ガイドブックにない本音|バルセロナとマドリード観光するならどっちがいい?

今回のスペイン旅行では、バルセロナとマドリードの2都市を観光しました。スペインといえば他にも南部のアンダルシア地方や、世界一の美食の街として知られるサン=セバスチャンなども観光地として有名ですが、スペインの2大都市といえばバルセロナとマドリードが最初に挙がるかと思います。

でももし1都市しか選べないのならバルセロナとマドリードどちらを選ぶのがよいのでしょうか。ガイドブックにはいいことしか書かれていないのでどちらが良さそうかなかなか決めにくいですよね。本ブログでは実際に旅した感想を本音で紹介します。

バルセロナとマドリードはどんな街?

まずはバルセロナとマドリードについて簡単に紹介します。

バルセロナとは

スペインのバルセロナは、バレンシアオレンジで有名なバレンシア県の都市の1つで、マドリードに次いでスペインで人口第2位を誇ります。バレンシア県が含まれているカタルーニャ州の州都でもあるため、街中ではカタルーニャ語が多く見られます。駅の標識なんかだと、スペイン語よりも優勢なのでは?と思うくらい。

マドリードよりも緯度は高いですが、地中海に面しているため気候は温暖です。

バルセロナは世界的建築家ガウディのお膝元でもあり、サグラダファミリアやカタルーニャ音楽堂をはじめとしてガウディ建築が多数残されています。

有名なサッカースタジアム「カンプ・ノウ」があるのもバルセロナなんですよ。

マドリードとは

一方マドリードはスペインの首都で、スペインの人口第1位の都市。欧州では第5位の人口らしく、結構大きいですよね!内陸にあるため夏はめちゃくちゃ暑いらしいです。

世界三大美術館、と一説には言われるプラド美術館もあります。

また地理的にも名実的にもスペインの中心であることから、高速鉄道はだいたいマドリードを通っているため、サン・セバスチャンやアンダルシア地方に鉄道で行く場合はマドリードを経由することになると思います(小さい都市へ飛行機で行こうとすると高いですからね・・・)

※一説にはというのは、個人的にはどうなんだろーと思ってるからで、パッと思いつくだけでもパリのルーブル、サンクトペテルブルクのエルミタージュ、ロンドンのナショナル・ギャラリー、ニューヨークのメトロポリタンなどがあるからで、それに比べると全然人気がなかったな…と思ってしまうわけです笑

国王一家が実際に暮らしているスペイン王宮もマドリードにあるんですよ。

80:20でバルセロナを勧めたい

タイトルの通り、先に結論を言っちゃうと個人的には100:1でバルセロナをお勧めしたいです。マドリードも世界的に見るとかなりの観光都市のようなので、わたしがマドリードの魅力を理解できていないだけなのか…と思ったりもするのですが、「観光」という一点においていえばぶっちゃけマドリードは1日で十分、2日もいたらお腹いっぱいになりすぎるような街だと思いました。

バルセロナの特徴

世界観光ランキングで常に上位にランクインするバルセロナ。ある調査によると、毎年人口の20倍以上の観光客がバルセロナに来ているのだとか。

バルセロナはその人口に対して街の面積が大きい印象があり、数ある観光名所を回るのにもメトロやタクシーを利用する必要があって、かなり観光しがいがあります。

またサグラダファミリアをはじめとした各種ガウディの建築は、季節や時間帯によってはかなり混むことが予想されるため、予約をしておいた方がよいこともあり、1日に予定を詰めこむのは難しかったりもします。

ガウディ建築について詳しくは以下の記事で紹介しています。

バルセロナには丸2日滞在したのですが、時間が合わずカタルーニャ音楽堂の内部は見学できなかったり、目抜き通りであるグラシア通りのお店が日曜日で閉まっていてショッピングができなかったりなど、2日だとやり残したことがある感じ。

下の写真のArenas de Barcelona(アレナス・デ・バルセロナ)は闘牛場を改修したショッピングセンターなのですが、日曜日だったためほとんどのお店が閉まっており買い物はできませんでした。

他にも下の写真に写っている王宮のような建物がカタルーニャ美術館なのですが、2日ではここにも行けなかったし、バルセロナ郊外のムンジュイック城にも行けなかったのが心残りです。

