2023年1月〜2月に32日間かけてオランダを一周してきました。コーヒーの消費量が多く、おしゃれでおいしいカフェも多いオランダですが、スタバの数もそれなりにあります。正直味だけで言えばローカルのカフェに入ることをおすすめしますが、ミルクの種類を選べたり、デカフェにできたりとカスタマイズの幅が広いのがスタバの特徴。タンブラーやご当地マグも欠かせません。オランダのスタバ事情について、メニューからグッズまで詳細にご紹介します。
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オランダのスタバドリンクメニュー
まずは気になるドリンクメニューからご紹介します。物価の違いから、日本のスタバと比べると1.5~2倍ほどの価格になっています。なおオランダのスタバにスモールサイズはなく、トール、グランデ、ベンティの3種類です。以下ではトールサイズの値段を記します。
定番メニュー
温かいコーヒー
- カプチーノ:4.45€
- カフェラテ:4.45 €
- キャラメル・マキアート:5.55€
- モカ/ホワイト・モカ:5.55€
- アメリカーノ:3.65€
- ドリップコーヒー:3.65€
- フラット・ホワイト:4.25€
- エスプレッソ/リストレット:3.30€
冷たいコーヒー
- アイスブラウンシュガー・エスプレッソシェイク:4.95€
- コールドブリュー:3.95€
- コールドブリューラテ:4.45€
ティーシリーズ
- チャイラテ/抹茶ティーラテ:5.25€
- 各種ティー:3.25€
- アイスティー:4.25€
フラペチーノ
- キャラメルフラペチーノ:5.55€
- チョコレートチップフラペチーノ:5.85€
- クッキー&クリームフラペチーノ:5.85€
スターバックス・リフレッシャー
- マンゴー・ドラゴンフルーツ:4.85€
- クールライム:4.85€
- ストロベリー・アサイー:4.85€
2023冬の限定メニュー
わたしがオランダに滞在していたのは1月〜2月だったので、冬の限定メニューがどの店でもトップに掲示されていました。
- キャラメル・マカデミアラテ(オーツミルク):5.55€
- ハニー・ヘーゼルナッツラテ(オーツミルク):5.55€
- ソルト・プレッツェル・ホットチョコレート:5.55€
- ホットチョコレート:5.35€
カスタマイズ
西ヨーロッパの国では5年以上前からオーツミルク(haver)が流行り続けている感じがします。その他にも、アーモンドミルク(amandel)、ココナッツミルク(kokos)、豆乳(soja)などに変更が可能。シロップ(siroop)、ホイップクリーム(slagroom)、エスプレッソショットの追加はそれぞれ追加料金がかかります。
- シロップ(バニラ、キャラメル、ヘーゼルナッツ他):0.7€
- ホイップクリーム:0.7€
- 追加のエスプレッソショット:0.9€
日本では定番商品のメニューがレジ前に紙で置かれているのが一般的ですが、ヨーロッパのスタバではカウンター上にメニューが掲示されているだけなことが多いです。デカフェなどのオプションも、書かれていないだけで訊いたらつけてくれたりするので、気軽に訊いてみましょう。
オランダのスタバフード
ラインナップは店舗によってかなり異なっている印象ですが、以下のものをよく見かけました。
- ケーキ(アップルパイ、チーズケーキ)
- マフィン(ブルーベリーなど)
- パウンドケーキ(レモン、バナナ、キャロットなど)
- グラノーラ・ヨーグルト
またレジ前商品としてクッキーやバームクーヘンも陳列していましたが、オランダで特徴的なのはやはりストロープ・ワッフル。ベルギーのふわふわのワッフルとは異なり、薄く焼いた生地の間にキャラメルを挟んだオランダの伝統的なスイーツです。カップの上に乗せてふやかして食べるのがオランダ流。
オランダのスタバタンブラー
オランダのタンブラーは正直あまりかわいいものがありません。タンブラーの独自デザインがかわいいのはやっぱりアジアの国ですね。ヨーロッパ各国で見たことのあるデザインのものが多い印象です。
1月ですが、ちょっと季節外れのハロウィーンデザインも。売れ残りかしら?笑
これらはプラスチックのカップ。家でもスタバ気分を味わうことができますね。右側のカップはわたしも以前フランスで買ったものが家にあります。
冬らしいデザインのものも。
オランダのスタバマグ
オランダの主要都市では、それぞれの都市ごとのご当地スタバマグが売られています。昔は記念によく購入していましたが、このマグ少し大きいんですよねぇ・・・容量が半分くらいのマグを売ってくれたら喜んで買うのにと最近は思っています。
オランダのスタバその他グッズ
タンブラーやマグ以外にも個性的な商品が売られているオランダのスタバ。水にもぐる人魚をイメージしたストッパー?(なんて言うんだろう)がとってもかわいくてついつい買いそうになりましたが、いつ使うんだろう?と冷静になって保留。
こちらの肩掛けカバンはリサイクルされたプラスチックと、コーヒー粕から作られているそう。すごい!
スタバで注文する
スタバは世界共通なので雰囲気で注文できてしまうかと思いますが、日本と異なるポイントをご紹介します。
英語orオランダ語?
オランダではほとんどの人が英語を話します。そのためスタバで注文する時は100%英語でOK。移民も多い国なので、英語で注文するお客さんも多く見かけます。
一方で、メニューや街中の各種案内などはオランダ語のみなことが多いので、その場合は頑張って解読する必要があります。アムステルダムをはじめとした観光都市ではオランダ語と英語をメニューに併記するカフェやレストランも多いですし、スタバに限って言えばアメリカ発祥ということでそもそもメニューが英語名です。
自分の名前を伝える
会計の最後に、大抵名前を聞かれます。これはオランダに限らずヨーロッパ諸国や北米では一般的で、飲み物が準備できた時に名前で呼ばれます。日本名の場合、馴染みがなく綴りを聞かれることもありますので英語かオランダ語のアルファベットで伝えましょう。
オランダ語のアルファベットは英語とほとんど同じですが、音が異なるものがいくつかあります。特に特徴的なのが”J”の音。je, jij, jiなどの母音とつながって英語の”Y”の音になります。そのためわたしの名前も綴りを伝えない場合はJukikoに。とてもオランダらしくて嬉しくなりました。
カード支払いが一般的
カード支払いが一般的なオランダ社会。日本の「現金のみ、カードお断り」とは逆に、”Pinnen graag, no cash”(カード支払いのみ、現金お断り)という張り紙をよく見かけます。そのため基本的に支払い方法は聞かれませんし、こちらから「カードで」などと言う必要もありません。スタバでは特に張り紙を見かけなかったので現金を使うこともできるとは思いますが、現金で支払っている人をわたしは1人も見かけませんでした。
オランダのスタバはどこにある?
街中を歩いていれば見かける程度には一般的なスタバですが、主要駅に隣接している店舗が一番見つけやすいと思います。アムステルダム、ロッテルダム、ライデン、フローニンゲンなどのいわゆるその街の中央駅(Centraal Station)はもちろんのこと、街の中で中央駅とは別にハブとなるような駅にももれなく入っています(Amsterdam Sloterdijk駅、Den Haag HSなど)。
電車の待ち時間などに気軽に入ってみてはいかがでしょうか?2019年に書いた記事の方ではスキポール空港のスタバ店舗などについてもご紹介していますので、併せて読んでいただけるとうれしいです。
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
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