今回のプラハ旅では、飛行機の遅延がありプラハに1日半しか滞在できませんでしたが、結論から言えば行きたいところはほぼすべて行けて、プラスアルファでドーハも観光できたのでまぁ結果オーライかなと思っております。
弾丸で観光しているのでモデルコースになるかは微妙ですが、プラハ観光の参考になればと思い、今回周った場所をご紹介します。
Contents
1日半でのプラハ散策
1日半でどれくらいプラハを観光できたかというと、以下の場所に行くことができました。
プラハ旧市街エリア
- 火薬塔に登って街並みを堪能
- プラハ市民会館のガイドツアー参加
- インペリアルホテルのカフェでランチ
- 旧市街広場の天文時計鑑賞
- botanicusというオーガニックコスメ店でショッピング
- Zlatá Praha Restaurant でディナー
プラハ新市街エリア
- プラハ中央駅のアール・ヌーヴォー天井鑑賞
- ミュシャ美術館で絵を鑑賞
プラハ城エリア
- プラハ城散策
- カレル橋を渡る
1日半には収まらなかったプラハの観光スポット
逆に行きたかったけど時間切れで行けなかったorできなかったことは以下の3つ。
- ストラホフ修道院に行く
- ジョンレノンの壁の前で写真を撮る
- 市民会館でコンサートを聴く
コンサートはもともとプラハ市民会館のスメタナホールに入るためだったので、ガイドツアーで巻き取れてほとんど達成。世界一美しい図書館があるというストラホフ修道院を見ることができなかったことだけが痛恨の極みですが、ウィーンなどに行った際にまたプラハ寄ろう。
プラハ観光の名所とおすすめ
それではそれぞれの観光スポットについて詳しくご紹介します。
プラハ旧市街エリア
まずは世界遺産にも登録されているプラハ旧市街エリアについて。
プラハ旧市街の入口 火薬塔
1日目の15時くらいからは火薬塔に登りました。プラハの印象的なオレンジの屋根群を見るならまず火薬塔に登るべきですね。あいにく天気は曇りだったのですが、これぞザ・プラハという感じで素敵。
火薬塔を登っていると途中にチケットオフィスがあり、ここでチケットを購入してから上に登られねばなりません。わたしたちは最初これがチケットオフィスだと気づいていなかったので、上に登ってから引き返す羽目になりました。火薬塔のチケットは大人100CZKです。
火薬塔のほかにも旧市街広場にある旧市庁舎や天文時計の塔からも旧市街を一望することはできますが、そこそこの大きさがある旧市街広場が横手に広がっているので、家々が連なっている風景なら火薬塔の方がよいのかなという気がしております。
プラハ市民会館のガイドツアー
お次は火薬塔のお隣にある「プラハ市民会館」です。無料でガイドツアーをやっていて本当におすすめです。併設の市民会館レストランでいただく朝食もとっても満足度高かったです。ガイドツアーと朝食について詳しくはこちらの記事で紹介しています。
プラハ市民会館のガイドツアー!スメタナホールにミュシャ作の市長ホール/レストランで朝食も
インペリアルホテルのカフェ
1日目のランチをいただいたのがプラハインペリアルホテルのカフェ。アール・デコの内装が有名ということで訪れたのですが、本当に素敵なんです。
ただし残念ながら食事は微妙です。。。カフェ・インペリアルではレストランとカフェをどちらも利用することができるのですが、とりあえずランチのレストラン利用はおすすめしません。一品ものだとスープ、サラダ、メインと揃っているのですが、物価が安めのプラハにしてかなりお高めなのです。かといってワンプレートで済まそうとすると、クラブサンドイッチやクロックムッシュというどこでも食べられるものになってしまうという(しかもかなりボリューミー)。
なのでカフェ・インペリアルは、その内装を鑑賞することを目的に、ちょっと疲れた時にカフェ利用で立ち寄るのがよいのではないかなーとおもいました。市民会館や火薬塔から歩いて5分ほどの場所にあります。
旧市街広場の天文時計
こちらはさっと見て終わってしまったのですが、天文時計もプラハ旧市街の名所として有名ですよね。こちらの天文時計は毎時0分に動き出すからくりになってますので、お時間が合えばぜひ見てみてくださいね。
天文時計自体はすぐに見終わってしまうのですが、天文時計がある旧市街広場には多種多様なお店が並んでいるので、これらを見て周るのもとってもおすすめです!
