今回のバンコクの旅ではSPGカードの恩恵を最大限受けるべく、マリオット・ボンヴォイのホテルを1泊ずつ転々としてきました。その1泊目に選んだのがWバンコクホテルです。本記事ではWバンコクホテルの宿泊記を紹介します。
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Wバンコクホテルとは
Wバンコクホテルは「音楽好きの若者向け」を謳っているホテルで、確かに色使いや部屋の雰囲気はかなり攻めているホテルでしたが、スタッフの対応はもちろん至極丁寧。ターゲットに合わせてか若いスタッフしか見かけなかったのですが、みなとても一生懸命で誠実さが伝わってくる接客で、20代後半のわたしにとっては格式高いホテルのスタッフよりもずっと “ちょうどいいな” と感じられました。

ここは1階のレセプション横にあるバーで、夕方にチェックインしたタイミングではほぼ人がいませんでしたが、夜になるとDJや正式にドレスアップした人々が次から次へとやってくるディスコになっておりました。ちなみにここに載せてる画像はどれも加工しておらず、夜はリアルにこの光の色です(昼間はまったく普通の色です)。

スタッフは全員若い方で、かしこまった感じがなくわたしにとっては好印象。ボーイさんなんかは荷物を取ってくるために全力疾走してくれたりします。




Wバンコクホテルの立地・アクセス
Wバンコクホテルは、BTSシーロム線のチョンノンシー駅から徒歩5分ほどにあります。一年前にバンコクにきた時にはこの辺のエリアはあまり発展しているイメージがなかったのですが、雰囲気だけで言うと東京の汐留に似ているようなかなり近代的なエリアです。
隣にはマハナコンタワーというバンコクのシンボル的なジェンガのような建物が建っていたり、徒歩10分ほどの場所には王室料理人を務めていたシェフが振るう応対王宮料理レストランThanying(タンイン)もあったりと便利な場所です。
Wバンコクホテルでのspgアップグレードはありやなしや?
気になるのは、WバンコクホテルでSPGのアップグレードがあったかどうかですが、結論からいうと1ランクアップしてもらえました!
わたしたちはSPGアメックス(年会費3万円)で自動的に付帯される「ゴールドエリート」ステータスで、上のクラスに空きがあればアップグレードしてもらうことができます(クラブラウンジ利用はプラチナエリートから)。
今回Wバンコクホテルでは一番下のワンダフルルームで予約していたのですが、見事ひとつ上のスペクタクルルームにアップグレードしてもらうことができました!
2ランクアップグレードもあると聞いていたのでちょっと残念ではありますが、マリオット系列での宿泊歴がゼロなのでこんなもんかなとも思います。
用意されたお部屋は17階の角部屋で、廊下を端まで突っ切っていきます。


それでは続いてスペクタクルルームを紹介していきます。
Wバンコクホテルの “スペクタクルルーム”
Wバンコクホテルのスペクタクルルームは、広さ43平米の角部屋でベッドルームが三角形をしています。

ベッドに書き物机にローテーブルとローチェアが一組備え付けられています。

マットレスは硬めですが枕はかなり柔らかめです。
奥側が全面窓になっていて、朝はめちゃくちゃ明るいです。

ウェルカムギフトのクッキーと手書きのウェルカムメッセージが用意されていました^ ^

テレビはベッドからちょうど見える位置においてあり、そのお隣にはミニバーも。


浴室はなかなか見ないタイプで、ベッドルームと浴室を分厚いカーテンで仕切る形でした。ただしベッドルームと浴槽側の壁はすりガラスで仕切られていて、ある程度透けて見えるので、友達や家族での利用はあまりオススメできないかも笑


シャワールームももちろんあり、水圧はパーフェクト。シャンプー/リンス/ボディソープももちろんありますよ。

洗面台周りはこんな感じで、ドライヤーにバスローブ(そこそこ厚め)が用意されています。ドライヤーは結構強いです。

その他アメニティはこちら。Wバンコクホテルのブランドのようです。

ついでにトイレも。カーテン閉めないと丸見えです笑

部屋にはミネラルウォーターが1人につきなんと3本も用意されていて、これは純粋にとてもありがたかったです。”It’s on us” と書かれているボトルがホテル持ちのお水で、それ以外は有料です。

スペクタクルルームから望む “マハナコンタワー”
Wバンコクホテルのスペクタクルルームの全面窓からはなんと!バンコクのシンボルである、マハナコンというビルが目の前に見えるのです!!!

