しています（日系2社はどちらも5つ星）。スカイチーム所属ですが、ANAとのコードシェア便の場合ANAマイルが貯まります（今回搭乗したVN319便はコードシェア便なので、後付け申請で付与されるはず）。

追記：申請から2週間後に無事マイルが付与されました！サイトには即時〜1週間と書かれていたので少しヤキモキしましたが、無事付与いただけて安心しました。

成田空港にて

出発空港として成田空港を利用するのが久しぶりなうえ、普段スカイチームを利用しないためたぶんはじめて来るであろう第1ターミナル。コロナ禍が明けて海外旅行需要も戻りつつありますが、第1ターミナルは思ったよりも人がおらずびっくり。3連休の前日の金曜日でかなり混むかなと予想していたのですが…

ANAとのコードシェア便ではありますが、成田空港の第1ターミナルにはANAのラウンジがないため使用できるラウンジはありません。スタバを飲んで時間を潰します。

搭乗機体

今回搭乗したのはエアバス321という中型機。座席はエコノミークラスが3×3、ビジネスクラスが2×2です。ビジネスクラスがそこまで高くなかったので片道だけでもビジネスを試してみようかと思ったのですが、フルフラットにならないタイプだったので、個人的にはビジネスのメリットが少ないかなと思い断念。

エアバス321にはプレミアムエコノミーは設けられていませんでした。搭乗率は7割ほどで、男女比は女性がかなり多かったです。女子旅で行くのかな？

ベトナム航空では追加オプションとして「スカイソファ」というサービスを提供しており、予約状況に余裕がある場合、3列シートの左右を押さえて1人で3列使うことができます。そのために座席を押さえているのか、3列シートごと丸っと空いている席がかなりありました。そのため離陸後シートベルトサインが消えてからCAさんに座席を動いていいか確認し、快くOKをいただいたので3列シートを使わせてもらいました（セルフビジネスクラスと呼んでいますw）。

エコノミークラス座席

シートピッチは32インチあり、窮屈な感じは受けませんでした。最近は、航空会社各社が収益アップのためにこぞってビジネスクラスやプレミアムクラスを増やし、その分エコノミーの座席ピッチは狭くなってきていますが、この機体はまだ大丈夫でした。

エアバス321には、ビジネス・エコノミーともにディスプレイが付いていないので、映画を観るつもりの人は事前にスマホやタブレットにダウンロードしておくことをおすすめします。

個別のディスプレイがない代わりに、数列ごとに天井からディスプレイが降りてくる形式になっていて、こちらで安全ビデオや飛行計画を確認できます。

エコノミークラスでは枕とブランケットのみで、アイマスクなどのアメニティの配布はありませんでした。

エコノミー機内食

9:00に成田を出発して、30分ほどで飲み物の提供が始まりました。6時間40分のフライトのため、機内食の提供はランチ1食のみです。

機内食は、和風か洋風かの2種類から選べました。わたしは洋風を選択したのですが、フルーツとケーキ以外はどちらかというと和風のような…

メインは牛肉の時雨煮のような感じで、とてもおいしかったです。お米もまったくべちゃっとしておらず、おいしくいただきました。

和風を選んだ夫によると、こちらも相当おいしかったとのこと。まったく期待せずに食べたデザートのおはぎがおいしくてびっくりしたということでした。

乗務員さんはみなさんとても親切で目端が利く方ばかりで、わたしが食後にお手洗いに立っている時に食後のコーヒーの提供があったらしく、わたしが飲んでいないのを見ると、わざわざ後方から持ってきてくれました。また次回乗るのが楽しみな航空会社です。

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