プラハ発祥のオーガニックコスメショップ “botanicus(ボタ二クス)”
個人的におすすめなのはプラハ発祥のオーガニックコスメショップ “botanicus(ボタ二クス)”というお店です。日本にも心斎橋に店舗があるようなのですが、やはり本場で買う方がお安くゲットできるので、旧市街にある店舗にお邪魔しました。
日本よりもずっと乾燥が強い内陸国のブランドだけあって、石鹸も突っ張ることなく洗い上がりがツルツルしっとりするのが好きです。わたしは香りが気に入ったオーガニック石鹸を5つと、クリスマスブレンドの茶葉を購入しました。
石鹸は、キウイの種やドライリンゴなど入っている原料がそのまま見えちゃうようなオーガニックさなのに、いわゆる石鹸のサイズで1個200円しないくらい。どれもこれもプラハは本当にお安くてびっくりしちゃいます。
ちなみにbotanicusの旧市街店舗では現地在住の日本人の方が働かれているので、チェコ語がわからなくても色々詳しく教えてもらえます。お土産にもぴったりなので気になる方はぜひ行ってみてくださいね。
プラハ旧市街のクリスマスマーケット
冬の観光限定になりますが、クリスマスマーケットもとっても素敵でした。わたしたちが訪れたのは11月の4週目でしたが、すでに各広場でクリスマスマーケットがオープンしていて、一足先にクリスマス気分を味わうことができました。
クリスマスマーケットで売られているTrdelníkというこちらのお菓子がイチオシです!チェコやハンガリーの伝統的なお菓子で、クリスマスマーケットでは焼きたてふかふかのTrdelníkをいただけます。
プラハ新市街エリア
プラハ新市街は旧市街と違って観光名所と言える場所は少ないのですが、おしゃれなレストランやカフェをたくさん見かけまして、プラハ市民にとっては新市街の方が生活の拠点なのかなと感じました。
これまでの人生の中で一番美味しそうなケーキ屋さん。
プラハ中央駅のアール・ヌーヴォー天井
プラハ中央駅は新市街なのか微妙なところではありますが、旧市街ではないだろうということで新市街エリアくくりとしました。プラハ中央駅は趣のある駅舎外観とは異なり、内部はかなりモダンな造りとなっています。その地上3階にあるのがアール・ヌーヴォー調の天井で、とっても素敵なのです。
詳しくはこちらの記事内で紹介しています。
ミュシャ美術館
個人的に若干残念だったのがミュシャ美術館です。ミュシャの絵は前からとっても好きだったので楽しみに臨んだのですが、思いの外小さな美術館で、1時間あれば余裕でお釣りがくるほどの展示しかありませんでした。ただ、美術館併設のミュシャグッズショップはかなり充実していて、無料で入ることができるのでお土産におすすめです。
※ミュシャ美術館はまさかのクレジットカード不可でしたのでお気をつけください!
ちなみにミュシャの作品としては、市民会館の市長ホールやプラハ城聖ヴィート大聖堂のステンドグラスが有名で、実際ものすごく素敵でした。
プラハ城エリア
プラハ城の観光には半日しっかり取っておくのがおすすめです。わたしたちは夕方のフライトだったのですが、現金がなくてプラハ中央駅でキャリーケースを預けるのに手間取ってしまったり、プラハ城の最寄り駅からプラハ城まで道に迷ってしまったりでかなり時間をロスしてしまい、慌ただしい観光になってしまいました。これがうまくいっていればストラホフ修道院やジョンレノンの壁も観光できたはずだったので反省。
プラハ城の見どころやアクセスについてはこちらで紹介しています。
カレル橋
「プラハと言えば」でよく見かけるカレル橋も渡ってきました。ことりっぷに「カレル橋には30人の聖人と30人のスリがいる」と書いてあったので半ば戦々恐々として渡りましたが、なんてことはない、ただの橋でした。モン・サン・ミシェルと同じで実際に現地を歩くより、近くから眺めていた方が美しい遺産の典型だとは思います。
時間がなくてダダダダっと渡ってしまったカレル橋ですが、もしゆっくりできたなら橋の上で売られている絵をじっくり鑑賞したかったなぁ。世界中どこでも、こういう道端で売られている絵が素敵だったりするんですよね。
冬のプラハ観光のポイント
冬場はどうしても日が暮れるのが早いので、屋内のミュシャ美術館や市民会館ツアーを夕方に持ってくるなどすれば、かなり効率的に観光することができると思います。あまり遅い時間だと閉館している可能性もあるので注意ですが、日が暮れてからも割と安全に歩ける街だなと感じました。
いかがでしたでしょうか?プラハは1日で観光しきるには大きいですが、何日もかかるほどではないという印象です。後悔のないようぜひしっかり計画を立てて旅行を楽しんでくださいね。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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