しかもわたしたちのお部屋17階からはちょうどジェンガのような部分が目の前に来ていたので、ものすごくテンションが上がりました。
日本にはこういう面白いビルがなかなかないのでとっても斬新ですよね。
Wバンコクホテルの朝食
Wバンコクホテルの朝食はかなり満足度が高かったです。

席に案内されるとまず、卵料理のオーダーを聞かれます。目玉焼きやスクランブルエッグ、ポーチドエッグにゆで卵から選べます。卵料理がデフォルトなのは欧米のゲストが多いからでしょうかね。
それにコーヒーか紅茶どちらにするかも。コーヒーの場合はカップごとですが、紅茶の場合温かいポットで提供してもらえます。

そのほかはビュッフェ形式の朝食なのでいざレッツゴー!
まず目に入るのは鶏が丸々吊るされた海南チキン。わたしはon the riceではなく on the noodleでいただきました。

アジア系のホテルで間違いがないのがその場で茹でてくれる麺類。米粉麺と卵麺の2種類がありました。

そのお隣は、タイ料理…というよりはインド料理や中東メニューかな?


点心も間違いがないものの一つ。ここだけで4種類の点心が勢揃い。

ここはザ・タイな料理達ですが、どちらかというととても滋味深い味わいで、とんがった味は少ない印象です。


一番端にはおかゆが用意されていて、トッピングの種類が半端ない。






フルーツはザ・南国ですよね(わたしは苦手・・・)。


パンは普通のお食事系パンだけじゃなくデニッシュやドーナッツなどのデザートパンが多くて、とてもびっくりしました。今まで泊まったホテルの中でもかなり種類が多い方です。






わたしはパンが大好きなのですが、まぁ言ってみればパンは日本でもどこでも食べられるので、今回はアジア尽くしセレクトにしてみました。

この手前の麺がとっても美味しくて、米粉の麺よりも黄色い卵麺を断然おすすめします。海南ライス用の鶏肉を載せるとますますおいしい!

Wバンコクホテルにあるタイの国家遺産 “The House on Sathorn”
Wバンコクホテルの車寄せのすぐ隣に黄色い建物があるのですが、これはタイの国家遺産に指定されている建物で、今ではアジアのレストランベスト50にも数えられたレストランになっているんだそう。Wバンコクホテルとのアンマッチ感がすごいけども…

追記:2023年6月にこちらのレストランにお伺いしました。詳しくは以下の記事でご紹介しています。
タイの国家遺産The House on Sathornでいただく創作タイコース
Wバンコクホテルで売られていたかわいいバッグ
最後は完全におまけなのですが、Wバンコクホテルのエレベーターホールの手前で、とってもかわいいスイカデザインのバッグを発見してしまいました…!このバッグ、そんなに高くないのにめちゃくちゃ丁寧に作られていて、ものすごくしっかりしているのです。外だけでなく中もスイカ柄になっていてバンコクにぴったり!

以上、タイのWバンコクホテルからお届けしました。Marriott系列の中ではだいぶ安い方のホテルなので、このロックな感じが嫌いじゃなければかなりおすすめです!
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7年間の会社員生活ののち、2023年からフリーランス。会社員時代は年に5~8か国を旅行。フリーになってからは長期滞在で暮らすように旅行中。23年6月バンコクに新築コンドを購入。一児の母(23年・24年は妊娠・出産に伴い更新少なめ)最新の旅の写真はInstagramで投稿中。