今回イスタンブールに行くにあたり、ターキッシュエアラインズを利用しました。ターキッシュエアラインズを利用するのは今回が2回目。昨年マルタへ行くのに利用した際は乗務員の対応が酷すぎて、「こんな航空会社2度と使うか!」くらいに思っていたのですが、やはり便利さと安さには勝てずちょうど1年後の今年早速利用してしまいました。
前回は遅延対応のことばかりでグランドサービスについて何も書けていなかったので、今回改めてご紹介します。
Contents
成田↔︎イスタンブール便 TK0053とTK0052
今回わたしが利用したフライトはTK0053(成田→イスタンブール)とTK0052(イスタンブール→成田)便です。どちらもターキッシュエアラインズとANAの共同運行便なので、日本語を話せる乗務員が少なくとも1人乗務しています。
TK0053便は00:00に成田を出て翌朝05:40にイスタンブールに着き、TK0052便は01:55にイスタンブールを出て同日19:40に成田に着くので、中2泊でも実質的には丸3日使えるためかなりイスタンブールを満喫することができます。
ターキッシュエアラインズの成田空港でのターミナルは、「ターミナル1」です。
ターキッシュエアラインズのオンラインチェックインの注意点
ターキッシュエアラインズではオンラインチェックインをすることができますが、成田から乗る際は少し注意が必要です。
というのも、一般的な航空会社であれば「オンラインチェックインをした」と言うだけでDROP-OFFの列に通してもらうことができるのですが、ターキッシュエアラインズではDROP-OFF列に入る前にオンラインチェックインをしたという証拠を見せる必要があるというのです。
にも関わらずオンラインチェックイン後にメールが自動送信されるでもないし、この画面のスクリーンショットを撮っておいてねと書いてあるわけでもないしで、せっかくオンラインチェックイン済みなのに列に入るまでにかなりもたもたしてしまいました。
はじめに応対していたスタッフの日本語が片言だったので何か勘違いしているのでは?と思い日本人スタッフに聞いてみましたが、これが決まりだと言います。結果、その場でもう一度オンラインチェックインの手順を踏むことに。
オンラインチェックインをされる方は、完了ページの「搭乗券を発券する」ボタンを忘れず押して、自分宛にメールを送るか表示されたPDFのスクショを撮ることをお忘れなく。
イスタンブール新空港でのチェックイン
なおイスタンブール新空港ではオンラインチェックイン済みの人とそれ以外の人で列が分かれておらず(何なら便ごとにカウンターも分かれておらず)、”All Check-in”という列1本だけとなっていました(新しい!!!)。
オンラインチェックインをしていない人はカウンター前の機械で自分でチェックインしてからでしかAll Check-in列に入れないようだったので、やはりオンラインチェックインを済ませておいた方がスムーズかと思います。
ターキッシュエアラインズの機内サービス
続いてはターキッシュエアラインズの機内の様子です(もちろんエコノミーのみ)。
足元はこんな感じ。もちろん広くはないですが、フットレストがありました。前ポケットにはそこそこゆとりがあります。
ターキッシュエアラインズの機内食・飲み物
TK0053便とTK0052便では機内食が2回出ます。
TK0053便(成田→イスタンブール)の機内食
成田発のTK0053便では和食かトルコ風洋食から選べます。
こちらがディナー。左が鳥もも肉の四川風、右が鱈のグリルです。
飲み物は英語メニューのみで日本語メニューはありませんが、一般的な航空会社との差分だと、自家製レモネードやサワーチェリージュースがあります。アルコールもビールだけでなくウィスキーが用意されていました。
朝食にも和食が準備されています。左がスクランブルエッグ(付け合わせのマッシュルームは美味しくない)と、右が鯖のグリルです。
機内食の中ではかなり美味しい方かと思いますが、総じて味付けが濃いです(機内食は全体的に濃い味付けがされていますが、それを踏まえてもかなり濃い)。
ただ1つ嬉しいことがあって、それはパンが美味しいこと!どの航空会社でもパンは必ずと言っていいほど供されますが、どれもパサパサでいつもは全然手が伸びません。それがどうでしょう。ターキッシュエアラインズのパンは外はカリッと、中はふかふかしていて普通に美味しいんです。さすがパン大国トルコ。街のパン屋さんと遜色ないほど美味しいとは言えないものの、空の上で食べるには十分なくらい美味しくてびっくりしました。
TK0052便(イスタンブール →成田)の機内食
飲み物メニューはTK0053便とまったく同じです。TK0052便は深夜2時前にイスタンブールを発つため、眠たすぎて最初の食事をいただくことはできず2回目の食事のみの写真です。ただ、途中でお腹が空いてしまい間食のベーグルをいただいたのですが、これがまた普通に美味しくてさすがトルコ!と思いました。
ターキッシュエアラインズのアメニティ
ターキッシュエアラインズでは登場後にアメニティセットが配られるのですが、昨年利用した時と比べてアメニティが進化していました。
まずアメニティ袋が普段使いできるくらいにしっかりしていてかわいいんです。その中にはソックス、アイマスク、耳栓、歯ブラシ+歯磨き粉、スリッパ、そしてリップバームまで入っています。
ターキッシュエアラインズの機内エンタメ
ターキッシュエアラインズでは豊富な数の映画が用意されていますが、日本語対応しているのはほんの一握りだけ(しかも聞いたことがないタイトルの映画w)のようでした。英語であれば最新作から往年のヒット作まで幅広く用意されていたので、雰囲気で楽しむことはできるかも。