バルセロナでおすすめできない点があるとすれば、その人の多さでしょうか。幸いわたしがバルセロナに行ったのは11月だったため、各種ガウディ建築でもまったく並ぶことがなかったのですが、夏のハイシーズンだと2時間待ちの列が当たり前だったり、予約チケットでも待たされたりするといった声をたくさん聞きました。

また、食についてはかなり調べて臨んだのですが、ピンとくるお店が少なく拍子抜けでした。唯一おすすめできるのは「Tapas Royal」というバーで、以下の記事で紹介しています。

バルセロナのおすすめバル「Tapas Royale」タパスall 1.2ユーロ!Happy Hourでさらにお得にディナー

バルセロナ一の繁華街であるランプラス通りの近くに、バルセロナ市民の胃袋と言われている「ブケリア市場」があり、かなり期待値高くして足を運んだのですが、イメージと全然違ってこちらも残念賞でした。ブケリア市場はアメ横のような感じであまり綺麗ではなく、その場で食べられるような加工食品もあまり売られていないため観光客が行くような場所ではないのだなと思いましたね。

バルセロナのブケリア市場
観光客で溢れかえっているが、グッとくる売り物が全然なくてこれ以外の写真を1枚も撮っていないという・・・

マドリードの特徴

マドリードは個人的に観光にはあまり向いていない街だと思いました。観光のハイシーズンだからなのかどうかは不明なのですが、バルセロナに比べてとにかく観光客が少ない…!そして見るところも少ない・・・・・・!!!!!

マドリードの中心は以下の写真のマヨール広場なのですが、ベルギーのブリュッセルのグラン・パレスと同じ匂いを感じました。最初はおおっと!思うのですが、それ以外は特に何もない感じ。

マヨール広場から少し離れたところに、現国王一家が住んでいるマドリード王宮があり、もしかしたらここが1番の観光ポイントかもですが、行ってみてびっくり!あれだけ、街に人が少ないのに王宮は朝から大行列になっておる、、、ということで王宮内に入ることは叶わなかったのですが、きっとここが観光の目玉に違いない。

ほかは本当に、さびれているとまでは行かないのですが、マドリードの中心的な通りも一通りが少なくて賑わっている感は乏しかったです。下の3枚画像の右上はマドリードの中央駅であるAtocha Renfe(アトーチャ・レンフェ)駅前で、車通りすら少ない状況。一番下は繁華街であるsol(ソル)駅前で、ちょっと街っぽい雰囲気ですが建物も色が少なくて悲しい・・・

観光にはあまり向いていないと思われるマドリードですが、ごはんはバルセロナより期待が持てる気がします!

マドリードに着いた日の夜は(Plaza de Santa Ana)サンタ・アナ広場の周りのバルに行きました。サンタ・アナ広場は地元っ子御用達のため広場の周りにとってもたくさんバルがあるんですよ。中には並ばないと入れないような名店もあって、バルのはしごをするのにぴったり。バルセロナより若干安い気がしますし、人懐っこい店員さんが多かったです。

そしてこちらは Museo del Jamón(ムセオ・デル・ハモン)、すなわち生ハムの博物館です!天井からぶら下がっている生ハムの数々にはテンションが上がりました!マドリード市内にいくつか店舗があるので、繁華街を歩いていると普通に出会うかも。朝からやっているので、地元の工事のおじさんやおばあさんたちが普通に食べに来てておしゃべりできるのも楽しい。写真のプレートで1.9€と、とっても良心的!ただしかなり塩辛いので、一緒にオレンジジュースを頼むことをおすすめします。

スペインでチュロスといえばここ!と言われるお店もマドリードにあります。それが San Ginés Chocolateria(サン・ヒネス)。マドリードっ子は飲み会の締めにラーメンではなくチュロスを食べるそう。

普通のチュロスは6本セットで2.5€だったかな?ただ、チュロス自体には味が着いていないので絶対にホットチョコレートを一緒に買う方がいいのと、かなり脂っこいので数人でシェアする前提でチャレンジするのがおすすめです。

まとめ:観光目的ならバルセロナ、食を求めるならマドリードへ!

観光ということであれば基本的にバルセロナ一択だし、初スペインでどちらかと言われれば絶対にバルセロナをおすすめするのですが、バルセロナは観光都市ということもあって食べ物の値段が高いし、ピンとくるレストランも少なかったので、美味しいものを食べたい場合はマドリードがよいかと思います。

Buen viaje!!!