ただ成田↔︎イスタンブールは片道約12時間とそこそこ時間があるので、暇になりそうな方はアマゾンプライムなどで映画をダウンロードしていった方がいいかもしれないですね。
そのほか音楽やテレビ番組も日本語版はほとんどなく厳しい戦いが強いられていました。
ターキッシュエアラインズの機内Wi-Fi
ターキッシュエアラインズではフライト中にWi-Fiが繋げるようだったので楽しみにしていたのですが、なんと事前に専用のアプリをダウンロードしておかないとWi-Fiに接続することができないようでした。
それらしい名前のネットワークはあるのにログイン画面が立ち上がらなくてずっとなんでだろうと思っていたところ、座席画面上に案内を見つけまして。専用アプリと座席の端末でペアリングをする必要があるようです。
ターキッシュエアラインズのマイル
ターキッシュエアラインズはスターアライアンスに加盟しているため同じスターアライアンスのANAのマイルを貯めることができます。しかしエコノミークラスの場合、I、R、X、N、P、W、U、G、Fクラスの航空券はANAマイルでは積算対象外になっているので注意が必要です。
例えばGクラスはターキッシュエアラインズのマイルでは成田→イスタンブールで2,878マイル貯まりますが(区間マイル5,755マイルの50%積算)、ANAマイルでは積算対象外のため0マイルとなってしまいます。
ターキッシュエアラインズの預け入れ手荷物が破損!ターキッシュエアラインズの対応について
な、な、なんと!TK0052便で成田に戻ってきたところ、ターキッシュエアラインズに預けていた愛用のスーツケースの角が破損していました・・・!!!( ̄▽ ̄;)!!ガーン
上部の角の亀裂だったのですぐに気が付いたのですが、こういうときどうしたらよいのかがわからなかったので、とりあえず加入していた保険会社のHPをいそいそと検索。すると、保険金を請求するためには証明書が必要である、と記載がありました。
出国階と違い到着階は航空会社のチェックインカウンターがあるわけでもないので、取り急ぎ成田空港のインフォメーションに事情を話してみると、即座に空港内のターキッシュエアラインズに電話をかけてくれ、3分後にはターキッシュエアラインズのスタッフ(日本人)が駆けつけてくれました。
以前ターキッシュエアラインズの遅延対応で嫌な思いをしていたので、今回も戦うことになるのかな・・・とドキドキしていたのですが、終始低姿勢で親身になって即座に証明書を書いてくれました。
ターキッシュエアラインズからしたら、自分たちが預かっている間に割れたとも必ずしも言えないはずなのですが、すんなり書いてくれて対応も気持ちよくて、破損したことはとっても残念ですが悪い気はしませんでした(最悪、「預け入れる前のスーツケースの写真がないと書けません」と言われることも想定していたので、、、)。
保険金で新しく購入したスーツケースの話はこちら。
航空会社に預けたスーツケースが破損!修理?買換え?保険金請求の方法
ACEの「ハント・ソロ(HaNT solo)」スーツケースがかわいくて便利!HaNTシリーズで1番のおすすめ
おまけ:イスタンブール新空港の無料Wi-Fi接続方法
イスタンブール新空港では無料Wi-Fiが飛んでいるようだったのですが、成田から到着した際には何度試してみても接続することができず、新しい空港なのにWi-Fiに繋げないなんて・・・と思ったりしました。
というのも、空港Wi-Fiに接続するとSMS認証もしくはパスポートでのログインという選択肢があるのですが、異国の地で通常のsimカードではSMSは受信できないし、パスポート番号を入力する画面ではパスワードを求められ、そもそもパスワード設定してないし状態に陥ってしまうのです。
そこでイスタンブールから成田に帰る際に空港のインフォメーションセンターで聞いてみると、なんとパスワードをこの機械に通すと使えるとのことでした!シンガポールのチャンギ空港と同じ仕組みだ・・・
言われてみると確かにこの機械、空港のあちこちにあります(インフォメーションで尋ねたのが出国後だったので、出国前にあったかは確かではありません)。
この機械にパスポートをスキャンするとレシートが印刷され、そこにパスワードが記載されます。ただしこのWi-Fi、無料で接続できるのは1時間だけ(それ以降は有料)。
接続してみた結果、印刷してから1時間ではなく接続開始してから1時間だったので、カフェやソファで席を確保してから繋ぐのが良さそうです。なお1つのレシートで最大2デバイスまで繋ぐことができるので、2人で旅行される方は1枚1時間ずつ使えば最大で2時間利用できることに!うまく利用してみてください!
記事作成には膨大な時間と労力がかかっています。少しでも「面白い」「役に立った」と感じていただけましたら、応援いただけると幸いです。1文字2円、100円から応援できます。定期的にご支援いただける方を対象とした「メンバーシップ」プラン(100円/月〜)ではブログにご支援者のお名前を掲載いたします。
7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。2023年6月バンコクに新築コンドを購入。最新の旅の写真はInstagramで投稿。
お知らせ:アジア各国で見つけた雑貨を近々オンライン販売する予定です。本サイト「ゆっこぷー・どっとこむ」でもお知らせ予定ですので、ご興味を持っていただけた方は、サイトをブックマークいただくか、上のボタンからInstagramをフォローいただけると幸いです。販売前の商品を個別に先行販売(10~15% OFF予定)することも可能ですので、どんな商品があるか気になる方はお気軽にDMください。